今回は、最近バドミントンを始めたという方やこれからバドミントンを始めてみようかと考えている方が知っておくべきシャトルの選び方について紹介します。試合用から練習用、素材なども種類がたくさんあるため、どれを買ったらいいか迷ってしまう!という方に人気のおすすめシャトルを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
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目次

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バドミントンのシャトルの選び方
圧縮コルクは、コルクの粒などを集めて、固めて作るコルクのことを言います。天然コルクや人工コルクに比べ、表面がボコボコしており、耐久性がやや弱いのが特徴です。そのため、比較的安価で購入することができ、たくさん遊びたい!練習したい!という人におすすめです。中には、天然コルクに、人工コルクや圧縮コルクを織り交ぜたバトミントンシャトルもあります。
バドミントンのシャトルは大きく分けて、羽根部分とコルク部分に分かれます。それぞれ素材の違いから、耐久性・飛距離・打った時の速度など特徴が異なってきます。
ここではバドミントンの選び方について以下の点をご紹介致します。
- 羽の種類
- コルクの種類
- スピード番号
- 値段
- 用途に合わせて選ぶ
羽の種類
シャトルの飛距離や速度などは、主に羽根の素材で左右されます。羽根の素材によって、耐久性に優れたシャトルや、公式試合に使われているシャトルなど様々です。シャトルの羽根の素材は大きく分けて2種類あります。「水鳥タイプ」のシャトルは公式試合で使われる種類の素材です。一方「ナイロンタイプ」は耐久性があるため、ノック練習や長いラリーなどに適しています。
ガチョウの羽
バドミントンの公式試合など、一般的な大会で使われているのが、ガチョウの羽根を使ったシャトルです。日本バドミントン協会の検定で認められている羽根で、大会以外でも練習用など広く使われています。ガチョウの羽根は、羽毛の中央の軸「羽軸」がしっかりしているため、コルクから羽根が抜けづらいのが特徴です。また、ガチョウは個体差が少ないため、安定した品質を維持できることから、大量に作ることができます。
アヒルの羽
アヒルの羽根は、ガチョウの羽根に比べると原毛がやや弱いと言われています。ただし原毛の強弱がそのままシャトルの強度に反映されるわけではありません。縫い目の粗さや羽根の肉厚なども、バドミントンシャトルの強度に大きく影響します。
ナイロン素材
趣味でバドミントンを楽しみたい、練習用として使い込みたいという人には、ナイロン製のシャトルがおすすめです。消耗品でありながら、耐久性があり、丈夫なので比較的に長く使えると言われています。1つのシャトルで長く使えるため、バドミントン初心者の人は、まずナイロンのシャトルで練習して、慣れてから試合用に使われているガチョウの羽根でできたシャトルを使うようにすると良いでしょう。
コルクの種類
バドミントンシャトルの先端にあるコルクの素材によって、打ちやすさや打った時の感触が異なります。大きくは、天然コルク・人工コルク・圧縮コルクなどがあります。実際に試合を想定して練習をしたい場合は、なるべく良い素材を使うことをおすすめします。
天然コルク
天然コルクは、バドミントンの羽根でいう「ガチョウの羽根」のように、高級素材です。確かな品質で、心地よい打球感を演出してくれます。気持ちよく打つことができ、思い通りの打球がしやすい素材と言えるでしょう。天然コルクは、公式試合のシャトルにも使われています。ただ、そのほかの素材のコルクよりも若干値段が高めです。
人工コルク
元々、バドミントンシャトルには天然コルクを使用していましたが、原材料の高騰などで人工的にコルクを作り、バドミントンシャトルに用いるというケースが増えています。人工コルクは、天然コルクに似た素材の木を元にして作られており、色などがよく似ているのが特徴です。ただ、実際に打ってみると、やや打ちにくいと感じるかもしれません。
