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バドミントンbadminton

【インターハイ優勝経験者 監修】バドミントンのサーブの打ち方やコツを徹底解説!

山角太佑

公開日 :2019/05/11

更新日 :2019/07/08

バドミントンにおいてサーブはラリーが始まる最初の一打であり、ラリーの流れを左右するショットです。

しかし、バドミントンにおけるサーブはルールが細かく、しっかりと覚えておく必要があります。

さらに、サーブをただ打つだけでなく、目的や考えを持って打つことで試合を有利に運ぶことができます。

しかし、サーブを奥まで飛ばせない、サーブをどんな考えを持って打てばいいのかわからないと言う方も多いと思います。

今回は、そんな方のためにサーブの打ち方や、試合での活用方法を徹底解説していきます。

目次

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バドミントンのルール


バドミントンのルールは他のスポーツと比べて、とても単純で覚えやすいです。

しかし、バドミントンにおけるサーブのルールは細かいので、反則を取られないようしっかりと覚えておきましょう。

基本ルール・概要(得点と種目)

バドミントンとは室内競技でシャトルと呼ばれる羽毛球をネットを挟んで打ち合う球技の一種です。

【得点】
バドミントンにおける得点はネットを挟んでシャトルを自分と相手選手で交互に打ち合い、相手のコートにシャトルを落とせば自分に点が入ります。

21点先取の3セットで、先に2セット取ったら勝利です。

【種目】
種目としては、
・1人で戦うシングルス
・2人で戦うダブルス
・男女がペアになり2人で戦うミックスダブルス

の3種目があります。

サーブのルール


バトミントンのサーブには以下の4つのルールがあります。

①シャトルのコルクを打たなければならない
②サーブを打つ瞬間ラケットのシャフトが下を向いてなければならない
③サーブを打つ瞬間は両足がコートについてなければならない
④サーブの瞬間にシャトルの全体がコート面から1.15m以下でなくてはならない

というルールがあります。

少し多いように感じますが、慣れれば意識しなくてもできるようになるので、最初にしっかりと覚えておきましょう。

ダブルスの基本ルール・概要


ダブルスは2人1組でペアになり、2対2で戦います。

・男子ダブルス
・女子ダブルス
・ミックスダブルス

の3種類があります。

卓球のように一打ずつペアで交代して打つ必要はなく、ペアのどちらが打っても大丈夫です。

コートの広さはシングルスより一回り大きくなっています。

コートの中に4人いるので、シングルスよりもシャトルの打ち合いが速くなることが多く、シングルスよりも瞬間の速い反応が求められます。

フォルトとは

バドミントンにおけるフォルトとはサーブの反則のことです。

フォルトと判断されたプレーは無効となり、相手選手にポイントが入ります。

フォルトをしっかりと覚えて試合で不利にならないようにしましょう。 

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フォルトの種類

フォルトは「サーブの構え」「ラリー中」の2通りあり、それぞれに細かいルールが決められているため、最初は苦戦するかもしれませんがフォルトの種類と内容をしっかりと覚えていきましょう。

①アバブザウエスト
②アバブザハンド
③ラインクロス
④フットフォルト
⑤アウト
⑥ボーク

①アバブザウエスト

アバブザウエストとはサーブを打つ際にシャトル全体がコートより1.15m以下に入っていなければならないというルールです。

バドミントンを見たことが分かるかもしれませんが、バドミントンのサーブで打点の高いスマッシュのようなサーブを打っている人を見たことはありませんよね?

あれはバドミントンのコートはとても狭いため、サーブでいきなり、スマッシュのような速い球を打てば簡単に得点できてしまうため、競技として成立しなくなるからです。

なので、このアバブザウエストは簡単に得点が入らないように·サーブを打つ側が有利にならないようにするためのルールになります。

つまり、テニスのように高い場所からの攻撃的なサーブは打てないということですね。

②アバブザハンド

アバブザハンドはサーブを打つ際にラケットのヘッドが手より下でなければならないというルールです。

これもアバブザウエストと同じで、簡単に得点が入らないように·サーブを打つ側が有利にならないようにするためのルールです。

アバブザハンドにより、ラケットのヘッドを手より上にしての攻撃的なサーブが打てないようになっています。

③ラインクロス

ラインクロスとはサーブを打つ際にサーバーと、レシーバーの両方がラインを踏んだり超えたりしてはいけないというルールです。

サーバーのラケットからシャトルが離れた後はラインを踏んでも、超えても大丈夫です。

ラインクロスがないと、特にダブルスのサーブ時にレシーバーがサービスラインを超えてネット前までポジションを取ることができます

そうなるとサーブがネットを超えた瞬間に叩き落とすことができてしまい、簡単にサーブを打ち返せてしまいます。ラインクロスがあるおかげで、サーブの後のラリーが続くようになっています。

