運動時の感染症対策として不可欠なアイテムとなっているスポーツマスクは一般的なマスクよりも運動をサポートする機能に優れています。各メーカーが展開しているスポーツマスクは、それぞれ異なる特徴を持っている点に注意が必要です。
こちらの記事では、スポーツマスクの効果や選ぶときに気を付けるべきポイントを詳しく解説します。屋外での運動に適しているスポーツマスクや寒い環境でスポーツを楽しみたい人にピッタリな商品も紹介するので、どのスポーツマスクを購入するか悩んでいる人は参考にしてください。

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スポーツマスクとは
スポーツマスクとは、スポーツを楽しむ人やアスリートが快適に運動できる機能を備えたマスクです。感染症拡大に伴い、スポーツマスクの需要は高まっています。
飛沫拡散の防止を含めた感染症対策としての役割はもちろん、運動する人のことを第一に考えた機能が備わっている点がスポーツマスクの特徴です。
空気が乾燥しがちな季節は口元をマスクで覆うことで喉の感想を防ぎ、パフォーマンスを向上させるといった効果も期待できます。
スポーツマスクの相場感
スポーツマスクの価格は商品によって異なりますが、大体1,500円前後が相場となっています。安いものは1,000円前後で購入できるケースも見受けられる一方、ハイクオリティな商品は3,000円ほどの価格で販売されることもあると覚えておきましょう。
ただし、スポーツマスクを購入するときは機能を優先させることが大切です。手に取りやすい価格の商品の場合、耐久性やメンテナンスのしやすさといった点がニーズを満たさない可能性があります。
各スポーツマスクの機能と価格を比較しながら、自分に合ったものを選択しましょう。
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スポーツマスクの効果
スポーツマスクを手に取ろうと思っている人は、まずスポーツマスクの効果を確認しておきましょう。基本となる効果の中でも、自分が何を重視するのか決めておくと、実際に商品を選ぶときに迷いにくくなります。
各スポーツマスクが備えている強みを見極める意味でも、効果の確認は必須です。
スポーツマスクの主な4つの種類を解説します。
- トレーニング強度UP
- UVカット効果
- ウイルス感染予防
- 保温効果
トレーニング強度UP

スポーツマスクの中には、トレーニングの強度を向上する機能を備えたモデルが存在します。トレーニングの強度を高めるメカニズムは、マスクを通して呼吸をすることで、体内に取り込む酸素の量を減少させるという方法です。
酸素を取り入れる量が少なくなる分、心拍数を高めた状況で運動をすることが可能になります。ただし、強度を高めすぎると身体への負担が大きくなることから、体調に異変を感じたときはマスクの使用を一時控えるといった措置が必要です。
UVカット機能

屋外で運動するとき、紫外線による悪影響を防ぐために日焼け止めを塗ることがあります。紫外線を浴びすぎると肉体が疲労し、パフォーマンスが低下する恐れがある点に注意しましょう。
スポーツマスクの中には、UVカット機能によって日焼けを含んだ紫外線による身体的負担を軽減するモデルが存在します。口元を紫外線から守りたい人や紫外線対策を徹底したうえで運動を楽しみたい人は、UVカット機能が備わったスポーツマスクを着用してみてください。
ウイルス感染予防

スポーツマスクの役割の中でも見逃せないのが、感染症対策としての機能です。通気性に優れている分、感染症予防には効果がないというイメージをスポーツマスクに対して抱いている人は認識を改めましょう。
最近では、口元のフィルターを複層構造にするなどの工夫でウイルス感染予防に努めている商品が販売されています。また、飛沫によるウイルスの拡散を防ぐために、顔へのフィット感を重視しているスポーツマスクにも注目です。
人が多い環境で運動をしようと思っている人は、ウイルス感染予防の機能にこだわってスポーツマスクを選びましょう。
保温機能

乾燥した環境で運動をする人にとって、スポーツマスクの保湿機能は重要です。マスクによって口元が覆われると、口から吐き出した水蒸気がマスクの内側に残存します。
この水分のおかげで吸い込んだ外気にも水分が含まれ、喉を傷めることなく運動を継続することが可能になるというわけです。ただし、保湿機能を追求した結果、通気性の優先順位を下がってしまっているスポーツマスクも見受けられます。
保湿機能にこだわってマスクを選ぶ際、ピックアップした商品の通気性はどうなっているのか確認することを心掛けましょう。
スポーツマスクの選び方
スポーツマスクに期待できる効果について整理したら、今度はスポーツマスクを選ぶときに気を付けたいポイントを確認しましょう。マスクとしての機能はもちろん、製造されている国などにもこだわると、品質の高いスポーツマスクを入手しやすくなります。
スポーツマスクの選び方を以下の5つのポイントから解説します。
- ズレない・フィット感
- 通気性・吸汗速乾性
- 洗える
- バルブ付き
- 日本製
ズレない・フィット感

