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【徹底解説】ひどい場合には手術も必要になる踵骨棘の原因は?

岩本玄次 先生

公開日 :2019/05/28

更新日 :2019/09/02

朝起きるとかかとが痛い、歩くのがつらいほどかかとが痛むという方は、すでに「踵骨棘」というかかとの病気を持っている可能性が高いです。

これはかかとの骨に大きなストレスがかかる病気で、なかなか痛みが引かないこともあります。

しかし、この「踵骨棘」という病気を耳にしたことがある方はあまり多くないことでしょう。

そこで今回は、怖いかかとの病気、「踵骨棘」について詳細に説明したいと思います。

症状や改善方法などを知ることができるので、ぜひ読んでみてください。

目次

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踵骨棘(しょうこつきょく)とは?


【踵骨棘】とは、かかとの骨の下面にできる骨の突起で、別名、足底筋膜炎とも言います。主な症状は歩行時や起床時のかかとの痛みで、踵骨棘になるとかかとにとげのようなものがある感覚を持つようになります。

踵骨棘の起こるメカニズムは、かかとの下から足指の付け根まで伸び、土踏まずを支える足底筋膜と呼ばれる部分がかかとの骨を必要以上に引っ張ることです。

この状態が続くと骨のとげが作られやすくなります。この踵骨棘は人によって痛みの程度が異なり、中には症状が出ない人もいます。また、自然に治癒することもあるのが踵骨棘の特徴の一つです。

原因

踵骨棘の主な原因は3つあると考えられるため、ここではそれぞれ一つずつ紹介していたいと思います。

①加齢
②激しい運動をすること
③足のアーチの度合いの低下

①加齢

特に40代や50代で発症することが多く見られます。立ち仕事などで長年かかっていた足底筋膜からのかかとへの負担が痛みとなって表れやすい年齢です。 

②激しい運動をすること

若い世代の方でもサッカーをすることや、マラソンが趣味の人は注意が必要です。激しい運動をすることで足全体に負荷がかかることが原因となることもあります。

③足のアーチの度合いの低下

足の骨格は通常アーチのような弧を描いています。しかし、偏平足のように足が平らでアーチがない人は足底筋膜が緊張しやすくなり、かかとの骨膜にもストレスが加わりやすくなります。

以上3点が踵骨棘の原因と言われています。ぜひ覚えておきましょう。

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引き起こすリスク

かかとに出る痛みや緊張状態を放置すると、頭痛や腰痛の原因になることもわかっています。かかとは膝や背中、頭などの骨格を支えるための1つの軸です。

しかし、軸となるかかとが痛みや緊張によって筋肉や骨格をゆがめてしまうことにより、そのゆがみを補うために全身の筋肉を常に過剰に使い続け、結果的に全身のバランスを崩すことになるのです。

そのため、かかとの異常は腰痛や頭痛、さらには肩こりや自律神経の異常なども引き起こしかねません。ですから、かかとの異常はかかとの問題だけとは考えず、全身へと広がるリスクにつながることを覚えておきましょう。

最初に説明したように、踵骨棘はかかとの痛みが問題で、重症化してしまうと歩くことが辛くなります。そうなると、外へ出ることがおっくうになってしまうかもしれません。

また、朝起きた時に足を動かすとかかとが痛むため、起床の時間が怖くなることも考えられます。通常の生活を送るためにも、踵骨棘のような症状を覚えたらとにかく早めに病院に行くことが急務です。

4つの改善策

・インソール
・リハビリ/ストレッチ
・靴選び
・サポーター

インソール


踵骨棘の痛みの軽減には、靴の中で足の裏が直接当たるインソールで機能性の高い物を手に入れることがおすすめです。

また、インソールは基本的に靴に入れるだけで済み、中には1000円以下で買える品もあるので最も手っ取り早く治せる方法です。

現在、販売されているインソールはかかとの痛みを吸収するようなクッション性のある商品や、足底筋膜の緊張を抑えられるアーチサポーターという機能を搭載した商品があります。