④フットフォルト

フットフォルトとはサーブを打つ際にサーバーとレシーバーの両方の両足がコートにぴたりとついていなければならないというルールです。

サーブを打つ際に、足を踏み出したり、浮かしたり、滑らしたりするとフォルトになります。

フットフォルトのルールがあることによってレシーバーはサーブを打つ前に動けません。そのため、レシーバーに簡単にサーブを返せなくしてくれるのです。

特にショートサービスのレシーブ時にレシーバーが先に動くと、タッチがすごく速くなるので、サーブ側が不利になってしまいます。

⑤アウト

アウトとは、自分が打ったシャトルが相手のコート内に入らなかった時のことを指します。

しかし、シャトルがライン上に落ちた場合や、ネットに当たって相手コートに入った場合はインの判定になり自分の得点になります。

⑥ボーク

ボークとはサーバーがサーブを打つ体勢に入ってから、途中でサーブを中断して、故意に時間を稼ぐ行為をすることで、そのようなプレーはバトミントンでは禁止されています。

野球にも同じようにボークの反則を禁止するルールがあります。

また、サーブ時のシャトルをトスする時に、シャトルに回転を加えることも禁止されています。

サーブの種類

サーブには大きく分けて、

①ロングサーブ
②ショートサーブ

の2種類があります。

サーブで大事なのはサーブの次の展開を考えて目的を持って打つことです。ショートサーブとロングサーブの特徴をしっかりと把握して試合で使うようにしましょう。

ロングサーブ

ロングサーブとは高い軌道で相手コートの奥に垂直に落ちるサーブです。

ロングサーブの利点としては、

·相手を奥まで下げることができる
·コートに高い軌道から垂直に落ちてくるため打ちにくい

ことが挙げられます。

ロングサーブで相手を奥まで下げることで、こちらが相手の攻撃に準備する時間ができ、万全の体勢で返球に対応することができます。

さらに、ロングサーブは高い軌道から垂直に落ちるため、相手にとっては返球しにくく、相手のミスやショットの質の低下を誘うことができます。

女子選手は1発のスマッシュで決める筋力がない、ロングサーブで時間を作って万全の体勢からラリーで勝負する、という理由からシングルスの女子選手が主に多用することが多いです。

ショートサーブ

ショートサーブはネットすれすれの軌道でサービスライン近くに落とすサーブです。

ショートサーブの利点としては相手に低い打点から打たせて、高い打点からの攻撃的なショットを封じることができることです。

ポイントはネットすれすれに打つことです。すれすれの軌道でないと、相手にプッシュされる危険があるからです。

すれすれのショートサーブを使って、ラリーの1球目の相手のオーバーヘッドの攻撃を封じ、有利に試合を運べるようにしましょう。

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ロングサーブの打ち方やコツ


ロングサーブの【打ち方】は、

①ネットに対して体を横に向ける
ラケットヘッドを顔の前に持ってくる
③シャトルを持つ手を肩か肩より上で固定
④ラケットを持っている手の方の足に体重をかけておく
⑤ラケットを持っている方の足にかけておいた体重を、シャトルを持っている手の方の足に体重移動
⑥足の体重移動と同時に体をネットに向けてひねっていく
⑦体重移動の途中でシャトルを手から離し、体がネットに対して正面を向くくらいでシャトルを打つ

【コツ】は、

シャトルを打った後もしっかりと顔の横まで振り切ることと足の体重移動に体のひねることの2つです。

こうすることで、コートの奥まで簡単にロングサーブを打つことができます。

ショートサーブの打ち方やコツ


ショートサーブの【打ち方】は、

①ラケットを持っている方の足を前に持ってき足を前後に軽く開く
②シャトルの羽を親指、人差し指、中指でつまみ、腕を前に出す
③この時にシャトル全体がコートより、1.15m以下に入るようにする(アバブザウエストのルールによって)
④ラケットを持っている方の手はラケットヘッドを手より下にして、肘を軽く曲げ、ラケットヘッドをシャトルの後ろに構える
⑤ラケットを持っている方の肘を伸ばしてシャトルを押し出してサーブを打つ

【コツ】は、

シャトルを持つ手の高さをいつも同じにすることと肘の伸ばしで押し出すように打つことの2つです。

こうすることで、常に同じ打点から打て、肘の伸ばしで打つことで手首を使わないため細かいブレを防ぎサーブを安定させることができます。

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ロングサーブとショートサーブの使い分け

ロングサーブとショートサーブは、試合中での目的によって使い分けるようにしましょう。

【ロングサーブを使う場合】
相手選手のスマッシュが速くなく、あまり上手な選手でない場合、返球が甘くなる可能性が高いため、時間が稼げてしっかりと体勢が作れるロングサーブを使いましょう。

また、しっかりと構える時間を作って、ラリーを始めたいという時もロングサーブを使いましょう。

【ショートサーブを使う場合】
相手選手のスマッシュが速く、返球でオーバーヘッドの攻撃的なショットを打たせたくないという場合はショートサーブを打ちましょう。

相手にネットより下の打点で打たせることで攻撃的なショットを防ぎます。

しかし、ショートサーブは相手が早くシャトルに触れることができるので、最初から速いラリーの展開になりやすいです。ですので、ショートサーブを打った後は速い展開に対応できるようにしっかりと構えておきましょう。

