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ロードバイクにおすすめのクランク3選と適切なクランク長の選び方

スポシル編集部

公開日 :2018/08/22

更新日 :2019/09/11

皆さんは自分が乗っている自転車のクランク長を気にしたことがありますか?

ロードバイクを買う時は自分に合ったサイズを選んで買いますが、クランク長まで気にする人はレースに出ている本格志向の人を除けば少数です。

普段ロードバイクに乗っていて、サドルの高さは合っているのに足が回しづらい、膝が痛む、そんな症状が出ていませんか?それはクランク長が合っていない可能性があります。

でも自分に最適なクランク長と言われてもわかりませんよね。

そこで、クランク交換による効果、交換方法、自分に合ったクランク長の選び方の解説と、交換におすすめなクランクセット3選の紹介をします。

目次

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クランク交換の効果

ロードバイクの完成車にはフレームサイズによって多少異なりますが、日本人に適合するサイズだと170mmのクランクが付いているケースが多いです。
しかし、人によって足の大きさが違うように同じ身長でも足の長さは異なります。また、軽いギアでケイデンス(1分間のクランクの回転数)を上げて走るのか、重いギアでゆっくり回して走るのかによっても最適なクランク長は変わってきます。

自分に合わない長さのクランクを使っていると乗りづらいだけでなく、最悪膝を痛める原因にもなってしまいます。
なので、クランク長はフレームサイズと同様に、違和感なく快適に乗るためには重要です。
また、完成車の多くはコスト削減のために、

  • 変速機などのパーツより下のグレードのクランク
  • 完成車向けの安価な他社製クランク

を採用している場合があります。
変速機などと同じメーカー、グレードのクランクに変えることによって変速性能の向上や、軽量化などにも繋がります。

クランクの交換方法

クランクの交換には専用工具が必要になります。
クランクの種類によって必要な工具は異なりますが、ここでは完成車で採用率の高い
・クランクアームとクランク軸が別パーツとなっているスクエア規格(主にシマノ以外のメーカーが採用)
・クランクアームとクランク軸が一体化パーツとなっているシマノのホローテックⅡ規格(シマノのみが採用)
の交換方法を説明します。

スクエア規格のクランクの場合

  • 8mmのアーレンキー
  • コッタレスクランク抜き工具
  • モンキーレンチ
  • ペダルレンチ

の4点が必要になります。

  1. ペダルレンチで左右ペダルを外す。(クランクを外した後だと力が入れ難くなり外れ難いため、必ず最初に外す。)
  2. 8mmのアーレンキーでフィキシングボルトを外す。
  3. チェーンをチェーンリングの内側に外し、コッタレスクランク抜きを使って左右クランクを外す。
  4. 交換するクランクをボトムブラケットの軸に差し込んでフィキシングボルトを取り付け、8mmのアーレンキーで締め込み固定する。(この時にボトムブラケットと右クランクの間にチェーンが挟まるのを防止するため、チェーンをチェーンリングに取り付けてからフィキシングボルトを締め込む。)
  5. 交換前と交換後でチェーンリングの位置が数ミリズレて変速不良やチェーンの音鳴りが起こるため、フロントディレーラーの調整を行う。
  6. ペダルレンチで左右ペダルを取り付けて終了。

ホローテックⅡ規格のクランクの場合

  • 5mmのアーレンキー
  • クランク取り付け工具(様々なメーカーから発売されているが、おすすめはシマノ純正工具のTL-FC16)
  • マイナスドライバー(細い工具であれば代用可)
  • ハンマー(必要に応じて)
  • ペダルレンチ

の5点が必要になります。

  1. ペダルレンチで左右ペダルを外す。(クランクを外した後だと力が入れ難くなり外れ難いため、必ず最初に外す。)
  2. 5mmのアーレンキーで左クランクの固定ボルトを緩める。(この時に片側を一気に緩めずに均等に交互に緩めていく。)
  3. クランク取り付け工具を使い、クランク取り付けボルトを外す。
  4. 左クランクの固定ボルトの隙間にマイナスドライバーを差し込み、クランク脱落防止用の爪を引き上げながら左クランクを外す。
  5. チェーンをチェーンリングの内側に外し右クランクを外す。(外れない場合は、右クランク軸をハンマーで叩いて外す。)
  6. 交換するクランクを右クランク、左クランク、クランク取付ボルトの順に取り付け、クランク取り付けボルトで締めこむ。
  7. クランク脱落防止用の爪を落とし込み、左クランクの固定ボルトを左右均等に締め込む。
  8. ペダルレンチで左右ペダルを取り付けて終了。

ホローテックⅡ規格の場合、高価な専用工具は必要なく難易度も高くないため、自分で交換してみてはいかがでしょうか?

