ロードバイク用の帽子について紹介していきます。
ヘルメット着用時のインナーとしてかぶれば、隙間を埋めヘルメットとのフィット感を向上させてくれますし、頭部から流れ落ちる汗をカットし目に入ることを防ぎ、視界を確保でき安全性も向上します。
ロードバイクに乗る時の帽子はマストアイテムともいえるほど重要な役割を持っています。
他にも代表的なブランド紹介や選び方のポイントや、男女別のおすすめ帽子も5選ずつピックアップしています。
帽子選びで困った時に役立つ情報満載の記事です!
目次

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ロードバイクで帽子をかぶる意味は?

ロードバイクはヘルメットの下に帽子をかぶって乗る人が多くいますが、なぜだかわかりますか?
決して見た目がかっこいいからといった理由ではなく、きちんとした理由があります。
ここでは安全面や汗止め、さらに防寒性など観点から詳しく紹介していきます。
安全面
まず安全面についてです。
どうしてロードバイクのヘルメットの下に帽子をかぶると安全なのでしょうか?
ロードバイクは通勤通学用のシティサイクルとは違い、初心者でも街中を時速20kmから30kmの早いスピードで走行できる乗り物です。
なのでオートバイと同じように、転倒した時の衝撃は凄まじく一歩間違えれば大事故につながりかねません。
そんな転倒の際でも、ヘルメットの下に帽子をかぶっていることで緩衝材の役割を果たし、衝撃を和らげることができます。
汗止め
ロードバイクは有酸素運動の中でも運動量の多いスポーツとして知られています。
通勤通学用のシティサイクルとロードバイクの運動量の違いの一つにケイデンスが挙げられます。
自転車競技以外の世界でケイデンスという言葉はあまり聞かないと思いますが、自転車競技では非常に重要な要素であり、1分間に90回転ペダルを回すことを「ケイデンス90rpm」といいます。
ケイデンスの数値が高ければ高いほど心拍数も高くなり、汗をかく量も多くなります。
帽子をかぶってない状態で走行した場合は、汗が顔をつたいますが、 ヘルメットの下に帽子をかぶっていれば汗を吸収してくれるので快適に走行できます。
防寒性
これまで安全面の効果や汗止めの効果があると説明しましたが、その他の帽子をかぶる理由として挙げられるのが防寒性です。
冬のロードバイクはヘルメットの通気性が非常に良いため、夏は良いのですが、冬は頭はもちろん顔や耳がとても冷えます。
そこで冷えを緩和させるアイテムとして帽子がおすすめです。
耳を隠すことのできる冬用のサイクルキャップもあるので、これがあれば冬も寒さを気にすることなく安心して走行することができます。
ロードバイクの帽子の種類

ロードバイク用の帽子の主な種類はツバなし、ツバあり、バンダナタイプの3つです。
それぞれ用途やメリットが違うため、帽子を選ぶ際は自分の目的に合ったものを選びましょう。
タイプ別に詳しく紹介していきますので参考にしてください。
ロードバイク用帽子の主な3つの種類を解説します。
- 汗が気になる方はツバなしタイプ
- 日差しがきになる方はツバありタイプ
- どちらも守りたいという方はバンダナタイプ
頭にもヘルメットにフィットしやすい形状で、しっかり頭部からしたたる汗を吸収してくれるためロードバイク用の帽子としてはオーソドックスなタイプです。
スイミングキャップのような見た目で、帽子というよりもインナーに近くフィット感も高いためどんなヘルメットにも対応できるメリットがあります。
また、ヘルメットの下にかぶっても外からはあまり目立たないため、純粋に汗止めとして帽子を着用したい人にはおすすめできるタイプです。
ツバが付いているため一番帽子らしいタイプです。
ヘルメットからツバを出して着用するため視界の妨げになる日差しを軽減してくれると共に、顔の日焼けを抑えてくれるメリットがあります。当然汗が顔に落ちるのも防いでもくれます。
デザインや種類も豊富なので、自分らしさやファッション性もある程度重視したい人にはおすすめのタイプです。
ヘルメットを脱いでも帽子として着用できるため、休憩時などでかぶったままでも違和感がありません。
日差しも、汗が顔に流れるのも守りたい人におすすめなのがバンダナタイプです。
ツバなしのようにすっぽりかぶるため頭にフィットしやすく、ヘルメットとの隙間をしっかり埋めてくれます。もちろん汗が流れるのも防いでくれるので、ロードバイク用の帽子の役割を果たしてくれます。
ツバなし、ツバありとの一番の違いは首筋もガードしてくれる点です。
常に日に当たる首筋を守ることは日焼け防止になるのは当然ですが、耐力消耗の軽減につながります。
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ロードバイクの帽子のおすすめ人気メーカー