圧縮コルク
圧縮コルクは、コルクの粒などを集めて、固めて作るコルクのことを言います。天然コルクや人工コルクに比べ、表面がボコボコしており、耐久性がやや弱いのが特徴です。そのため、比較的安価で購入することができ、たくさん遊びたい!練習したい!という人におすすめです。中には、天然コルクに、人工コルクや圧縮コルクを織り交ぜたバトミントンシャトルもあります。
スピード番号
バドミントンシャトルには、「スピード番号」がつけられているシャトルがあります。スピード番号はメーカーによっても異なりますが、おおよそのメーカーでは「1~5」まで5段階のスピード番号がつけられています。番号によって、それぞれ以下の季節・気温で使うのが最も飛行性能が高くおすすめです。
- 適正温度:主に夏用33℃以上
- 適正温度:夏用27~33℃
- 適正温度:春・秋用22~28℃
- 適正温度:春・秋用17~23℃
- 適正温度:冬用12~18℃
- 適正温度:主に冬用7~13℃
スピード番号の違いにより飛距離に大きな違いが出てしまうため、特に試合などで使用する場合には、使用する場所の温度に応じて適切な番号を選ぶようにしましょう。
値段
価格は、安いシャトルで1球100円程度からあり、高級品では1球400円程度するシャトルもあります。購入単位は、通常12個入りの筒状のケースに入って販売されています。初心者で練習用に購入するのであれば、1ダース1,500円~2,000円程度のシャトルを購入するのが良いでしょう。ただし、シャトルは消耗品であるため、練習中にボロボロになります。羽根が折れたり、ちぎれたりして、まっすぐ飛ばなくなったり、変に回転したりしだすと交換したほうが良いでしょう。
初心者は、ラケットのスイートスポットで、正確にシャトルのコルク部分をヒット出来ないため、余計にシャトルが痛みやすいです。ラケットのフレームで、ガシャっと羽根の部分を打ってしまうと、シャトルは一撃で破損してしまいます。最初はシャトルの消耗も早いため、上達のための投資だと思って、シャトルを使ってください。
用途に合わせて選ぶ
バドミントンのシャトルはさまざまな種類があり、種類の違いによって打った際の感触が異なります。主に練習用や試合用、レジャー用のシャトルに分けることができます。バドミントンを行う用途によって選ぶ必要があり、特に試合の場合は試合用のシャトルを使わないといけません。
練習用
練習用で使用するシャトルは、安く大量に購入できるシャトルがおすすめです。練習では長い時間使用する割合が高いため、劣化するスピードも速く買い替える期間が短いです。安い練習用のシャトルなら買い替える際に最小限の支出に抑えることができおすすめです。練習用のシャトルにはアヒルの羽が使われているシャトルがおすすめです。ナイロン製のシャトルよりも試合で使用するシャトルに近いため、より本格的に練習を行う人はアヒル羽のシャトルを選ぶようにしましょう。
レジャー用
レジャーでバドミントンを行う際には鳥の羽が使用されているシャトルよりも、合成樹脂で作られているナイロン製のシャフトがおすすめです。鳥の羽を使ったシャトルよりも格段と耐久性が強く、壊れる心配はほぼありません。万が一壊れてしまっても激安の値段で購入することができ、手軽に買い替えることも可能です。レジャー目的でバドミントンを行う際にはナイロン製のシャトルでも十分楽しむことができるため、最小限の値段でバドミントンを行いたい人におすすめです。
試合用
試合で使用されるシャトルは、アヒルの羽やガチョウの羽が使用されているシャトルが利用される傾向が高いです。特に、ガチョウの羽が使用されているシャトルは公式試合で主に使われるため、より試合に近い感覚で練習がしたい人にもおすすめのシャトルです。試合用のシャトルにはある程度耐久性が必要になるため、アヒルよりもガチョウの羽のほうが選ばれやすいです。しかし、値段が高いデメリットがあります。バドミントンの初心者よりも上級者の人におすすめのシャトルでもあります。
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初心者におすすめのシャトルを紹介!