最初に注目すべきなのがフィット感です。スポーツマスクは運動しているときに着用するためのアイテムなので、動いているときにマスクがずれてしまうことはストレスに直結します。これを予防するには、フィット感に優れたスポーツマスクを選択しましょう。
スポーツマスクのフィット感の決め手となるのがサイズや形状、材質です。自分の顔に適合したサイズと形状の商品を購入することはもちろん、伸縮性に優れた素材を使っているスポーツマスクの方が顔にフィットしやすいことを覚えておきましょう。
通気性・吸汗速乾性

スポーツマスクを長時間着け続けたい人は、運動による汗や熱を逃がす効果にこだわりましょう。マスクの内側に熱が籠らないような通気性を備えたモデルがおすすめです。
通気性は呼吸のしやすさにも繋がっているため、息苦しさを感じたくない人も通気性を重視してスポーツマスクを選んでください。
また、マスクの内側が蒸れてしまったとき、素早く汗を吸収する機能もスポーツマスクにとっては重要です。付着した汗がすぐに乾くかどうかも確認しておきましょう。
洗える

スポーツマスクの大半は使い捨てではなく、何度も繰り返し使うことを前提に販売されています。そこで大切になってくるのが洗えることです。特にスポーツマスクは汗が付着しやすく、清潔な状態を保つにはメンテナンスが必要です。
手軽に洗うことができるスポーツマスクの方が、お手入れしやすい傾向にあります。購入しようと考えているスポーツマスクが洗濯機で洗えるのか、それとも手洗いをしなくてはいけないのかといった点もチェックしておきましょう。
バルブ付き
バルブ付きのスポーツマスクは、マスクの内側に入ってくる空気の量を調節することが可能なモデルです。いわゆる低酸素状態でのトレーニングを実現したい人におすすめのスポーツマスクとして知られています。
肺活量の向上や持久力のアップといった効果を目的に運動している人は、バルブ付きのスポーツマスクを手に取ってみましょう。
ただし、バルブ付きモデルは他のスポーツマスクよりも高額な傾向にあります。また、低酸素運動によるメリットを目的としない運動に関しては、一般的なスポーツマスクで充分機能することがほとんどです。
日本製
スポーツマスクは直接口元をカバーするタイプのグッズなので、安全性には特に気を付けたいところです。より高品質で、安全性の高いスポーツマスクを入手するには、日本国内で製造されている商品を選ぶのが賢明といえます。
ここで注意したいのが、日本のブランドやメーカーが作っているかではなく、スポーツマスクが日本国内で製造されていることです。つまり、日本国内の工場でマスクを製造しているかが重要になります。
各スポーツマスクの公式ホームページなどを確認したうえで、製造国がどこなのか見ておきましょう。
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スポーツマスクの人気おすすめ15選
マスク需要の高まりを受けて、現在では多数のブランドやメーカーがスポーツマスクを展開しています。
それぞれの商品がどのような特性を備えているのか見極めたうえで、自分のニーズを満たしたスポーツマスクを購入しましょう。
サイズ | S・R |
素材 | スポーツウェア素材 |
呼吸しやすさが魅力のスポーツマスク
TENTIALが展開するスポーツマスクは、マスクを着用しているときに感じやすい息苦しさが緩和されている点に注目です。インソールをはじめとしたスポーツギアを扱っているTENTIALならではのポイントとしては、スポーツウェアの素材をマスクに使用していることが挙げられます。
スポーツウェアの素材は通気性に優れているため、運動中に着用していても息苦しさを感じにくいというわけです。また、子どもの顔にもフィットする立体構造を採用することで、窮屈さを軽減しています。
サイズ | XS/SM・SM/MD・MD/LG・LG/XL・XL/2XL |
素材 | ポリエステル100% |
抗菌仕様で衛生状態をキープ!豊富なサイズも魅力
アンダーアーマーが販売しているスポーツマスクは、豊富なサイズ展開が魅力です。サイズがたくさん用意されているということは、大人や子ども、男性、女性など幅広い層のユーザーが、自分にピッタリなサイズをみつけやすいことを意味します。
汗をかいたときも、細菌が繁殖しにくい抗菌加工を施している点にも注目です。ノーズブリッジを顔の形に合わせて調節できることから、運動中にマスクがずれてしまうといった心配をせずに済むこともアンダーアーマーのスポーツマスクが備えているメリットとして挙げられます。
サイズ | フリーサイズ(男女兼用) |
素材 | メッシュ |
内と外で異なる素材の生地が通気性を向上