ただし、自分の靴にフィットしたタイプのものを選ばなければ意味がなくなるので、慎重に購入するようにしましょう。

リハビリ/ストレッチ


踵骨棘の痛みを緩和するのにおすすめのリハビリ/ストレッチは、かかとや足底筋膜はもちろん、足の筋肉が硬くなることを防ぐために有効です。

足の筋肉に硬さがあると足底への全体的なストレスが重くなってきます。

そこで今回は足底筋膜や足の筋肉を柔らかくできるストレッチを教えます!以下2点にまとめてみたので、ぜひ試してみましょう!

①足底筋膜のストレッチ・・・まずはバランスを取るために壁に両手を突きます。膝を曲げて座り、足の裏は床につけずに指を反らします。

②ふくらはぎのストレッチ・・・今度も壁に両手を突きます。ここでは基本的に立つ姿勢で、まずはどちらかの足を前に出しましょう。残った後ろ足のかかとが床から離れないようにすることでふくらはぎのストレッチができます。

靴選び


インソールやリハビリ、ストレッチに加えて効果的な改善方法は、ずばり靴の選び方になります。

靴の履き方に気を配るだけでも改善具合は異なってきます。

最近では、最初から足のアーチを促せるようなインソール入りの靴、インソールのかかと部分に衝撃を与えすぎないよう、柔らかい素材を使用した靴が存在します。

また、最初の方で説明した偏平足を促すような平らな靴はあまりおすすめできません。

「トウスプリング」と呼ばれるつま先が反ったタイプの靴であれば、かかとにストレスをかけにくい足のアーチを促すことが可能です。

また、靴選びで覚えておくとよいのは、なるべくサイズの大きすぎる靴を避けることです。サイズの大きな靴を履くと脱げないように靴の中で足が大きく振り回すことになり、余計な力を使ってしまいます。

ですから、サイズの合う靴を選ぶことが踵骨棘を防ぐ点では重要なポイントになります。

サポーター

他にも踵骨棘を防ぐためには、かかとを保護するサポーターの使用も効果が見込めます。

サポーターは基本的にかかとに対して上からかぶせるような形で、衝撃吸収素材によってかかとへの負荷を減らすことが目的です。薄くて丈夫なサポーターもあり、お値段もお手頃なタイプの品があるので、検討してみるのもいいでしょう。

サポーターに関しても多種多様な商品がAmazonや楽天にて販売されています。

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痛みがひどい場合は手術

痛みの程度は一概に描写できないことが踵骨棘の特徴とも言え、中には全くと言っていいほど歩けないような痛みを持つ人もいます。そうなると手術に踏み切るしかありません。

一般的な踵骨棘の主な手術方法は、簡単な方法を挙げれば、骨でできたとげを除去するか、または足底筋膜の付着部を切り離すことです。しかし、その費用は手術だけでも5万円かかります。

場合によっては入院や診療を含めることもあるので、その場合は合計で13万円ほどに上り、決して安いとは言えない価格です。

すなわち、軽い症状のうちに早めに行った方が治療も複雑にならなくて済むということになるでしょう。

体外衝撃波療法という治し方も

仮に一般的な手術を行っても完治しない場合は、「体外衝撃波療法」という手術を行うこともあります。

【体外衝撃波治療】とは、衝撃波をかかとに当て、痛みを伝える末梢神経の働きを弱くした上で、傷んだ足底筋膜の修復を促進して痛みを和らげる方法です。

治りにくい足底腱膜炎に対しては保険適用がありますが、専用の医療機器が必要なため、実施が困難なことが大きなデメリットです。

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まとめ

朝起きた時からかかとが痛む踵骨棘は、そのまま放置すると難しい手術を必要とする病気であることが分かったはずです。

どんな病気でも言えることで、早いうちから治療を行わなければ後悔するのは自分です。

踵骨棘に関しても、かかとの痛みが出現したらすぐに病院に行きましょう!

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