トライアスロンはスイム、バイク、ランと3つの種目の合計タイムで競い合います。
その中でもバイク競技は、日常で使用する自転車とは異なり、よりスピードを追求しタイムを競うため、バイクの性能はより速く走るために設計されています。
特にホイールはトライアスロンバイクの走行性を向上させる大切なパーツの一つなので、慎重に選ぶ必要があります。
自分とはあわないホイールでレースに挑んでしまうと、タイムが伸びないことは容易に想像できるでしょう。
また、転倒によるケガもしやすくいなるため、ホイール選びは非常に重要です。
そこで今回は、ホイールの種類と選び方を解説し、初心者におすすめのトライアスロンバイクのホイールを5選紹介します。
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目次

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そもそもホイールとタイヤって何が違うの?

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トライアスロンの走行性を向上させるパーツの一つが、車輪部分のタイヤとホイールです。
タイヤは外側の黒いゴムの部分をさし、ホイールはゴムの内側の鉄やアルミの部分を指します。
タイヤは自転車で唯一路面に接している部分のため、性能の良いタイヤほどパフォーマンスが向上します。そのため、耐パンク性やグリップ性などが求められます。
ホイールは、タイヤを真円に支える大事な部分で剛性や耐久性、回転性能が求められます。
使われる素材やスポークの形状によってスペックが異なり、空気抵抗も考慮して作られています。
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ホイールの種類