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クランクはクランク長で選ぶ

ロードバイクのクランクを選ぶ際に最も重要なのはクランク長です。どんなに高価で性能が良いクランクでも、クランク長が合わなければ、クランクが持つ本来の性能が発揮できないだけでなく、膝を痛める原因にもなってしまいます。

クランク長とは

クランク長とは、クランクとボトムブラケットを繋ぐ軸の中心とペダルの取り付け軸の間の距離のことで、一般的に165mm、175mm、172.5mm、175mmの長さがあります。
クランクを選ぶ際は乗る人の身長を元に大体の最適なクランク長を計算し、軽いギアでケイデンス(1分間のクランクの回転数)を上げて走る人は短めのクランク、ケイデンスを上げずに重いギアで走る人は長めのクランクと乗り方を加味してクランク長を選びます。

クランク長の選び方

クランク長を選ぶ時に参考にできる最適なクランク長の計算方法を紹介します。

  • 自分の身長の10分の1の長さ
  • まずは昔からよく使われている選び方です。
    自分の身長の10分の1の値に一番近いクランク長を選びます。
    身長165cmなら165mm、身長173cmなら172.5mmのクランク長になります。しかし、最近は自分の身長に比べて長いクランク、短いクランクを使用するプロ選手が増えてきたため、あまり参考にできないとも言われています。
    そこで最近使われているのが次に紹介する選び方です。

  • 股下×1.25+65
  • 股下から最適なクランク長を選ぶ方法です。
    股下80cmなら165mm、股下86㎝なら172.5mmのクランク長になります。
    同じ身長でも股下の長さは異なるため、身長から適正のクランク長を計算するよりも正確な数値が出せます。
    しかし、どちらの方法で大半の人は選択できるクランク長の間の数値が出てしまうため、乗り方も参考にして選ぶ必要があります。

クランク長、長短のメリット

クランク長の長短のメリットを解説します。

短いクランクのメリットは、足の可動範囲が狭くなるため、足の各関節、主に膝の関節負担が軽減される点です。長いクランクに比べてケイデンスを上げるのが容易になるため、軽いギアでケイデンスを上げて走る人におすすめです。

長いクランクのメリットは、短いクランクに比べて、同じギアでも少ない力で回せる点です。登り坂を走ることが多い人や重いギアでゆっくり回して走る人におすすめです。

先ほど紹介した適正なクランク長の出し方で選択できるクランク長の間の数値が出てしまったり、今使っているクランク長で膝に痛みがある場合は、クランク長の長短のメリットも参考にすると、より適正なクランク長を選択できます。

クランクセットとは

クランクセットは、クランクとチェーンリングがセットになったパーツの総称です。
その中でもクランクは左右クランク、クランク軸の3つの部品で構成されており、どの程度一体化されているかによって2ピースクランクと3ピースクランクのどちらかに分類されます。

2ピースクランクはクランク軸と一体化した右クランクと左クランクの2つで構成されているタイプのクランクの総称です。シマノのホローテックⅡが有名で、近年のロードバイクは2ピースクランクが主流になってきています。
クランクアームと軸が一体化しているため、3ピースクランクに比べ軽量で剛性も高くなっているのが特徴です。

3ピースクランクは左右のクランクとクランク軸が全て別パーツになっているタイプのクランクの総称です。スクエアテーパー(四角軸)が有名です。
左右クランクとクランク軸が全て別パーツとなっており、重量や剛性面では2ピースクランクに劣りますが、昔から使われているため安価で、ママチャリから入門向けのロードバイクまで幅広く使われています。
同じタイプのクランクでもメーカーによって規格が異なり、規格間での互換性あまり無いため、別メーカーのクランクセットに変える場合ボトムブラケットも同時に変える必要があります。

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ロードバイク用クランクのおすすめ3選

クランクの選び方には

  • クランクアームとチェーンリングを別で選び、組み合わせる。
  • クランクアームとチェーンリングがセットになったクランクセットを購入する。
  • の2種類がありますが、近年はどのメーカーも単品パーツではなくクランクセットで販売しているため、クランクセットでの交換が主流です。
    しかし様々なメーカーからクランクセットが出ているため、どれを選べばいいのか迷いやすいです。
    なので、近年スタンダードとなっているリア11スピード対応でおすすめのクランクセットを3つ紹介します。

シマノ 105 FC-R7000 クランクセットの詳細情報

クランク長 160mm、165mm、170mm、172.5mm、175mm
歯数 50-34T、52-36T、53-39T
参考重量 742.6g(52-36T、170mmで計測)
カラー ブラック、シルバー

