あらゆるスポーツ情報をお届けするスポーツメディア
スポーツは誰のものでもない。みんなのものだ。
tennis

テニスの「ライジングショット」って何?!打ち方やコツを徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2019/04/30

更新日 :2019/04/30

テニスのストローク(ワンバウンドした球を打つ)戦においては、「ライジングショット」と呼ばれるタイミングを変えたショットを使用することもあります。

「ライジング」と言うと英語では「上がる」のような意味がありますが、いまいち想像できないという方も多いかと思います。

そこで今回はこの「ライジングショット」について詳しく紹介していこうと思います。ラリー戦で勝つには非常に効果的なショットになるので、ぜひ習得してみましょう!

目次

スポンサードサーチ

テニスの「ライジングショット」とは?!


ライジングショットとは、テニスのストローク戦の中でワンバウンドした球の軌道が頂点に到達する、もしくは到達してすぐに放つタイミングを早めたショットのことを言います。

「ライジング」というのは、日本語に訳すと「上がる・昇る」の意味を持ちます。通常、地球には重力が下向きに発生していますが、その重力の向きに逆らってボールが上がっているところを打つことからライジングショットと呼ばれます。

ライジングショットはボールがバウンドしてからすぐにショットすることを指していると思っている方も多いようですが、「頂点に上がり切るまで」ならどこでもいいのです。つまり、ライジングショットの幅はバウンド直後とは限らず、もっと幅広い範囲を表します。

「ライジングショット」の効果と利点は?!


テニスのテクニックの中でもライジングショットは少々難易度が高いかもしれませんが、もしできるようになるとどのような効果が得られるのでしょうか?せっかくなので、ライジングショットのメリットを把握しておきましょう!

ライジングショットの主な3つの効果と利点を解説します。


  • 相手のボールの勢いを利用して、より強いショットが打てる!

  • 相手のタイミングをずらすことができる!

  • 速いタイミングで打つことで、相手に時間を与えない!

相手のボールの勢いを利用して、より強いショットが打てる!  


通常のように頂点に上がり切ってからボールを打つとすると、次第にボールの勢いは衰えてきます。実は「ライジングショット」はボールの勢いの衰えが起こる前に打つショットなのです。

ライジングショットは先ほども説明したように、頂点にボールが上がり切る前、または上がり切った瞬間に打つショットです。すなわち相手のボールの勢いがまだ落ちていない段階でヒットすることになるため、普段よりもボールに力のこもったショットが放たれることになります。

上記の点を踏まえてみると、ライジングショットを効果的に使える相手はパワーテニスをするタイプのプレイヤーになります。非常に難しいテクニックにはなりますが、パワーテニスのプレイヤーは勢いのあるショットを打つため、ライジングで返球するとより球足が速いボールで返球できるようになります。

相手のタイミングをずらすことができる!


何度も説明しますが、通常は一定時間かけてタイミングを取ってラリーを続けることが多いです。ということは、選手も頂点にボールが上がり切ってからのタイミングで打つことを予想することが多くなるわけです。

しかし、そんな中でライジングショットを放つとどうなるのでしょうか?ライジングショットで返球すれば準備が整う時間より早くボールが返ってくるので、相手はタイミングが取りづらくなります。タイミングを外すとフォームの型が崩れやすくなるので、ミスを誘える可能性も十分に出てきます。

ライジングショットを混ぜることによって通常のタイミングと速いタイミングを織り交ぜることができるので、緩急を使えるという点でも効果的なのです。

速いタイミングで打つことで、相手に時間を与えない!


先ほどのタイミングをずらすことと大きく関わってきますが、相手の準備が整う前に打つショットということは、当然相手のストロークまでの時間の長さも早くなることにつながります。

また、ライジングショットは先ほども述べたように、ボールが上がってから比較的すぐの段階のボールを打つので、力のある球で返すことができます。そうすると、より一層相手に考える時間を与えずに主導権を握れる可能性も高くなるのです。

まとめると、ライジングショットの利点として挙げられるのはやはり「タイミングを早める」という点だと考えられることに気が付きますね。ずっと同じタイミングでストローク戦をすれば、やはり相手も予測しやすくなるので、バリエーションを増やして多彩な攻撃を仕掛ける意味でもライジングショットは有効かもしれません。

スポンサードサーチ

打ち方のコツをご紹介!