通気性に優れたスポーツマスクを欲しているなら、Wild Sceneのスポーツマスクを手に取ってみましょう。Wild Sceneは釣具を展開するメーカーとして有名です。釣具の展開で培ったノウハウを活かし、通気性に優れたスポーツマスクを販売しています。
外側にはメッシュ生地を、内側には速乾性に優れた透湿生地を採用している点に注目です。ヨガなどの呼吸が重要なスポーツはもちろん、ランニングの際にも気軽に着用できる通気性の良さが支持されています。
サイズ | 15.25 cm x 17 cm |
素材 | ポリエステル |
長時間身に付けても耳が痛くなりにくいスポーツマスク
アディダス フェイスカバー メンズは3枚組で発売されているスポーツマスクです。耳に引っかけるゴムは伸縮性に優れているので、長時間着用していても耳が痛くなるといった事態を予防できます。
フィルターの部分は二重構造になっていることから、飛沫拡散防止の効果も期待できるスポーツマスクです。ソフトな付け心地と通気性の良さを両立することで、運動中でも快適に身に付けられる点が特徴といえます。洗えるタイプのスポーツマスクです。
サイズ | 小さめ・ふつう |
素材 | ナイロン・ポリプロピレン・ポリエステル製 |
洗濯機で洗える丈夫なスポーツマスク
足首などのサポーターを展開するメーカーとして知られているザムストは、スポーツマスクも展開しています。ザムストのスポーツマスクは、洗濯ネットに入れることで洗濯機でも洗うことが可能なほどの耐久力が魅力です。
立体構造を採用することで息を吸ったときも口とマスクの間にスペースが生まれ、快適な呼吸をサポートします。また、通気性に優れた素材を使用している点も、ザムストのスポーツマスクが呼吸しやすい理由のひとつです。
サイズは小さめと普通の2種類があるので、自分の顔のサイズに合わせて選びましょう。
サイズ | S・M・L |
素材 | ポリエステル・ポリウレタン |
吐息の排出スムーズに!屋外でも使用可能
D&Mが展開するスポーツマスクは、幅広いカラーバリエーションが特徴です。明るい色合いの青やピンク、黄色のカラーが揃っているため、マスクで個性をアピールしたいときに役立ちます。
側面部分にタック加工を施すことで、口から吐き出した息がスムーズに外部へと排出される仕様です。吐き出した息がマスクの内側に停滞しにくくなることから、息苦しさを軽減できます。
UVカット加工や特殊フィルターを採用しているため、屋外での使用にも向いているスポーツマスクです。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | スポーツウェア素材 |
使い勝手に優れたフィット感抜群のスポーツマスク
野球グッズのメーカーとして知られているSSKは、スポーツマスクも展開しています。注目すべきはスポーツマスクに採用している素材です。フィット系SCBアンダーシャツの生地で構成されているため、顔にしっかりとフィットする付け心地に仕上がっています。
口部2層構造を採用しており、通気性にもこだわったスポーツマスクです。また、耳掛けの部分の丸みを持たせることで、長時間着用したときに耳が痛くなる問題にも対処しています。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル |
ゴム紐の長さを調節可能!洗濯しても型崩れしにくい
Tetoteから販売されているスポーツマスクは、フィルターを収納できるポケットが備わっています。花粉症や感染症予防に努めたい人は、市販されているフィルターを挿入してマスクの機能を向上させましょう。
また、耳に掛けるゴム紐は結び直すことで長さを変えることが可能です。スポーツマスクを使用しているとよくある問題として、繰り返し選択することによる型崩れが挙げられます。
Tetoteのスポーツマスクは形状をキープする構造を採用しているので、洗濯後もフィット感を維持したまま使用できる点が特徴です。
サイズ | フリーサイズ |
機能 | バルブ付き |
使いやすさを重視したバルブ付きスポーツマスク
AstroAIが展開しているスポーツマスクは、いわゆるバルブが付いたタイプです。バルブによってマスク内部に入ってくる空気の量を調節することができるため、低酸素トレーニングを行いたいときに向いています。
柔らかいノーズパッドを採用しているため、着用しているときに鼻が痛くなってしまうといった事態を防ぐことが可能なスポーツマスクです。運動中はもちろん、通勤や通学といったシチュエーションでも使用できます。40時間以上使用したら、付属のフィルターを交換しましょう。
サイズ | S・M |
素材 | PE83%・PU17% |
