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【ラグビールール】ラインアウトとは?戦術やリフトについて徹底解説

スポシル編集部

公開日 :2019/02/26

更新日 :2020/05/11

今回は、ラグビーにおける試合再開方法のひとつ「ラインアウト」について詳しく解説していきます。

ラインアウトで試合再開する状況はどういった時に起こるのか? ルールや禁止行為にはどういったものがあるのか?

ラインアウトに関する様々な戦術など、ラグビーのラインアウトに関する様々な疑問や戦術について触れていきます。

是非ご覧ください。

目次

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ラインアウトとは

ラインアウトとは、 フィールド左右にあるタッチラインを超えた時に試合再開する際に行うセットプレーの一つです。

ボールがタッチラインから外に出た地点をラインオブタッチと言います。
ゲームを再開するための地点をマークオブタッチと言います。

ラグビーでは、ボールが出た地点と試合を再開する地点が同一地点とは限らないため、区別するためにそれぞれに名前がついています。

ボールがタッチラインから外に出る、とはボールそのものがラインを飛び出す場合と、ボール保持者の身体がラインの外に出る(身体の一部でも)場合、どちらの場合も適用されます。

ラインアウトではマークオブタッチ(試合再開地点)を中心として、1m間隔を開けた状態で両チームの選手が並びます。

両チームの間にある間隔に向かい、ラインからスロワーがボールを投げ入れ、両チームが投げ入れられたボールを奪い合い試合を再開します。

ルール

ラインアウトには厳しいルールは多くありませんが、守るべきいくつかのルールがあります。

まず、 スローワー(ボールを投げ入れる役割)は、ラインからボールを5m以上投げ込まなければなりません。

次に、スクラムハーフというポジションが務めるレシーバーという役割について。
レシーバーとは投げ入れられたボールをキャッチするジャンパーからボールを受け取る役割です。

レシーバーは各チーム1人。
位置取りとして、5mライン~15mラインの間で尚且つラインアウトに参加している選手からは2m以上離れていなければなりません。

ラインアウトに参加しない選手(主に両陣営のバックス)はマークオブタッチから最低でも10m後方で待機しなければなりません。

ただし、相手に押し込まれている状況で自陣のゴールラインが10m以内にある状況では、ゴールラインより下がれば問題ありません。

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ラインアウト時の役割

ラインアウトとは、試合再開の形です。早く、安全に試合を再開できるように行われるプレーです。

この時、各配置ではどんな役割が重要なのでしょうか。

ポジションごとに、整理してみましょう。そして、実際に試合でも意識しながら行ってみましょう。

スロワーとは、ピッチのなかにボールを入れる選手のことです。
特にルールでこの選手がやらなければならないと決まっているわけではありませんが、比較的フッカーが行うことが多いです。

ただボールを投げれば良いのではなく、まっすぐ各チームの列の真ん中を通すように投げなければならないため、技術も必要とされます。

ジャンパーとは、スロワーが投げたボールをジャンプしてキャッチします。
身長が高い選手が多く配置されています。

重要なことは、まっすぐ高くジャンプして、しっかりとボールをキャッチすることです。そして、ジャンプする動作も素早くする必要があります。

ラインアウトで、ジャンパーもとても大切なポジションなので、ジャンプを素早く正確に行える練習をしましょう。

身長が高いロックのポジションの選手が多く配置されますが、3人目はフランカーの選手が配置される可能性がもっとも高い傾向にあるため、どの選手も練習が必要かもしれません。

レシーバーはほぼ100%スクラムハーフの選手が配置されるポジションです。
先程紹介したジャンパーがキャッチしたボールをBKラインへ送り出すポジションです。

しっかりとジャンパーがキャッチしたボールを正確に落ち着いて送り出すことも大切で、レシーバーのパスによって再び、ゲームが動き出すと言っても過言ではないポジションです。

ラインアウトの中には入らず、ラインアウトに参加している選手から2メートル離れて待機しなければなりません。

リフト方法

ラインアウトではリフトというプレーを用います。

リフトとは、 ジャンパーと呼ばれるボールをキャッチするためにジャンプする選手を、リフターと呼ばれる選手が「持ち上げてサポート」する行為を指します。

ラグビー観戦で、ボールをかなり高い位置でキャッチしているシーンを見かけるはずです。

リフトはリフターが行いますが、ジャンパーの太ももあたりを前後のリフターが二人がかりで支え、さらにリフトアップして高い位置でキープする必要があります。

ジャンパーはチーム内でも身長が高い選手、つまりそれなりの体格や体重のある選手が担います。(ロックというポジションが行う場合が多い)

高身長のジャンパーを支え、さらに高い位置でしっかりとキープする事が求められるリフターはパワーが求められる役割です。
チーム内でも1,2を争うパワーを誇る、プロップというポジションの2名が務める事がほとんどです。

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リフトを上げるタイミングは?