ここまでのメリットを振り返ると、今すぐライジングショットをテニスの試合で使ってみたいと思う方も多いことでしょう。ここではテニスのライジングショットのコツを紹介していくので、ぜひ頭に入れて練習に取り組んでみましょう!

打ち方の主な3つを解説します。


  • ボールに回転をかけよう!

  • ボールが打ちやすい打点の位置を知ろう!

  • 打つタイミングを調整しよう!

ボールに回転をかけよう!


それでは一つずつライジングショットのコツを覚えてみましょう。

まず、ライジングショットは相手のボールの勢いが衰えないところをたたくのが前提になります。ただ、ここで理解しておかなければならないのは、勢いのあるボールをそのまま力だけ込めて返すと反発力が大きくなるということです。

こうなるとボールが飛んでしまい、アウトしてしまう確率が上がってしまいます。

それを防ぐためには、ボールに回転をかけなければなりません。回転を使ってボールを落下させることで飛びすぎを防げるため、アウトせずにコート上に収めやすくなります。

回転をかけるためにはラケットの一連の動きが非常に重要になり、ボールの勢いを調整しにいくのではなく、とにかく振り切ることが大事です。その時、ボールをとらえるまでの動作としてまずはラケット面を下向きにし、ボールをとらえた時は面を垂直にします。そして最後はしっかり振り切れれば、これだけで回転のかかった球を打てるようになります。

ボールが打ちやすい打点の位置を知ろう!


ボールがワンバウンドしてから比較的早いタイミングでとらえるライジングショットは頂点に上がり切るまでにとらえることが定義だと解説しました。

しかし逆に言えば、頂点に上がり切るまでの範囲が広いとも言えるため、どこでボールをヒットするのか迷っている方もいるかもしれません。

そこで、ライジングショットを取り入れる際は最初から自分の理想的な打点をある程度熟知し、決めた打点で打つことを心がけた方がいいかもしれません。通常のストロークは腰の高さが基本なので、どこで打点を取るかわからず上手くショットが決まらない方は、最初は腰の高さから挑戦してみることをおすすめします。

腰の高さで打つことによって、最低でも通常のストロークとほとんど同じフォームでヒットできるので、打点は比較的取りやすくなるでしょう。とにかくなるべく普段のフォームを崩したくない方は腰の高さで取り組むことから始めてみましょう。

打つタイミングを調整しよう!


ライジングショットは早いタイミングのショットですから、もちろんラケットの構えも通常のストロークの構えよりスムーズな動作で行わなければなりません。ここでは具体的なライジングショットのリズムに注目していきます。

最初に通常のストロークのリズムは以下の通りです。
①ターン
②足を止めてラケットを構える
③下半身を回転させる

反対にライジングショットは以下のようなステップです。

①ターン(ここでラケットを下向きに構えておく)
②止まる
③下半身の回転

イメージがつかめましたか?通常のストロークであれば上記のステップを1→2→3で段階を踏んで行えばいいものの、ライジングは1のリズムの時点ですでにラケットを下に構えています。よって、2から3の動きが普段よりも早くなることで早いタイミングのショットが生まれます。

共通点は体の回転を使うことで、必ず3段階のステップは経る必要があります。ライジングでもタイミングが早いからといって最後の体の回転を怠ると手打ちになるうえ、腕だけで打点を調節しようとするのでタイミングがずれるので、勢いのあるボールは打てなくなります。必ず普通のストロークでもライジングでも体の回転までを意識してラケットを振り切りましょう!

打点の種類を知っておこう!

テニスにおけるライジングショットは頂点に達するまでのボールをヒットすることもあり、その打点の範囲はかなり広くなります。今回は打点の種類をいくつか解説していきます。自分にフィットする打点を検討してみて、発見できれば試合でも使えるようになるでしょう。

打点の主な3つの種類を解説します。


  1. 膝から下の高さ(ショートバウンド)

  2. お腹から胸の高さ(バウンドの頂点、もしくは頂点に達する前)

  3. 膝から腰の高さ

膝から下の高さ(ショートバウンド)


まずはショートバウンドについて説明していきます。ショートバウンドは野球などでも使われる言葉ですが、ボールがバウンドしてからすぐに打つ方法です。

相手のボールの勢いが最も強い部分で返球するので、打点も自然と低くなります。バウンドしたところにラケットを合わせる比較的単純なショットです。

ただ、デメリットとしてはすでに述べた「打点が低くなる」ことにより、スイングの時間も短くなるため、あまり強い球を返せない可能性が高くなることが挙げられます。

お腹から胸の高さ(バウンドの頂点、もしくは頂点に達する前)