ロードバイク用の帽子の人気メーカー、チネリ、モンベル、カステリの3メーカーを紹介します。
メーカーごとに特徴や作りが違いますし、デザイン性も大きく変わります。
帽子購入時に迷った時にまずはメーカーで選ぶのも一つの方法です。ぜひ参考にしてください。
ロードバイク用帽子のおすすめ人気メーカーは以下の3つです。
- チネリ
- モンベル
- カステリ
チネリはイタリア生まれのバイクメーカーで、ロードバイクやハンドルなどのパーツ、ウエア類など、総合的に開発販売しているメーカーです。
総合バイクメーカーとしてユーザーのあらゆるニーズに対応できているのはもちろんですが、帽子の特徴はデザインの豊富さです。
シンプルなものからポップなものまで数多くラインナップされているため、あらゆるバイカーのニーズを満たしてくれます。
帽子としての役割はもちろんですが、デザイン性が高いため休憩時などに脱ぐ必要もなく、崩れた髪型を出さずに違和感なく使えるのもうれしいポイントです。
モンベルは総合アウトドアブランドとして有名な日本生まれのメーカーです。
アウトドア用品としてのイメージが強いですが、ロードバイク向けのウエア類も豊富にラインアップしています。
アウトドアウェアの確かな技術力を活かした品質の高さが魅力です。
モンベルの帽子は比較的シンプルなデザインが多く、キャンプやハイキングなどのアウトドア目的やファッションアイテムとしても使え、ロードバイク以外でも着用できるメリットがります。
カステリはイタリア生まれの高機能サイクルウェアメーカーです。
サイクリングウェアメーカーとして、あらゆるバイカーが快適に着用できるための製品を届けるため過酷なテストを繰り返し、プロライダー以外にも高品質ウエアを提供し続けています。
プロチームにも多くウエアを提供していることから品質の高さは保証されています。
シンプルながらも印象的なデザインが特徴で、イタリアらしい洗練されたファッション性を提供してくれます。
ロードバイクの帽子の選び方

ロードバイク用の帽子の選び方を紹介します。
素材で選ぶ方法、デザインで選ぶ方法、ヘルメットとの相性で選ぶ方法とありますが、大事なのは購入目的を優先に考え、快適なライディング環境を実現することです。
ロードバイク用帽子の選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 素材で選ぶ
- デザインで選ぶ
- ヘルメットとの相性で選ぶ
ロードバイク用の帽子を素材で選ぶ際は使用する季節も考慮しながら選ぶとよいでしょう。
メッシュ素材がメインで使われていれば春から夏にかけての暑い季節に使用し、秋から冬の寒い季節はコットン素材がメインで使われている帽子を着用するなど使い分けが大切です。
しかし季節関係なく運動量の多いロードバイクは、どうしても汗を大量にかきます。そのため素材は様々でも、吸汗即効性に優れた素材を使用している帽子を選ぶとよいでしょう。
ヘルメットの下にかぶることが多いロードバイク用の帽子ですので、一度かぶってしまうと汗や湿気、ヘルメットとの圧迫などにより髪型は大きく崩れます。そのためヘルメットを脱いでもそのまま着用できるデザインを選ぶのもポイントです。
全体コーディネートを考えた柄にするのか、帽子としても使えるシンプルなものを選ぶのかなど、基準は様々です。
アウトドアブランドの帽子などはファッションアイテムとしての役割も果たすため、普段使いを考慮した帽子をチョイスするのも選び方の一つです。
最初に説明したように、ロードバイク用の帽子はヘルメットと頭部の隙間を埋めて緩衝材の役割を果たすためと、しっかりヘルメットをフィットさせる役割を持っています。
万が一転倒し、頭部を打ち付けたとした場合、帽子を着用しているか、いないかでは衝撃度が大きく違います。
そのため帽子をかぶった際の着用感はとても大事です。
また、ツバありやバンダナタイプの帽子だとヘルメットをかぶった際、周りからも帽子が目に映ります。
安全面だけでなくヘルメットとのコーディネートを考え、見た目の相性も考慮して選ぶのもロードバイクをより楽しむための選び方といえます。
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男性におすすめ!ロードバイクの帽子の人気おすすめ5選