低身長の人でも選択できる様になったシマノのクランクセット

1つ目に紹介するのは今年R7000としてフルモデルチェンジした、シマノのミドルグレードコンポーネント【105】のクランクセットです。
前作のFC- 5800から継承された4アームデザインは上位モデルのデザインコンセプトを踏襲してよりレーシーなデザインとなっています。重量もFC- 5800に比べて30g軽量化されています。

FC-R7000の一番の特徴は従来のよりも短いクランク長160mmがラインナップに追加されている点です。
従来のシマノ製クランクセットは165mmが最も短いクランク長となっており、160cm以下の低身長ユーザーは165mmのクランクで我慢するか、他社製のクランクセットを使う必要がありました。

しかし他社製のクランク長が短いクランクセットを使う場合、選択肢が非常に少なく高価というデメリットがありました。
そんな低身長ユーザーにとってFC-R7000は待望のアイテムとも言えますね。
今まで短いクランク長のシマノ製クランクセットが無くて困っていた人にはFC-R7000がおすすめです。

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DIXNA ラ・クランクの詳細情報

クランク長 130mm、135mm、140mm、145mm、150mm、155mm、160mm、162.5mm、165mm、167.5mm、170mm
歯数 34-24T、47-31T、49-35T、51-37T
参考重量 750g(140mmで計測)
カラー ブラック、シルバー

日本人が作った日本人のためのクランクセット

次に紹介するのは日本の老舗自転車商社である東京サンエスのオリジナルブランドのDIXNAから発売されているラ・クランクです。
ラ・クランクは殆どのメーカーが高身長で手足が長く、体格の良い欧米人に合わせて製品開発される中、小柄で手足が短めの日本人に合わせて開発された日本人向けのクランクセットです。

一番の特徴は130mm~170mmという他のメーカーには無いクランク長の選択肢の多さです。
特に160mm~170mmの間は2.5mm刻みでクランク長が設定されており、子供から大人まで自分に合ったクランク長を選択できるようになっています。
また、他社のクランクに比べ、Qファクター(左右のクランクのペダル取付け部の外面間距離)が狭く設定されており、欧米人に比べ股関節幅が狭い日本人でもスムーズにペダルを回せるようになっています。(付属のスペーサーによる微調整も可能)

ボトムブラケットは専用品がありますが、クランク軸はシマノ製と同じ24mmスルーアクスルとなっているため、ホローテックⅡ規格のクランクセットを使用している場合はクランクだけを付け替えることができます。
今まで自分に合うクランクがなかった・・と困っていた人にはラ・クランクがおすすめです。

スギノ Mighty Tour – 901Dの詳細情報

クランク長 160mm、165mm、167.5mm、170mm、172.5mm、175mm
歯数 52-36T、50-36T、50-34T、48-36T、48-34T、46-36T、46-34T
重量 メーカー非公表
カラー ブラック、シルバー

クラシックな外観ながらも最新鋭の性能を搭載したスチールフレームにピッタリのクランクセット

アルミ、カーボンフレームのロードバイクが市場の殆どを占める中、一部のユーザーから根強い人気があるクロモリフレームのロードバイク。クラシックな見た目が格好良いですよね。
しかし、最近は大口径パイプ、エアロ形状のアルミ、カーボンフレームに合わせて各パーツも攻撃的、エアロ形状のデザインに変わっています。特にクランクはアーム部分も太くなり、厳ついデザインが増えました。確かに性能は上がっていますが、クラシックな見た目のクロモリフレームには似合いません。

せっかくのクラシックなフレーム、それに合ったクラシックなシルバーカラーのパーツを付けたいですよね。
そんな人に紹介したいのが、スギノエンジニアリングから発売されているMighty Tour – 901Dです。
スギノエンジニアリングは競輪やトラックレース用のパーツ(特にクランクセット)で有名な国内パーツメーカーですが、最近少なくなってきたクラシックデザインのクランクセットを取り扱っていることでも有名です。

Mighty Tour – 901Dはクラシックな見た目をしつつ、最新のモデルにも劣らない性能を持ったロードバイク、ツーリング車用クランクセットです。
クランク長の設定は160~175mmで設定されており、先ほど紹介したラ・クランクには劣りますが、6種類から選択できます。
歯数は52-36T、50-36T、50-34T、48-36T、48-34T、46-36T、46-34Tの7種類から選択でき、自分の乗り方に合わせて選ぶことができます。
クロモリフレームに合ったクラシックデザインのクランクセットがないと困っていた人にはMighty Tour – 901Dがおすすめです。

まとめ

ロードバイクのパーツと言えば変速機やホイールなどがよく話題に上がりますが、クランクセットは最適なクランク長に交換するだけで快適性が変わる重要なパーツです。今まで気にしたことがなかった人もこれを機に自分に合ったクランクセットを考えてみてはいかがでしょうか?

 

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