消臭機能を備えたオールシーズン対応のスポーツマスク
屋外で運動する人やマスクの臭いが気になる人はZETTが販売しているスポーツマスクを着用してみてください。日差しを浴びながら運動しなくてはいけない環境でも、UPF+50のUVカット機能によって口元を日焼けから守ることができます。
吸湿性に優れているZETTのスポーツマスクは、オールシーズンで使用可能です。素材として用いているポリウレタンに加工を施すことで、消臭機能をプラスしています。形状を安定させる構造を採用していることから、繰り返し洗濯してもフィット感が持続するスポーツマスクです。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル・ナイロン |
接触冷感で夏でも涼しい付け心地
コストパフォーマンスに優れたスポーツマスクを求めているなら、PIRADAのスポーツマスクがおすすめです。3枚入りで1,000円前後と比較的リーズナブルな価格で入手できます。
洗濯することで繰り返し使えるため、運動する頻度が高い人にも適したスポーツマスクです。接触冷感仕様となっていることから、気温が高い時期に快適な運動を実現したい人は使ってみてください。
洗濯の際は30度以下のぬるま湯での手洗いか、洗濯ネットに入れて洗濯機を使用する方法が推奨されています。
サイズ | S・M・L |
素材 | ポリエステル・ポリエチレンテレフタレート・ポリウレタン |
3層構造で消臭と抗菌に力を入れているスポーツマスク
McDavid スポーツフェイスマスク アスリート用は3層構造で飛沫の拡散を防止している点が最大の特徴です。一番外側の層には、撥水加工とUVカット加工を施しているため、ランニングをはじめとした屋外でのスポーツを快適に実施できます。
2層目のシルバーナノフィルターは着脱式となっており、100回洗濯しても消臭効果が持続する仕様です。最も口に近いインナー部分にも抗菌加工が施されているので、スポーツマスクの衛生面が気になる人はMcDavid スポーツフェイスマスク アスリート用を着用してみましょう。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
花粉や埃をガード!呼吸のしやすさにも注目
BREATH SILVER MASKは、激しいスポーツをする人でも気軽に着用できるほどの空気透過率が魅力です。空気がスムーズに透過するため、呼吸のしにくさを感じることなくスポーツに集中できます。
また、紫外線を吸収する効果も備えていることから、日差しが強い環境で運動するときに適したスポーツマスクです。
口元を覆う部分は4方向に伸びる仕様なので、マスクをしたまま話したとき、口がスムーズに動きます。花粉や埃をカットする機能もあるので、花粉症の人の着用もおすすめです。
サイズ | フリーサイズ |
対象 | ユニセックス |
防寒対策にもなるシンプルなフェイスカバー
Diestord フェイスカバーのような、首元から顔の大半をすっぽりと隠すカバーが、スポーツマスクとして活用されるケースが見受けられます。目以外の部分がほとんどカバーに覆われているため、マスクと顔の隙間から飛沫が飛び散るといった事態を予防できるのが強みです。
また、寒い環境でのランニングだけでなく、ウィンタースポーツでも活躍します。防風や防寒の機能はもちろん、防塵やUVカット機能も備わったフェイスカバーです。運動するときに顔が寒くて困っている人は、Diestord フェイスカバーを手に取ってみてください。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | 伸縮性繊維 |
日焼けをしっかりガードしたいときに役立つフェイスカバー
SILVERHORSE フェイスカバーは、首元と顔の下半分を覆うなど、複数の着用方法があるフェイスカバーです。一般的なマスクとは形状が異なりますが、スポーツマスクとしての機能は充分に備わっています。
屋外での運動をするとき、日差しが気になる人もSILVERHORSE フェイスカバーなら安心です。紫外線カット率が98%なので、日焼けを防止しながら運動を楽しめます。通常のマスクよりも眼鏡が曇りにくく、着用感に優れている点も魅力です。
まとめ
スポーツマスクは、感染症対策を実施しながらスポーツを楽しむのに不可欠なアイテムです。各メーカーが展開している商品を比較しながら、自分のニーズを満たす商品を購入しましょう。
通気性や紫外線カット機能など、快適な運動をサポートする機能に注目しながら探してみてください。
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