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【アイスホッケー日本代表選手 監修】アイスホッケーのルール改正に伴う変更点を徹底解説!試合時間やオフサイド

三浦優希

公開日 :2019/02/15

更新日 :2020/05/11

氷上の格闘技と言われるアイスホッケーは、激しいぶつかり合いやスピーディーな試合展開が魅力となっています。その激しさと早さ故、他のスポーツと比べて選手の入れ替わりが頻繁に行われるのも特徴的です。

目次

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アイスホッケーのルールとは?ルールブック紹介

アイスホッケー

アイスホッケーというスポーツは、スピーディーな試合展開の中に激しいぶつかり合いやテクニックシュートが繰り広げられます。その迫力やテクニックを観ているだけでも面白いのですが、見ているだけで自然にルールを覚えられるようなスポーツではありません。そのためルールをあらかじめ勉強してからの観戦がおすすめです。

人数や試合時間、得点方法といった基本的なルールはもちろん、ルールブックでリンク上でのペナルティ行為を細かく確認するのも面白いでしょう。この点について簡単に説明していきたいと思います。

アイスホッケーのルールブックとは、競技内における基本的なルールや反則行為等について細かく記されているものです。ルールブックは冬のオリンピック開催ごとの改定が決まっており、4年に1度のペースで見直されています。

現在は「2018-2022年度版アイスホッケー公式国際競技規則」が、国際アイスホッケー連盟(IIHF)のサイト上で公開されています。手元に欲しいという場合は、JIHF日本アイスホッケー連盟のサイトから購入することも可能です。

ただ、公開されたばかりだと翻訳されていないかもしれないため、日本語版が欲しい場合は問い合わせてみると良いでしょう。

アイスホッケー

アイスホッケーは、フィールドプレーヤーが20人とゴールキーパー2人の22人で1チームが構成されます。一度に氷上に出られるのは6人で、ゴールキーパー1人、そしてフォワードが3人とディフェンスが2人の5人セットという組み合わせが基本のスタンスとなっています。

ただしこの人数配分に決まりはなく、試合時間や得点数を考慮してフォワードの数を増やしたり、ゴールキーパー無しで攻めることも可能です。リンク上では全速力で激しいぶつかり合いが繰り広げられるため、1分滑ることも困難なほど体力を消耗します。

そのためプレーヤーの交代はいつでも、何度でも可能となっています。ただし交代の際は5人セットで入れ替わるのが決まりとなっています。体力を使い切らないうちにどんどん交代し、氷上には常にMaxの力で戦える人のみが立つので迫力満点な試合が繰り広げられます。

試合は、3つのピリオドで区切られており、1ピリオドが20分間、ピリオドの合間には15分間のインターバルを挟みます。そのため第1ピリオド20分-15分-第2ピリオド20分-15分-第3ピリオド20分の運び。試合時間は60分ですが、所要時間は2時間近くなることもあります。

第3ピリオドを終えても試合に決着が付かない場合は延長戦に突入し、どちらかが点数を決めた時点で勝敗が決まります。

延長戦は通常の試合とは異なり、プレイヤー3人もしくは4人で、ゴールデンゴール方式で5分間戦うパターンが一般的です。(大会やステージによって異なります)
それでも決まらない場合は、ゲームウィニングショット戦(サッカーでいうPK戦)を行い勝敗を決めます。

得点はリンク上のゴールに、スティックで打ったパック(球)が入れば1点加算されます。シュートの際の決まりとしては、ゴール前の青い半円内で打ち込んではダメ。たとえ半円外から打ち込んだとしても半円内に味方がいた場合は、ゴールしても得点として認められません。

直接シュートが決まった場合はもちろん得点となりますが、スティックで打ったパックがプレーヤーやキーパーにあたって入った場合も得点と認められます。

ただし、明らかに得点を狙って手や体、足を使ってパックをシュートした場合は得点に認められません。

【オフサイド】アイスホッケーのルール

オフサイドは、相手のエリア内にパックより先に侵入してしまう行為です。

このエリア内というのは、リンク上に引かれたブルーラインが基準。このラインより相手チームのゴール側がアタッキングゾーン、手前はニュートラルゾーンと呼びます。

パックがブルーラインを通過する前に両足が侵入していとオフサイドとなりますが、片足のみの場合はオフサイドとなりません。

そのため、片足だけ残してライン上の滑走でパックの通過待ちをすることも可能です。

ちなみに、打ち込んだパックが空中に飛び出す場合もありますが、中に浮いていてもオフサイドか否かはブルーラインで判断します。中にパックが浮いていても、ブルーライン上であればオフサイドにはなりません。

そしてプレーヤーに関しても中に浮き(ジャンプ)、両足がリンクについていなければオフサイドにはなりません。

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【アイシング】アイスホッケーのルール

アイシングの正式名称はアイシング・ザ・パックです。成立するとパックを打った側の反則となり、反則したチームのディフェンスゾーンフェイス・オフスポットから試合再開となります。

アイシングが成立するのは、自分の陣地のディフェンディングゾーンから相手のアタッキングゾーン側のアイシングラインを超えた場合です。

この際、出したチームのプレー人数が劣っている場合や、パックに触れるのに故意にゴールラインまで見送った場合は不成立。そのまま試合を続行することができます。

また、打ったパックがゴールにあたってアイシングラインを超えた場合もカウントされません。

【ペナルティ】アイスホッケーのルール

アイスホッケー

接触プレーの多いアイスホッケーでは、ペナルティに関して細かくルールが定められています。どのような行為がペナルティと判断され、どのくらいの退場時間が課せられるのか、代替え選手を使っていいかどうか等が決められています。

わかりやすい反則行為では、肘で相手を妨害する“エルボーイング”や相手を蹴る“キッキング”、スティックを引っかけて妨害する“フッキング”など。中には相手から妨害を受けたように見せかける故意の動作“ダイビング”も反則行為となります。

反則行為に対する退場時間と代替え選手の可否は以下の通り。


  • マイナーペナルティ:退場2分、代替え×

2分間ペナルティボックスに入ることとなりますが、相手に得点された瞬間にペナルティは解除されます。


  • ダブルマイナーペナルティ:退場4分、代替え×

4分間ペナルティボックスに入ることとなりますが、失点により解除されます。ただし、2分以内に失点した場合、得点が決まった時点から2分間のペナルティタイムが課せられます。


  • メジャーペナルティ:退場5分、代替え×

5分間のペナルティボックスに入ることとなりますが、このタイプのペナルティは得点が決められてもペナルティは解除されません。


  • ミスコンダクトペナルティ:退場10分、代替え〇

  • ゲームミスコンダクトペナルティ:試合終了まで退場、代替え〇

  • マッチペナルティ:試合終了まで退場、5分経過後から〇

このように、様々な反則を違反行為の重さによって該当するペナルティが課せられる仕組みとなっています。

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まとめ

アイスホッケーは、ルールを知らないと全く理解できないですし、試合観戦も楽しめないスポーツです。

そのためアイスホッケーの人数構成や試合時間に加え、上記のオフサイド・アイシング・ペナルティの基本を頭に入れての観戦がおすすめです。

少しでもルールを把握しておけば、他の競技には見られないスピーディな選手交代、選手同士の激しい衝突。氷上の格闘技と言われる“アイスホッケーの魅力”を楽しむことができるでしょう。

 

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