メンズにおすすめできるロードバイク用帽子5選を紹介していきます。
モンベルやチネリ、カステロにパタゴニアといった有名メーカーからおすすめアイテムをピックアップしています。
ぜひ購入時の参考にしてください。
サイズ | ワンサイズ |
素材 | 100%ポリエステル |
カラー | ブラック/ルビーレッド |
プロチームにも多くウエア類を提供しているイタリア生まれのサイクリングウェアメーカー、カステリの帽子です。
一般ユーザーにも同じ品質の商品を届けるため過酷なテストを繰り返しているため品質の高さは折り紙付きです。
帽子も当然高機能でEstremoは冬に役立つアイテムです。イヤーフラップが付いておりロードバイクに乗っている時に冷たい風があたっても耳を温かく守ってくれます。
生地に使われているStrada Thermo は温かさをキープし、ヘッドバンド部も吸汗性が高いため汗をかいても汗冷えの心配はありません。
また、軽量で通気性にも優れているため快適なライディング環境を維持してくれます。4ウェイ・ストレッチ素材であるためフィット感も高く着用時のストレスも軽減してくれます。
サイズ | M(56~58cm)/L(58~60cm) |
素材 | ジオライン(ポリエステル100%) |
カラー | ブラック |
日本生まれの総合アウトドアブランドとして有名なモンベルのロードバイク用帽子です。
生地はメッシュをメインに使用しているためヘルメットの下にかぶっても通気性を確保しつつ、吸水拡散性も優れています。
顔に落ちる汗もしっかりガードし、速乾性も併せ持っています。
メッシュ生地にはモンベルが独自開発した素材「ジオライン」が編み込まれています。ジオラインはアンダーウエア用に開発された素材で、快適な着心地を実現しているだけでなく、伸縮性も優れているためストレスのないフィット感も提供してくれます。
また、制菌・防臭効果にも優れているのも帽子としてはうれしいポイントです。
ジオラインに織り込まれた銀イオンが臭いのもととなるバクテリアを減らし防臭効果をキープしてくれます。
サイズ | S、S/M、L、L/XL |
素材 | ナイロン100% |
カラー | BLK/LEK/ROJW/ROJD |
アウトドアブランドとして世界的に人気のあるパタゴニアのロードバイク用帽子です。
ファッションアイテムとしても人気のパタゴニアらしく、普段使いでも違和感なく取り入れられるデザインがおすすめポイントです。
サイドパネルにはエアシェッド素材を採用し、速乾性と通気性を両立しています。本体とつば部分はフーディニ素材を採用しています。
耐久性撥水加工を施しているため急な天候の崩れを心配することなく着用でき、吸湿発散性を持ち合わせたヘッドバンドも付いているため、着用時の温度調節も促してくれます。
クレジットカードや鍵などの小物を収納できるのも便利で、フィット感を高め伸縮性のあるバックパネルはスタッフサックとしても活用できます。
サイズ | フリー(対応頭周り54-61cm) |
素材 | ナイロン |
カラー | ブラック |
パールイズミは日本生まれのサイクルウェアメーカーとして、多くのバイカーがアイテムを愛用しています。
紹介するバンダナタイプの帽子もライディング中の快適さを追求されている機能的なアイテムです。
パールイズミの製品は日本人が使うことを前提に開発され、気候との相性や日本人の体形に合わせられています。
当然帽子も多くの日本人にふぃっとしやすい形状になっています。
メッシュ素材を採用しているため、暑い季節にヘルメットの下にかぶっても頭部に爽やかで快適な環境を提供してくれます。
首の後ろにも日よけガードが付いているので、一日中日光を浴び続ける首筋を守ってくれるため体力消耗につながる日焼けを軽減でき、安全で快適なライディング環境に欠かせないアイテムとして重宝しそうなアイテムです。
女性におすすめ!ロードバイクの帽子の人気おすすめ5選

