卓球の練習球はどれを使えばいいのか悩んでしまう指導者の方が多いのではないでしょうか。
効率よく練習するためにはたくさんのボールを準備したいところですが、品質の悪いボールは使いたくないでしょう。また、試合と練習で打球感の違うボールを使っていると、せっかく練習しても実力を発揮することができません。
そこで今回は、卓球練習球の選ぶポイントやおすすめの練習球を紹介します。
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試合球と練習球の違いとは
卓球の試合球と練習球の違いを一言で説明すると、誤差が多いか少ないかの差です。卓球のボールは、半分になった状態のボールを2つ組み合わせて作られます。ボールを乾燥させてから組み合わせるので、左右に多少の誤差が生じてしまいます。
ボールを組み合わせた状態で試験を行い、ITTF(国際卓球連盟)が定めている重量、サイズ、はずみ、硬さなどの検査項目をクリアしたボールのみ、試合球として使うことができます。
検査項目から外れてしまったボールは、練習球として販売されることになります。ただ、日本国内の卓球メーカーは、自社で厳しい基準を設けて製造販売しているメーカーが多いため、練習球であっても試合球とほぼ同じ打球感で練習できるボールもあります。
卓球の練習球は、プラスチックの厚さに誤差があったり、台上でのバウンドが不規則になったりすると言われています。トップクラスの選手であれば、多少の誤差がパフォーマンスに影響することが考えられます。
しかし、部活や卓球教室で使用する分には、ほとんどの人が違いに気づかないでしょう。
卓球練習球の選び方のポイント
卓球の練習球は選び方にはいくつかポイントがあります。
予算の関係で質の悪いボールを購入してしまうと、ミスが増えて正しいボールコントロールが身に付きません。また、ボールの割れも増えてしまい、結果的に高くついてしまうこともあるでしょう。卓球の練習球は目的に合わせて選ぶことが重要です。
- 大会合わせたボール選ぼう
- 目的別に選ぼう
大会合わせたボール選ぼう
卓球の大会では、国際卓球連盟の検査基準に合格したボールを使用します。練習球との見分け方は、ボールの表面に星が3つ付いているスリースターという種類のボールが試合球です。試合で結果を出したい方は、できるだけ試合球に近い練習球を使うのがおすすめです。
試合で使われるボールは、地域によってメーカーが異なる場合があります。指導者の方は、事前にどのメーカーの試合球が使われるかを確認し、同じメーカーの練習球を使った方が試合でも違和感なくプレーできるでしょう。
目的別に選ぼう
卓球の練習球は、目的別に選ぶ方が効率のいい練習ができるでしょう。
例えば、卓球マシンを使った多球練習では、コストパフォーマンスを重視して選ぶのがおすすめです。卓球マシンでの多球練習をする場合、球拾いをして補充するのは意外と大変です。何度も球拾いをしていると、そのたびに集中力が途切れて質の高い練習ができません。
卓球の練習球は、50ダースなどのまとめ買いをすることで、1球あたりの単価が安くなります。卓球の試合球は1球あたり300円以上します。しかし、卓球の練習球はメーカーによって1球あたり90円以下のボールもあります。
多球練習ではコストパフォーマンスの高いボールを選び、試合形式などの練習では3スターに打球感か近い2スターのボールを選ぶなど、目的によって使い分けるのがおすすめです。
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おすすめ卓球練習球9選

練習球持ち運びには専用ケースも!
卓球の練習球を持ち運びする場合には、専用のケースがおすすめです。練習球を購入した時の箱に入れて運ぶより、専用ケースであればバッグのように持てるので両手がふさがりません。
また、試合前の練習球として2~3球持ち運びたい場合は、ハードタイプのケースも販売されています。練習前につぶれてしまうかもと心配な方におすすめです。
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まとめ
今回は卓球の練習球と試合球の違い、おすすめの卓球練習球10選を紹介しました。卓球の練習球はどれを選べばよいのか迷っている指導者の方の手助けになれば幸いです。卓球部で練習球を購入する場合、予算が限られていることが多いのではないでしょうか。
決められた予算で効率よく練習できるように、多球練習にはコストパフォーマンスの高い練習球、試合形式の練習には試合球に近い練習球を使ってみてください。