リフトは、基本的にはボールが投げられる瞬間にあげるものが多いですが、やはりボールがリフトの真上に到達するタイミングで、より高い位置にいられることが大切です。

どうしても、ボールを投げるチームに方が有利になってしまいますが、リフトの完成度の高さで有利さも変わってきます。

ボールを投げるチームが自分達のチームの場合は、試合前からどのような流れにするのか、あらかじめ決めておくことも戦略の1つです。

コールしてからの秒数を決めておいたり、サインを決めておいたり、有利になるようなルールをあらかじめ決めておくこともおすすめです。

ラインアウト後の動き

ここからは、ラインアウト後の動きについて、解説していきます。

どの戦略でいくか、チームによっては異なるとおもいますが、通常の動きに繋げるために大切な部分です。

強みをいかしたり、ラインアウトがより有利に働くように、また、ボールが取れなかったチームはリカバリーしやすいように、考えておきましょう。

相手ゴールラインが近い位置で始まるラインアウトでは、そのままモールを形成して攻撃する戦術がよく見られます。

ラインアウトモールと呼ばれ、フォワードのパワーで優位に立っている場合はとても強力な攻撃手段となります。

しかし、一方で相手陣地に近い位置でのラインアウトは「守備側が優位」なルールがあります。

それは、ルールの項目でも説明した通り、自陣ゴールラインが10m以内にある場合、守備側のラインアウト不参加メンバーはゴールラインの外で待ち構える事が出来る点です。

攻撃側のライン不参加メンバーは10m以上後方に離れていなければならないため、モールを形成した際に素早くサポートに入れる守備側が有利になっています。

しかし、モールを形成して一度動き始めてしまえば止める事は容易では無いため、ラインアウトからモールへと繋ぎ、そのままトライを目指す戦術は有効であると言えます。

モールについての詳細はこちら↓↓
【ラグビー用語】モールとは?|その他密集プレーとの違いや反則について解説

一気にロングスローを投げることで、攻める作戦ですが、15メートルものロングスローをより正確に投げられるように練習しておく必要があります。

これは、1人では成立しないため、最初からサインを決めておいて狙いたい場合は、先に指示を出しておく方が成功率が高まります。

ラインアウトの限界でもある15メートルを越えると、ラインアウトではなくなるため通用する作戦ですが、注意点としては、オフサイドにならないようにしっかりと15メートルを越えるボールを投げることです。

パスについての詳細はこちら↓↓
【ラグビー】ボールの投げ方を徹底解説|パスの種類や練習方法は?

ラインアウト付近で、モールを組むようにして、相手を惑わせる方法です。
見えないようにパスをして、次の展開に繋げることも可能ですし、ここでFWを攻めておくことで、有利に試合の流れが働きやすくなります。

チームによっては、通用しないチームも存在するため、観察をよくする必要もありますが、少しでも可能性がある場合や、ビックチャンスを狙いたい場合は試して損はない戦略です。

相手を惹きつける練習などもしておくことが大切です。

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ラインアウトで起こる反則

ここからは、反則について解説していきます。

せっかくのチャンスも反則をしてしまうことで、なかったことになってしまうので、しっかりと有利に試合を運びつつ、反則には気を付けながら一生懸命プレーしましょう。

スロワーがまっすぐボールを投げられなかった場合に起こる反則です。

その場合、ボールは相手ボールになり、アウトラインが再度行われ、不利になります。

スロワー1人責任にもなってしまうため、スロワーにはプレッシャーがかかるルールでもあります。

ラインアウト開始時の両チーム1メートルの間隔を守らなかった場合に起こる反則です。

この場合、相手のフリーキックになってしまうため、より相手を有利にさせてしまう反則でもあります。

ディフェンスのチームが相手のボールを取ろうと攻めすぎて、取られることが多い反則です。

スローイングされたボールが5メートルラインを超えなかった場合に起こる反則です。

ボールが5メートルを超えなかった、または、バウンドしたケースはほとんど少なく、多くは1番前の選手が振り向いてボールの方を向いた瞬間に、選手が5メートルの線を踏んでしまったり、またいでしまったために取られることが多いです。

スロワーがスローイングをわざと引き伸ばしたり、時間を遅らせた場合に起こる反則です。

ラインアウトになった時は、早く、安全にスローイングできるように速やかに位置につき、試合をスムーズに運べるようにしましょう。

その他、反則の詳細はこちら↓↓
【初心者必見】ラグビーの反則を場面別にわかりやすく徹底解説

トレーニング方法

ラインアウトは戦略として、試合中によく選択されるプレーです。

条件によって有利になる場合も不利になる場合もあるラインアウトですが、基本的には戦略的にラインアウトを利用する場合は「距離を稼げる」有効な手立てとなります

いくら距離を稼いでも、ラインアウトでボールを奪取されては意味がありません。

前述したサインプレーをしっかりと確認し合う事や、ジャンパー・リフター・スロワー・レシーバーがしっかりと連携できるように何度も繰り返しラインアウトの練習を行いましょう。

ジャンパーであれば高く、素早く上に飛ぶ練習を繰り返し行いましょう。
コンビネーションプレイですから、しっかりと連動するためにチーム内で攻撃・守備に別れてラインアウトでボールを奪い合う事も有効な練習法です。

ラインアウトでボール保持が出来ないと、試合展開はかなり苦しくなります。
逆に、相手ボールのラインアウトでボールを奪取出来れば楽な試合運びに繋がります。

反復練習やサイン確認をしっかり行い、ラインアウトの精度を高めて試合に臨みましょう

ラグビーのトレーニングはこちら↓↓
【ラグビー】筋トレのメリットとメニューについて徹底解説

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まとめ

ラグビーのセットプレー「ラインアウト」、しっかりと把握できたでしょうか?

モールやラックなどインプレーで発生する密集プレーに比べると、比較的解り易いプレーだと思います。

初心者の方や観戦ビギナーの方も、今まではタッチラインからボールを投げて取り合っているだけのプレーから、この位置のラインアウトで攻撃側はどう仕掛けてくるのかな?という少し戦略的な視点で観戦できるとより楽しめますよね。

ちなみに、ラインアウトには15mを超えたスローで解消されるというルールもあり、それを逆手に取った奇襲などもあります。

また、ラインアウトを行わずにクイックスローインと呼ばれるボール投入もあります。

まだまだお伝えしきれない部分もありますが、今回はラインアウトについてしっかりと覚えておきましょう。

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