女性におすすめのロードバイク用帽子5選を紹介していきます。
女性の場合はヘルメットによる髪型の崩れが気になるため、帽子がマストアイテムになっている人も多いでしょう。
カラフルなものからシンプルなものまでピックアップしたのでぜひ参考にしてください。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | クラッシックコットン |
カラー | ホワイト&レッド |
GIROは世界で活躍するトッププロの愛用者も多い、アメリカ生まれのブランドです。
特にロードバイク用ヘルメットの開発力が優れており、GIROが開発した先進的で画期的な構造は昨今のヘルメットに大きな影響を与えたといわれ、現在もトップライダーたちの意見を取り入れながら先進的なヘルメットを発表し続けています。
ヘルメット開発に定評のあるGIROですので、ロードバイク用帽子も機能的に作られています。短めに設計されたツバは使い勝手も良く、ヘルメットをかぶった時も視界の邪魔になりません。
汗が顔に流れるのを防ぐのはもちろん、速乾性にも優れているので暑い日のライディングでも快適です。
また、涼しければ保温にも役立つため季節を問わず愛用できそうな帽子です。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル100% |
カラー | ブラック×シャインピンク |
ポリエステル素材のロードバイク用帽子で、ブラックベースの生地にシャインピンクのロゴが印象的なアイテムです。
一見すると派手に見えますが、いたってシンプルなデザインなのでコーディネートにも取り入れやすく、ロゴもよいアクセントになっています。
吸汗速乾性に優れた素材を採用しているため、汗をかいても快適にかぶれ着用によるストレスも軽減できます。
また肌触りもよい素材を使用しているのでかぶり心地も着用感も抜群です。
ツバは約5cmの長さで、日差しからも雨からも目を守ってくれるちょうど良い長さです。
加えて風の抵抗も気にならない長さなのでライディングの邪魔にならず、ロードバイク用の帽子としての役割を十分発揮してくれます。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル100% |
カラー | アイスブルー |
クラフトは1977年にスウェーデンで誕生したスポーツウエアメーカーです。
アイテムには北欧らしいモダンなデザインが多く取り入れられ、プロ、アマチュアを問わずクラフトのサイクルウエアファンは多く存在しています。
2017年にはロードレースの最高峰ツール・ド・フランスに参戦するプロチームにもウエアが採用されていることから、品質の高さを伺い知ることができます。
小さな三角が全体に散りばめられポップな印象が魅力のデザインで、ツバの裏には黒地に鮮やかなブルーでロゴがあしらわれており、ヘルメットをかぶっている時にツバを折っても帽子の個性を失いません。
後部には伸縮性に優れたギャザーが採用されており、誰がかぶってもストレスのないフィット感を実現してくれます。
サイズ | フリーサイズ |
素材 | メッシュ素材 |
カラー | 5パターン |
京都生まれのサイクルカジュアルブランド「BIKOT」のロードバイク向け帽子です。
帽子に限らず、ジャージやリュック、パンツに輸行袋など、ウエア関連に留まらずサイクルアイテム全般を発表しています。
帽子のデザインパターンはUROKO、UME、SEIGAIHA、ASANOHA 、YOROKEZIMA の5種類ありますがどれも和モダンを感じられるテイストが特徴です。
肝心の機能性ももちろん優れており、メッシュ素材を採用しているので吸汗速乾性にも優れています。
汗をかいても頭部の蒸れを最小限に抑え、爽やかさを維持し快適なライディングを支えてくれます。
フィット感も抜群で、圧迫感がなく長時間かぶっていてもストレスになりません。当然ヘルメットのインナーキャップとしても役割を果たしてくれます。
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まとめ
ロードバイク用の帽子を紹介してきましたがいかがでしたか?
帽子の役割と共に、代表的なメーカーや帽子の選び方、メンズ・レディースそれぞれにおすすめのアイテムなど、これから帽子を購入する人に役立つ情報ばかりですのでぜひ参考にしてください。