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【インターハイ優勝経験者 監修】バドミントンに必要なフットワークとは?リズムや練習方法を初心者向けに動画で徹底解説!

山角太佑

公開日 :2019/05/11

更新日 :2020/05/11

バドミントンにおいて、フットワークは非常に重要な要素です。

なぜなら、フットワークを速く、正確に出来ないと、良い体勢でシャトルを打てなかったり、シャトルへの反応が上手くできないからです。

しかし、フットワークを速く、正確にする具体的な方法や練習方法を知らない人も多いのではないでしょうか。

ただ、がむしゃらにフットワークの練習の数こなせば良いというものではありません。

そこで、各方向へのフットワークの方法と練習方法を具体的に解説していきます。

目次

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バドミントンにおけるフットワークとリズムの基本


まず最初に、バドミントンのフットワークにはリズムが最も重要な要素であることを解説していきます。

バドミントンは約82平方メートルのコートの中に様々な方向から、相手からのショットが飛んできます。

普通に考えれば、反応するのは至難の技ですが、それに対応するにはフットワークのリズムが大切になってきます。

リズム良く動くことで相手のショットに反応することができます。

フットワークのステップとしてリアクションステップというステップがあります。

リアクションステップとはラリー中、相手が打つ瞬間にコートに両足がつくように、軽くジャンプしてから各方向に動くステップです。

このリアクションステップをラリー中に繰り返し行うことで、相手のショットに反応することができます。

「リアクションステップ→各方向へフットワーク→シャトルを打つ→ホームポジションに戻る→リアクションステップ」の一連の動作を繰り返し行うことで相手のショットに反応することができるようになります。

ポイントは、相手が一定のリズムでショットを打つとは限らないので、いかに相手が打つタイミングに合わせてリアクションステップができるかがポイントになります。

前方向へのフットワーク

ネット前のプレーで優位に立つためにも、前方向へのフットワークはとても重要です。

また、前方向へのフットワークは、シャトルと自分の距離によって足運びを変えることがポイントになってきます。

正しいフットワーク法を学び、正確なフットワークができるようになりましょう。

フォアハンドで前方向へ


前方向へのフットワークは自分とシャトルの距離によって足運びを変えることが重要です。

具体的には、まず、重心を前方向に崩します。重心を崩すというのは、体を移動したい方向に倒していくということです。

重心を崩すのはバドミントンにおける全てのフットワークに共通しています。

【シャトルとの距離が近い場合】
シャトルとの距離が近ければ、重心を崩した後に、動画のように左足を右足にクロスさせて歩幅を小さくすることで、短い距離を素早く移動することができます。