二つ目の打点はお腹から胸の高さで、これはほとんど頂点に達する直前か頂点にボールが来た時になります。ショートバウンドの時よりもはるかに高い打点でとらえられ、ショットまでの時間も取りやすくなるため、最も打ちやすい高さです。

ただし、この打点も相手の返球してくるボールの特徴を見極めなければなりません。例えばボールが高く弾むようなタイプの選手の場合は自然とボールの高さが頭より上にきます。そのようなプレイヤー相手にはお腹から胸の高さで合わせようとしてもあまり効果はないので、相手の特徴をよく観察してから打点を合わせましょう。

膝から腰の高さ


続いては膝から腰の高さです。テイクバックのスピードを速めなければならないとなると、腰の高さはまだいいのですが、膝の高さはかなり中途半端なテイクバックになりやすいです。

膝の打点は特に難易度が高いので、なるべくお腹から胸の高さか腰、もしくはショートバウンドで打った方がうまくいくかもしれません。

以上の打点とメリット・デメリットを理解したうえで、より自分が打ちやすいライジングショットを確立できるといいですね。

スポンサードサーチ

「ライジングショット」のプロの練習を動画で見てみよう!


テニスで高難度のライジングショットこそ、上手い人のまねをして上達する方が効率のいい練習ができそうですよね。

そんな方のためにもプロテニスプレイヤーが練習している動画を紹介するので、普段の練習に生かせるようじっくり見てみてください!

練習の主な2つ動画を解説します。


  • 鈴木貴男選手のお手本のようなライジングショット!

  • ライジングショットに定評のあるクルム伊達公子選手!

鈴木貴男選手のお手本のようなライジングショット!


以下の動画は日本の鈴木貴男選手のライジングショットの練習動画ですが、鈴木選手が打つライジングショットはお手本のような手さばきで参考にもしやすいでしょう。

スイングがコンパクトで打った後の準備も早く、フォアハンド、バックハンド側でも多彩な打点からヒットできる選手です。

また、ライジングショットを取り入れながらスライス(逆回転の球)やフラット(地面と平行の軌道)を取り入れ、緩急自在なボールを繰り出していることも特徴的です。

ぜひ以下の動画をよく見てその正確なライジングショットを参考にしてみてください!

ライジングショットに定評のあるクルム伊達公子選手!


現在は解説者としても活躍されている伊達公子さんはライジングショットを武器とすることで有名な選手でした。伊達さんのライジングショットといえば何といってもその威力で、様々な打点から力のあるボールで返球できる技術を持っていました。

伊達さんが世界の高身長の選手に対抗できたのも、パワーで押し込まれてもライジングショットで返すテクニックがあったからだと言われているようです。

それでは選手時代の伊達さんのパワーのあるライジングショットをぜひ目に焼き付けてみてください!

まとめ


早いタイミングでとらえるライジングショットはプロのテニス選手もよく使っている技です。

初心者の方でもこれから必要になってくる時はくるので、よく覚えておきましょう。レベルの高いショットであることは間違いないので、繰り返し練習することをおすすめします。

スポンサードサーチ

合わせて読みたい!


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

SPOSHIRUおすすめ情報!

こちらではSPOSHIRU編集部がおすすめするお得な情報をご紹介します!

ストレスフリーの超快適マスク!

すぐ乾くからムレにくい

スポーツメーカーの高い基準を合格した速乾性マスク。ムレを防ぎ、通勤・移動の道のりを快適にします。

何度も洗えるから臭わない

毎日洗濯できるから、においを気にせず使い続けられます。2ヶ月使えば1日33円。もう使い捨てマスクを買う必要はありません。

購入はこちら!

整骨院院長も推奨のインソール!足元から日々の疲労を軽減

崩れた足型を整え、悩みZEROの体ヘ

TENTIAL INSOLEは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある『立方骨』に着目!

立方骨を支えることで、足の骨格を修正。直立姿勢での身体のバランスを整え、歩行時の推進力や俊敏性を実現したインソールです。

また、全面に『ポロン素材』を使用。衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備ているので、疲労を軽減することができます。

足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!

購入はこちら!

監修アスリート

アスリートをもっと見る
スポーツエールカンパニー認定Sport In Life認定東京都スポーツ推進企業認定Fun Walk Project認定