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野球中継でよく耳にするライト・レフトってなに?意味や有名選手を徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2018/07/22

更新日 :2019/05/09

野球で言うライトとレフトは外野手のポジションの名前です。

野球を少し知っている人ならすぐわかりますが、そうでない人は左と右?という人もいるかもしれません。

そこで、今回野球をあまり知らない人から少し興味があるが詳しくはわからない人にライトとレフトについて解説します。

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目次

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これさえ読めばライトとレフトのことがわかる

以下では

  • ポジションの名称や位置はホームベースや捕手から見る
  • ライトに必要な能力
  • レフトに必要な能力

について触れていきます。

ポジションの名称や位置はホームベースや捕手から見る

野球で言うライトは日本語で言うと右翼、レフトは左翼と言い、プレーヤーのことを言うときはそれぞれ右翼手、左翼手と言います。

文字を見てわかるように位置関係から名前がついています。
その基準はホームベース、つまりキャッチャーの位置からフィールド側(フェアゾーン)を見て右側をライト、左側をレフトと言います。

ちなみに英語で正確にはライトはポジションをRight field、プレーヤーをRight fielder言い、レフトはポジションをLeft field、プレーヤーをLeft fielderと言います。

日本ではライト、レフトと言いやすいように略されることが多く、場面によってポジションのことを指したりプレーヤーのこと指したり便利な言葉として使われています。

ライトに必要な能力

ライトに限らず外野手には広い守備範囲、長い距離を送球できる遠投能力(肩の強さ)が求められます。

しかし、ライトに求められるのはそれだけではありません。
ヒット処理の素早さ、遠投に加えて送球の正確さも求められます。
その一番大きな理由はライトが外野手のなかで一番三塁まで距離があり送球に一番時間がかかるということです。

例えばランナーが一塁上にいてヒットの打球を処理するとき、少しの処理の遅れや送球の遅れやずれがあるとランナーの三塁進塁を許してしまうことつながります。
上手なライトだと三塁送球でランナーをアウトにできます。

また、ランナーがその外野手を「うまい」と知っているときは二塁でストップするときもあり、ランナーを次の塁に進ませない抑止能力も持ち合わせていると言えます。

ライトの仕事は自分に飛んできた打球の処理だけではありません。
ライトは一塁への悪送球に備えて後方カバーをしなくてはいけません。
一塁は内野ゴロでしょっちゅう送球されるためライトは大変です。
ライトフライは一つもないのに、内野ゴロで走りっぱなしということも少なくありません。

TV中継ではあまり映らないため、球場観戦の機会があれば注目して見るのもいいでしょう。
守備の負担を考えるとライトが外野手の中で最も重要なポジションと言えます。

レフトに必要な能力

基本的に求められる能力は外野手の能力としてライトと同じですが、レフトはライト程シビアに高い能力は求められません。

ただし、レフト線のクッションボールの処理がうまいとレフト線のヒットを二塁打にすることを阻止できたりします。

そのため、ライトほど遠投能力は求められないものの送球の正確さ、素早さという能力はある程度必要です。
逆にいうと遠投能力が高くなくても、送球の正確さがあればレフトは守れるポジションとも言えます。

プロ野球でも、内野の後方カバーもしますが、三塁のカバーですから一塁のときと比べると頻度はぐっと下がります。
それに三塁の場合はセンターやライトからの送球カバーは投手もしますから守備的な負担はライトに比べると軽いと言えます。

ライトは守備が下手な人が多い?

以下では

  • 『ライパチ』が表す意味とは?
  • 日本プロ野球では反対にレフトが守備軽視、打撃重視
  • 利き手によるライトとレフトの違い
  • ライトで守備の名手として最も有名な選手は『イチロー』

について触れていきます。

『ライパチ』が表す意味とは?

ライトは外野手の中では重要なポジションですが、少年野球の世界では少し違ってきます。

いまはあまり聞かなくなくなりましたが『ライパチ』という言葉があります。
これは「ライトで八番バッター」という言葉の略語です。
昔、『ライパチくん』という野球漫画のタイトルにもなったことがあるように以前はよく使われた言葉です。

少年野球ではライトは一番守備が下手な選手を守らせるポジション、ピッチャー以外で八番は一番打撃力のない人が打つ打順とされていました。
つまり一番野球が下手な人の代名詞として使われていた言葉です。