【シャトルとの距離が遠い場合】
シャトルとの距離が遠ければ、左足が右足を追い越すようにステップすることで歩幅を大きくすることで、遠い距離へも届くようになります。

フットワークで最後の足を踏み出した時に、後ろの足を前出した足に引き付け過ぎないようにすることで戻りも速くなります。

バックハンドで前方向へ

バックハンドで前方向にフットワークをする場合も、重心を崩すこと、後ろ足を引き付け過ぎないようにすることはフォアハンドで前方向にフットワークをする場合と同様です。

しかし、足の運びはフォアハンドとバックハンドで異なります。

【シャトルとの距離が近い場合】
シャトルとの距離が近い場合は動画のように重心を崩して、左足を小さく前に出します。その後に右足を出していきます。

先に左足を小さく出しておくことで、右足をそのまま出すよりも遠くの場所にも届きます。右足の幅を変えることで近、中距離に対応することができます。

【シャトルとの距離が遠い場合】
シャトルとの距離が遠い場合はステップの数を増やすことで対応します。

まず、重心を崩す、左足を出す、右足を出すまでは距離が近い場合と同じです。その後に、出した右足の後ろに左足を交差
させて、もう一歩大きく右足を出します。

このようにステップを数を増やすことで遠い距離にも対応することができます。

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後ろ方向へのフットワーク

後ろへのフットワークは足運びの種類が多く、状況によって使い分ける必要があります。

今回は基本的な後ろへのフットワークをシャトルへの距離が近い場合と、遠い場合の2パターンを動画に合わせて丁寧に解説していきます。

フォア奥へ下がる

フォア奥へのフットワークもシャトルとの距離が近い場合と、遠い場合の2パターンあります。

【シャトルとの距離が近い場合】
シャトルとの距離が近い場合は動画のように、重心を崩し、少しジャンプしてネットに対して体を斜めにする。

その後、体を捻りながら左足を右足の後ろにクロスさせ、右足を出して打つ。この時に体のひねりを生かしてスイングすることが大事です。

【シャトルとの距離が遠い場合】
シャトルとの距離が遠い場合はその場でネットに対して体を斜めにした後に、サイドステップをして距離を調整、その後は近い場合と同様に足をクロスさせていきます。

打った後は右足を前に出して、その勢いのままホームポジションに戻ります。 

バック奥のフットワーク

バック奥へのフットワークもシャトルへの距離が近い場合と、遠い場合の2パターンあります。

【シャトルとの距離が近い場合】
シャトルとの距離が近い場合は、まずは重心を崩してネットに対して体を斜めにします。

その後、左足で地面を蹴り、右足を大きく引きながら体を反転させます。右足でしっかり踏み込んでスイングします。そして、左足で地面を蹴ってホームポジションに戻ります。

【シャトルとの距離が遠い場合】
シャトルとの距離が遠い場合は、シャトルへの距離が近い場合のフットワークで体を反転させた後にサイドステップを入れます。

サイドステップを入れて距離を調節することでより遠くへ移動することができます。

バック奥のフットワークは体を反転させるところが特に重要なので、素早く体を反転させるように意識しましょう。

サイド方向へのフットワーク

サイド方向へのフットワークは、主にスマッシュレシーブのために多用します。

速いスマッシュにもしっかりと対応ができるように、瞬発力を生かして素早くフットワークすることが必要です。

フォアとバックの両方のフットワークを解説していきます。

フォアサイドのフットワーク

フォアサイドのフットワークをシャトルへの距離が近い場合と、遠い場合の2パターンに分けて解説していきます。

【シャトルとの距離が近い場合】
シャトルとの距離が近い場合は、両足でコートを蹴って動き出し、右足を1歩出して打ちます。

【シャトルとの距離が遠い場合】
シャトルへの距離が遠い場合は、軽く右足を出した後に、サイドステップを入れて、より遠くへ移動できるようにします。

ポイントは、動画のように最後の踏み込んだ足をしっかり安定させることです。

しっかりと踏み込んでおくことで力強いスマッシュもコントロールを安定させてレシーブすることができます。

バックサイドのフットワーク

バックサイドのフットワークは

【シャトルとの距離が近い場合】
シャトルとの距離が近い場合は両足で地面を蹴り、左足を出して打ちます。フォア同様、シャトルに近い側の足を出すことで素早い反応ができます。

【シャトルとの距離が遠い場合】
シャトルへの距離が遠い場合は、左足から踏み込み、右足を大きく出して打ちます。

ポイントは左足で踏み込む時に左足のつま先を左側に向けることです。つま先を進行方向へ向けておくことでスムーズに左側への移動ができます。また、フォア同様踏み込んだ足をしっかり安定させることも大切になります。

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フットワークの練習方法

フットワークの正しい方法が分かったあとは、正しいフットワークを自分のものにするためにフットワークの練習方法を解説します。

練習方法は大きく分けて2通りあります。

①正しいフォームを意識してフットワークを反復練習する
②速いフットワークができるように足の筋力をつけること

の2つです。

フットワークの反復練習

フットワークの練習方法として最初にするべきことは、正しいフォームを覚えることです。なぜなら、いくらフットワークの反復練習をしてもそれが間違ったフォームなら、時間の無駄だからです。

正しいフォームとは、指導者によって言っていることが全然違うことがありますので、自分が気に入った有力な指導者の本や動画を見て、足運び・体の使い方に注目して覚えましょう。

この動画のように、最初はゆっくりで良いので正しいフォームを意識しながら反復練習をしましょう。

正しいフォームがスムーズにできるようになってきたら、少しづつスピードを上げて練習していきましょう。そうすることで、速く、正確なフットワークができるようになります。