初心者におすすめのシャトルは、アヒルの羽が使用されているシャトルです。その理由は、ガチョウのシャトルよりも安い値段で購入することができ、ナイロン製のシャトルよりも試合に近い感覚で練習をすることができるからです。
また、練習内容によってシャトルの種類を変えることも大切です。シャトルは強打することで最も壊れやすいため、強打やノックの練習をする際には最も耐久性があるナイロン製のシャトルを使用することをおすすめします。
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バドミントンシャトルの保管方法
バドミントンシャトルは、消耗品とはいえ、扱い方や保管方法でも耐久性は変わってきます。
以下のポイントを参考に長持ちさせるようにしましょう。
- 風通しの良い室内
- 筒を立てる
- 季節ごとに使い切る
風通しの良い室内
シャトルの保管は、風通しのよい室内で行いましょう。湿気の多い場所だと羽に水分が含まれ、シャトルの飛びが悪くなります。また乾燥している場所も壊れやすくなってしまうので要注意です。
筒を立てる
バドミントンの練習以外の時は、コルクを下にして筒を立てた状態で保管しましょう。バドミントンシャトルは中央軸が非常に大切なアイテムであるため、横倒しにしておくとシャトルが変形する原因にもなりかねません。変形してしまうとバドミントンシャトルとして使えなくなるため、十分注意しましょう。同時にキャップはしっかりと締めるのが大切です。
季節ごとに使い切る
バドミントンシャトルには季節によって適正のシャトルがあります。夏用、冬用に購入したシャトルはその季節で使い切ってしまいましょう。もったいないと思って、夏に購入したものを冬に使ってしまうと、飛距離に影響が出たり、シャトルそのものの良いパフォーマンスを出せないことが多いです。また、来年まで持ち越してしまうと水分が飛んで耐久性も悪くなります。夏場に車のトランクに入れっぱなしというのは最悪です。面倒でも練習から帰ってきたら車から降ろすようにしてください。
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初心者におすすめの練習用バドミントンシャトル5選
ナイロン製のシャトルの中でも大人気のヨネックス製シャトル「メイビス40」です。耐久性があり、コントロールもある程度の期待ができます。バドミントン初心者の方ならほぼ問題なく練習できるレベルなためおすすめです。
ヨネックスのバドミントンシャトルは様々なシリーズが発売されていますが、こちらは天然ガチョウ羽根を使用した練習用のバドミントンシャトルです。
夜間に屋外でバドミントンを楽しめる、バドミントン用LEDライト機能が付いたシャトルです。
コルクは天然と人工をブレンドし、一定の品質を保ちながらも、できる限りコストを抑えたシャトルです。
水鳥の羽根を使用し、レジャー用など遊びに使う際に本格的な雰囲気が出るシャトルです。
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本格的にしたい人におすすめのバドミントンシャトル5選
耐久性の高い、コントロールも水鳥タイプの種類のシャトルに近づけたいと感じたら「メイビス2000」がおすすめです。
バドミントンラケットやユニフォームで人気のGOSENから発売されているバドミントンシャトルシリーズは、ヨネックスほど有名ではないものの、種類に応じて細かく用途が分けられており、それぞれに宝石の名前がついています。
耐久性とコストパフォーマンスを追求して開発されたバドミントンシャトルです。製品は黒ガチョウの漂白した羽根を使用していますが、完全に漂白してしまうと飛行性能が落ちるため、真っ白にはせず、複数色むらが見られます。
天然のガチョウ羽根を用いた種類のシャトルですが、バドミントンシャトルの中では非常に安い価格設定と耐久性で大人気のおすすめシャトルです。
羽根が折れにくく、クラブでの激しい練習にも耐えうる強度があり、コストパフォーマンスがよいアイテムです。回転も美しく綺麗に飛ぶため、打つのが楽しくなるといった特徴があります。
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試合用のおすすめバドミントンシャトル
バドミントンの試合で使われていることの多い水鳥タイプの羽根で、打球感・飛距離・安定性どれをとってもどのシャトルよりもバランスの良いシャトルです。
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まとめ
バドミントンシャトルは、使われている素材や性能などで、それぞれ使うシーンが異なります。色々なシャトルがありますが、大切なのは「自分が使いたい用途に合ったものか」ということです。例えば公式試合を見据えた練習の際に、ナイロン製のシャトルでは実際に試合で使うシャトルと打った感覚が異なるでしょう。
バドミントンシャトルを選ぶ際のポイントは、羽根の素材、コルクの素材、そして使う用途。ぜひこれらの情報を参考にして、ご自身に合ったバドミントンシャトルを選んでみてください。
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