少年野球で右翼手が軽視される理由

いまでも少年野球では、あまり守備のうまくない選手がライトを守っていたりします。
その理由はズバリあまり打球が飛んでこないからです。
なぜ飛んでこないかというと以下の3つが挙げられます。

  1. 一般的に少年野球に限らず右バッターが多く、少年野球ではライト方向への流し打ちの技術を持った選手が少ないこと
  2. ピッチャーの球があまり早くなく振り遅れの打球が少ないこと。
  3. 少年野球は外野へ大きな打球を打てる選手が多くないこと。

少年野球は外野のフェンスがないグランドで試合をする場合が多く、外野手がボールを後ろに逸らすと失点に直結することも多いです。
そのため、より打球が飛んでくるレフトの守備が重視されライトの守備は比較的軽視されています。

日本プロ野球では反対にレフトが守備軽視、打撃重視

プロ野球に目を向けると、少年野球とは違いレフトは守備軽視の傾向があります。
守備軽視というより実際には打撃重視と言う方がいいかもしれません。

確かに打撃力のある選手がレフトいうポジションを守っていることが多く、試合の後半には守備固めの選手と交代するケースが度々あります。

元内野手や元捕手の選手がバッティングを生かすために外野手にコンバートされることがありますが、コンバート先にレフトが比較的多いのは守備的負担が少ないことも要因です。

利き手によるライトとレフトの違い

昔からレフトは右利き、ライトは左利きの選手が適していると言われています。
レフトならレフト線、ライトならライト線から二塁や三塁へ送球するときにスムーズに送球できるからです。以下の動画をご覧下さい。

この動画は、右利きのレフトがヒットを処理して送球したときのものです。
ボールを捕ってからすぐに送球していますね。

レフトがもし左利きだった場合、ボールを捕ってから送球するときに投げる方向に一度体を反転させないといけないので、右利きに比べて少し時間がかかります。
きわどいタイミングだとこの差が大きな差になることも考えられます。

ただ、実際には利き手はあまり重視されていません。
守備が上手い選手は利き手の有利不利を十分カバーできる技術を持っていますし、守備範囲
の広さや送球のうまさなど利き手を補って余りある能力を持っているからです。

ライトで守備の名手として最も有名な選手は『イチロー』

イチロー選手は打者としても超一流ですが、ライトの守備については名手という言葉よりもっと相応しい言葉がないか探したくなるほど世界レベルの超一流の外野手です。

名手の証として評価されるゴールデングラブ賞を外野手部門で日米通算17年連続受賞していることからもわかります。
特にメジャーリーグで10年連続受賞は特筆ものです。

メジャーリーグデビューの年に「レーザービーム」と称された三塁への送球はイチローの名前を一躍有名にし、全米中を驚愕させました。
まずはそのプレーを見てみましょう。最初の動画が「レーザービーム」誕生の瞬間です。

イチロー選手の伝説がここから始まったといって差し支えないでしょう。

送球だけでなく捕球に関してもイチロー選手は類まれなプレーの数々を残しています。
そのプレーの一部の動画がこれです。

打球への一歩目の反応と、無駄なく一直線で打球の落下点にはいる能力は世界一といっても言い過ぎではないでしょう。

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日本プロ野球歴代名手【ライト編】

()内は入団年度から引退年度、主な所属球団。引退年度の記載がない選手は2018年現在現役選手。

イチロー(1992~ オリックスブルーウェーブ、シアトルマリナーズ等)

日本プロ野球史上最高の外野手です。ここではこの一言で十分でしょう

蓑田浩二(1976~1990 阪急ブレーブス、読売ジャイアンツ)

1970年代の阪急ブレーブスの黄金期を支えた名外野手です。
レフトも守っていましたからレフトの名手でもありますが、レベルが高くライトとしてエントリーしました。

真弓昭信(1973~1995 クラウンライターライオンズ、阪神タイガース)

元々は俊足、強肩が売りのショートでしたが類まれな野球センスでライトとしても一流の守備を誇りました。
野球センスの塊のような選手で、外野以外でもチーム事情で内野の全ポジションをこなした万能選手です。

前田智徳(1990~2013 広島カープ)

ケガに泣いた広島カープ一筋の名外野手です。
守備範囲も広くバッティングも含めてすべてのプレーで天才肌の選手でした。

亀山努(1989~1997 阪神タイガース)

活躍期間は短かったですが、新庄選手との新亀コンビは1992当時の右中間の守備範囲は球界随一でした。

高橋由伸(1998~2015 読売ジャイアンツ)