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ホイールに使用される材質は主にアルミやカーボンです。大きな違いは重量や剛性で、乗り心地が違うだけでなく、レースのコースによってはホイールの素材選びは重要なポイントとなります。
では、それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
以下では
- アルミ
- カーボン
の項目ごとにホイールの種類を解説します。
アルミ
トライアスロンバイクで最も多く使用されている素材がアルミです。
アルミ素材のメリットは、耐久性と耐衝撃性に優れているため、劣化が遅く長年使用し続けることができる点です。
また、雨でリムが濡れてもブレーキの制動力が変わらないため、しっかり止まれる点も魅力です。
カーボン素材よりリーズナブルな点で、トロイアスロンバイクでは重宝されている素材です。
デメリットは、カーボン素材より重たい点です。ヒルクライムコースなど、バイクの重量がレース内容を左右する場合は向かないホイールです。
カーボン
カーボン素材の最大のメリットは、特殊な樹脂を専用の接着剤で固めた素材であるため、重量が非常に軽い点です。
ハブやリムもカーボン素材の場合は、さらに軽量化が可能です。
バイクの軽量化で走行性が高まるため、本格的なライダーはカーボン素材のホイールを使用しています。
デメリットは、特殊な素材であるため、アルミのホイールに比べて値段が高い点です。
また、専用ブレーキが必要となるほか、アルミ素材のホイールより耐久性・耐衝撃性が劣ります。
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トライアスロンのホイールの選び方
バイクのホイールは素材以外にも選ぶ際にはいくつかのポイントを抑える必要があります。
そこでホイールの選び方を紹介します。
以下では
- スポークの形状
- リムの高さ
- 剛性や重量
の項目ごとにホイールの選び方について言及します。
スポークの形状
リブとハブを結ぶスポークには、ノーマルスポークとエアロスポークがありデザインや本数が異なります。
ノーマルスポークは断面が円形で、エントリーグレードのホイールによく使用される形状です。
エアロスポークは空気抵抗を減らすために断面が板状に扁平しているのが特徴で、ミドルグレード以上のホイールに使用されています。
スポークは、どんな力が加わってもホイールを真円にするために張られており、バイクの乗り心地・走行性能を大きく左右します。
スポークの本数が多いとその分負荷を分散させることができ、1本にかかる負荷も減ります。
そのため、真円率は高まりますが、重くなる・空気抵抗率が増えるというデメリットがあります。
リムの高さ
ホイールはリムの高さによって、ローハイトリム、ミドルハイトリム、ディープリムに分けられます。
ローハイトリムは、リムが1番低く高さが30㎜以下くらいのホイールで、ミドルハイトリムホイールは、リムが35~45㎜くらいの高さとなります。
リムの高さが50㎜以上でスポークの長さが短くなるのが、ディープリムホイールです。
リムが高くなるほどスポークが短くなり、ホイールを真円に保ちやすくなる特徴があります。
その分スポークの本数も減らすこともできます。
リムが高いホイールはリム自体が重くなるため、外側の重さが増すことで走り出しは鈍くなります。
しかし、一度スピードに乗ってしまえば減速しにくいため、長距離を走るトライアスロンで使用されることも多いホイールです。
剛性や重量
ホイールの剛性と重量のバランスは、バイクの走行性において需要な役割をしています。
ホイールが軽量であれば加速性が向上し、平たんな道や坂道での走行も楽に行えます。
ホイールの剛性が高いと、ペダルを踏みこんだときの力が地面へ伝わりやすく、加速性や巡行性が高くなるといわれています。
ただし、ホイールによっては軽量なものほど剛性が低くなるものがありますので、自分の体形やレベルに応じてほどよいバランスのもを選ぶことをおすすめします。
軽量かつ剛性が高いホイールもありますが、価格が高くなる点がネックとなります。
初心者におすすめのトライアスロンのホイール5選
エアロ効果を体感できるエントリーモデルのホイール!
重量が少し重めですが、リムハイトが高いため空気抵抗が少なく、剛性にたけているのが特徴です。平地の高速走行にも向いています。
スペック
リムタイプ:クリンチャー
重量:前後セットで2022g
スポーク本数:F16/R21
リア対応スピード:10/11
リムサイズ:622-15C
シンプルさを追求したクリンチャーホイール!
空気抵抗が少ないモデルのホイールで、平地を高速で走るトレーニングに向いています。
シンプルなデザインは、どんなホイールとも相性抜群です。
スペック
重量:前後セットで1995g
リムハイト:30㎜
アルミホイールの最高峰「レーシング・ゼロ」
レーシング・ゼロは、高い剛性により抜群の加速性能と推進力を与えてくれるホイールです。
優れたエネルギー伝達能力と正確な走行性能が快適なペダリングを実現し、安定感のあるライディングを提供します。
スペック
サイズ:700C
対応カセットスプロケット:シマノ10/11速
対応タイヤ:クリンチャー(WO)
安定性と耐久性を求めるトライアスリートにおすすめ!
重要部位にT800のカーボン繊維材料を使用しているため、強度が増し、耐久性に優れています。
また、制動性能にも優れているため、操作がしやすく、ライディングに安定感をもたらします。
スペック
重量:1360g
リムのタイプ:チューブラー
科学的なデザインが走行性をアップさせる!
フラットスポークを採用しているため、安定性とスピード維持がより強化されたモデルのホイールです。
空気力学的なデザインを用いているため、様々な路面でも対応できるように設計されています。
高強度のカーボン繊維を使用することで耐久性をアップさせた優良モデルです。
スペック
材料:カーボン
ブレーキ面:バサルト
重量:1453+/-20g
この記事で紹介している商品一覧
商品画像 |
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商品名 | シマノ WH-RS330 前後セット | TOKEN EC30A Resolute アルミクリンチャーホイール | FULCRUM (フルクラム) RACING ZERO C17 クリンチャーホイール | Hulk-sports (ハルク スポーツ) 超軽量 カーボンホイール | IMUST(アイマシト)カーボン ホイール |
購入先 | Amazon 楽天 Yahoo | Amazon 楽天 Yahoo | Amazon 楽天 Yahoo | Amazon | Amazon Yahoo |
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自分にあったトライアスロンのホイールを選ぼう!
いかかでしたか?
今回はトライアスロンバイクのホイールの種類と選び方を解説しました。
また、初心者におすすめのホイールを7選紹介しました。
ホイールは走行性を劇的に変える重要なパーツですので、情報収集とライディング経験からどの機能を充実させたいかを明確にし、レベルにあったホイールを選ぶことをおすすめします。
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