ロングサーブの練習

ロングサーブの練習方法は、正しいフォームを意識して、狙った場所にピンポイントで落とせるように反復練習することです。

まず最初は、シャトルを遠くに飛ばすよりも正しいフォームで打つことを意識して素振りをしましょう。

間違ったフォームが身についてしまうと、ミスも多くなり、シャトルも遠くに飛ばすことが難しくなります。特に足の体重移動、体のひねり、ラケットを顔の横まで振り切ることを意識しましょう。

正しいフォームが身についたら、次は、シャトルを捉える打点を常に体よりもネット側になるように意識して打つ練習をしましょう。打点がネット側に近いことで力も伝わりやすく、打点を常に一定にすることでミスも減ります。

最後に、コントロールの練習です。

試合でアウトにならないように狙った場所に打てるようにしましょう。動画のように、コートの奥に箱を置いて、箱のなかにサーブを入れる練習はコントロール力強化におすすめです。

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ショートサーブの練習

ショートサーブの練習方法は、ロングサーブと同じで、まずは正しいフォームを身に付けることから始めます。

特に、打点を常に同じにすることと、肘の伸ばしで打つことの2つを意識して練習しましょう。

正しいフォームが身についたら、反復練習をして試合で使えるようにしていきます。

ネットすれすれの軌道になるように意識してサーブ練習をしていきましょう。

【練習のコツ】この時に、動画のように足元にシャトルを何球か置いておき、連続してサーブ練習ができるようにしておきましょう。1球のシャトルでサーブ練習をすると、毎回反対側のコートに取りに行くことになり、練習の効率がかなり悪くなるからです。サーブの力加減などは反復練習して体に覚えさせるしかないので、効率よく反復練習ができるようにしていきましょう。

サーブレシーブについて

ロングサーブとショートサーブの使い方を解説してきましたが、それと同じくサーブレシーブの知識も大事です。

サーブレシーブの方法と、目的を知っておくと、相手にサーブを打たれた時にどのように対応すれば良いのかがわかります。

ロングサーブの対応

ロングサーブの対応としては、大きく分けて2通りあります。

1つ目は、スマッシュを思いっきり打ち込むことです。

相手はロングサーブを打って、万全の体勢で待ち構えているのでこちらが普通に返球してはカウンターをくらう危険があります。

そのため、スマッシュに自信がある場合は思いっきり打ち込んでいきましょう。しかし、相手が一歩で届く範囲には打たないようにしましょう。

2つ目は、繋ぎ球を打つことです。

万全の体勢で構えている相手を崩すことが難しい場合、クリアーや、遅いスマッシュなどの繋ぎ球を打って、ラリーに持ち込むようにします。

ショートサーブの対応

ショートサーブの対応も大きく分けて2通りあります。

1つ目は、速いタッチでシャトルをコート奥に打ち、相手の体勢を崩すことです。

まず、ショートサーブはロングサーブよりも軌道が短く低いため、速くタッチできるという利点があります。そのため、速いタッチで相手のコート奥に打つことで相手の反応が遅れて体勢を崩すことができます。

2つ目は、速いタッチでネット前に落として相手にロブを打たせることです。

速いタッチでネット前に落とすことで、逆に相手に低い打点で打たせて、自分がネットより高い打点から攻めていくという狙いがあります。

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山角選手にSPOSHIRU編集部が聞いた!

Q.ショートサーブを打つときに意識していることは?





SPOSHIRU編集部



Q.ショートサーブを打つときに意識していることは何ですか?







山角選手



なるべくネットから浮かないように綺麗な軌道で打てるかを意識しています。浮きすぎてしまえば相手のチャンス球となり、こちらが不利な状況からのスタートになってしまうからです。逆に浮かないように意識しすぎるとネットに引っ掛けてしまい、相手のポイントになってしまうため、ショートサーブはとても繊細で神経を使うショットだと思います。



Q.ロングサーブを打つときに意識していることは?





SPOSHIRU編集部



Q.ロングサーブを打つときに意識していることは何ですか?







山角選手



ロングサーブを打つときに意識しているのは、毎回、サーブを打つタイミングや、サーブの高さを変えるように意識していることですかね。毎回、同じテンポで同じ軌道のサーブを打っていても、相手に慣れが生まれてタイミングを計られ、相手の打ちやすい体勢で強いショットや、逆を突かれるようなショットを打たれてしまい、逆にこちらが不利な状況からのスタートになるからです。そのため、ロングサーブもとても頭を使うショットだと思います。



まとめ

バドミントンのサーブはとても奥が深いです。

ラリーが始まる最初の一打であるサーブを、自分と相手の競技レベルの違いや、目的に応じて使い分けることがラリーの流れを左右します。

何も考えなしにサーブの練習をするのではなく、試合の様々な状況を考えながら一球一球意識してサーブ練習をするようにしましょう。

また、サーブと同じくらいサーブレシーブの練習もするようにしましょう。

サーブへの対策が分かっていれば、相手のサーブレシーブの目的も分かるようになります。そして、サーブとサーブレシーブをマスターしてサーブ周りで有利に戦えるようになりましょう。

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