元ヤンキースの松井選手とクリーンアップを組んだ打撃が注目されますが、守備も一流です。
肩の強さを生かした送球は一級品でした。

福留孝介(1999~ 中日ドラゴンズ、シカゴカブス等)

中日入団後外野にコンバートされ見事な守備力を日米で披露しています。
打球に対する一歩目と無駄なく最短距離で打球に追いつく技術が特徴の名手です。

金城龍彦(1999~2015 横浜ベイスターズ、読売ジャイアンツ)

プロ入り即打者転向、2年目でいきなり新人賞と首位打者を取ったことが印象的です。
スイッチヒッターで足も速く肩も強く非常にバランスの取れた選手でした。

稲葉篤紀(1995~2015 ヤクルトスワローズ、日本ハムファイターズ)

稲葉ジャンプでファンに愛された稲葉選手。
ヤクルトから日本ハムへの移籍を経て堅実な守備が年々磨かれた名手です。

糸井嘉男(2004~日本ハムファイターズ、オリックスバッファローズ、阪神タイガース)

投手出身、右投げ左打で俊足とイチロー選手と通じるところがあります。
守備範囲の広さと肩の強さは超一流です。

日本プロ野球歴代名手【レフト編】

高田繁(1963~1980 読売ジャイアンツ)

オールド不安にはなつかしい高田選手。打撃重視のレフトの中で守備のうまさは頭一つ抜けています。
塀際の魔術師という異名を持っていました。その後サードにコンバートされ外野と内野両方でゴールデングラブ賞(当時はダイヤモンドグラブ賞)を受賞した数少ない選手です。

田口荘(1992~2011 オリックスブルーウェーブ、セントルイスカージナルス他)

オリックス時代イチロー選手とのライトレフト間の遠投が圧巻だった田口選手。
イチロー選手がすごすぎてあまり目立ちませんでしたが田口選手も超一流の外野手です。

英智(2001~2012 中日ドラゴンズ)

落合監督の中日最強時代のスーパーサブ、勝負どころの守備固めで幾度となくピンチを救った英智選手。
先発出場が多かった2004年にはゴールデングラブ賞を受賞しています。

松井秀樹(1993~2012 読売ジャイアンツ、ニューヨークヤンキース等)

日本人初のワールドシリーズMVPの松井選手。
バッティングに目がいきがちですが、レフトの守備は堅実で評価も高く、日本のゴールデングラブ賞も2000年から2002年まで3年連続で受賞している名手です。

金本知憲(1992~2012 広島カープ、阪神タイガース)

鉄人金本選手の守備は練習で鍛え上げたレフトの守備は堅実そのものです。
決して特別肩が強くはないものの正確な送球で得点を阻止することも度々ありました。

内川聖一(2001~  横浜ベイスターズ、ソフトバンクホークス)

内川選手は元々内野手だっただけにグラブさばきとスローイングは非凡なものがあります。
2009年のWBCでの二塁打を阻止したスパープレーが印象的です。

和田一浩(1997~2015 西部ライオンズ、中日ドラゴンズ)

和田選手は強打の捕手として西部ライオンズに入団後、バッティングを生かすため外野手にコンバートされました。
捕手出身だけに肩が強くコンパクトな送球が特徴的でした。

多村仁(1997~2015 横浜ベイスターズ、ソフトバンクホークス)

センターを守ることもあっただけに、レフトとしても平均点以上の守備力の選手でした。
横浜日本一のときの主力選手でWBCでも活躍した割に少し地味な印象ですが、すごくいい選手でした。

中田翔(2009~ 日本ハムファイターズ)

大阪桐蔭で選抜優勝投手でもあった中田選手。肩の強さは折り紙付きです。
バッティングでは日本ハムの4番で中心バッターですが守備も上手いです。

平野謙(1981~1996 中日ドラゴンズ、西武ライオンズ等)

平野選手は西武の黄金時代を支えた名バイプレーヤーです。
センターに秋山選手、ライトに羽生田選手という名手がいたためレフトを守っていましたが、送球の速さと正確さはピカイチです。

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まとめ

同じ外野手でもライトとレフトでは、右方向と左方向という違い以上に求められる能力や役割も違うことがわかっていただけたと思います。

ライトレフトについて理解を深めてプロ野球観戦をすると観戦の仕方や楽しみ方も一味違ってきます。

TV中継では伝わらない部分も楽しめますから是非球場まで行って野球の試合を観戦することをおすすめします。

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