ランニング

試合で速く、正確なフットワークを持続するためには足の筋力と体力が必要になります。

足の筋力、体力を向上するにはランニングが1番です。

ランニングは、足の筋力と体力を鍛えるのにもってこいのトレーニング法で、動画のように日本代表の練習でもランニングは重視されています。

さらに、長距離のランニングのみではなく、ダッシュも取り入れるとより良いです。

ダッシュは瞬発力を鍛えることができるので、フットワークの瞬発力を向上させることができます。

動画で解説!家でできるフットワークを速くする筋トレ

フットワークの練習方を2つご紹介しましたが、負荷が高くて継続が大変という方や、家から出ずに練習がしたいという方もいると思います。

そこで、家で簡単にできるフットワークを速くする筋トレを2つご紹介します。

膝浮


膝浮は家で簡単にできるフットワークのための筋トレです。

方法は簡単で、動画のように片膝をついて、片膝を床につけて、床につけてある膝を浮かすだけです。

膝浮は、片膝をついている方の足のハムストリングと大腿四頭筋を手軽に鍛えることができます。

大腿四頭筋はジャンプや、溜めの時に使い、ハムストリングは蹴り出すときや、踏み込んだ足の安定のために使います。

どちらもフットワークに必要な筋肉なので、膝浮で手軽に鍛えていきましょう。

斜トレ

斜トレはフットワークの蹴り出しを意識した筋トレ法です。

壁に体重をかけて、体を斜めにしておくことでフットワークの蹴り出しの瞬間を再現することができます。

そして、蹴り出す動作の膝を曲げる動きを反復することで、蹴り出しに必要な筋肉だけを鍛えることができます。

蹴り出す時に必要な筋肉はハムストリングなので、ハムストリングに負荷がかかっていることをしっかり意識しながら取り組みましょう。

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バドミントン初心者が意識するべき3つのフットワークのコツ

バドミントンの初心者がフットワークで意識することは3つあります。

【1つ目】
1つ目はリズムです。最初にも言いましたが、リズム良く動くことでシャトルへの反応を速めることができます。

初心者の方は「リアクションステップ→フットワーク→打つ→ホームポジションに戻る→リアクションステップ」の一連の動作を徹底して行いましょう。

【2つ目】
2つ目は正しいフォームです。先ほども説明しましたが、がむしゃらにフットワークをしても間違ったフォームだと、余計な動きなどが入ってしまって、効率が悪くなり疲れます。

最初はゆっくりで良いのでしっかりと正しいフォームを身につけましょう。

【3つ目】
3つ目はフォームの使い分けです。これも先ほど説明しましたが、同じ方向へのフットワークでも、自分とシャトルとの距離によってフットワークのフォームを使い分けることが必要になってきます。

この使い分けが自然にできるようになると、試合中の様々な状況にも対応できるようになるので、使い分けを意識しながら反復練習して自分のものにしましょう。

山角選手にSPOSHIRU編集部が聞いた!

SPOSHIRU編集部がこの記事の監修者である山角選手にバドミントンのフットワークについてお聞きしました!





SPOSHIRU編集部



Q.相手のスマッシュに素早く対応するためにどのような姿勢やフットワークを意識していますか?







山角選手



なるべく無駄のない、コンパクトなフットワークを意識しています。無駄のない動きをすれば、相手のスマッシュを利用して、逆に相手を追い込むこともできます。さらに、素早く反応するために、構えているセンターポジションでは、肩の力を抜いて一歩目を出来るだけ早く出せるようにしています。あまり身構えすぎると、体が硬くなり逆に一歩目を出すのが遅れてしまいます。しっかり構えるのはもちろんですが、相手をしっかりと見てある程度どのコースにスマッシュがくるのかを予想することが重要だと思います。



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まとめ

バドミントンにおいてフットワークはとても重要です。

しかし、フットワークは奥が深く、リズム、フォーム、筋力など様々なスキルを身につけることで、初めて速く、正確なフットワークをすることができます。

バドミントンを始めたばかりの初心者は、最初は正しいフォームのフットワークがやりづらいと思うかもしれませんが、正しいフォームを覚えることから初めてみてください。

基礎を始めのうちに固めておくことで確実にレベルアップしていくことができます。

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