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サッカーのバックパスについて徹底解説!

スポシル編集部

公開日 :2018/06/28

更新日 :2019/09/11

最近ではバルセロナのようにディフェンダーだけではなく、ゴールキーパーまでも攻撃の起点となるポゼッションサッカーが主流になっており、単なる時間稼ぎの目的だけではなく、攻撃手段としてバックパスが多様されています。ここではバックパスのルールを解説し、バックパスが必要な場面やバックパスに似ている反則を紹介します。

サッカーのフィールドについて徹底解説!

目次

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バックパスとは

バックパス
バックパスとは、味方選手からゴールキーパーへのパスを意味します。フォワードからミッドフィルダーへ下げるパスや、ミッドフィルダーからディフェンダーへ下げるパスはバックパスとは呼びません。

バックパスのルール

バックパスにおけるルールは、試合終盤での極端な時間稼ぎを防ぐ目的で1992年に設けられたルールです。バックパスで反則の対象となる行為は、ゴールキーパーが味方選手から意図的に蹴られたパスを手で触れた時です。反則の成立要件は、味方の意図的に足で蹴るパスをゴールキーパーが手で触れたときです。

つまり、意図的であってもヘディングや胸という足以外の場所でパスをする場合には手で触れることができ、バックパスのルールに反することにはなりません。反則があった場合は、ゴールキーパーが手で触れた場所から最も近い、ゴールラインに平行なゴールエリアのライン上から相手チームの関節フリーキックを行います。

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どんな場面で使われるのか

バックパスは自チームがリードしている試合の終盤において時間稼ぎなどの場面や、ポゼッションサッカーにおいて多く使われます。カウンターサッカー主体のチームとは違い、ポゼッションサッカーを主体とするチームにおいては、自陣深くからパスをつないでいくため、自然とゴールキーパーにも足元のテクニックが要求されます。右サイドから崩そうとして攻め上がり、ディフェンスが右サイドによってきたらゴールキーパーまでバックパスをし、左サイドから再び崩しにかかるというポゼッションを展開する場面では非常に有効です。

バックパスに似ている反則

バックパス
次に、バックパスに似ている2点の反則を紹介します。

  • 反スポーツ的行為に対する警告
  • 味方選手がスローインしたボールを誰にも触れずにゴールキーパーが直接手で触れた場合

反スポーツ的行為に対する警告

例えば、バックパスをする際に、時間稼ぎのためにキーパーが手で扱えるように無理やり地面にはいつくばって頭でバックパスする行為は、反スポーツ的行為として反則の対象になります。サッカー競技規則には反スポーツ的行為の一つとして「競技者が競技規則の裏をかき、(フリーキックからも含め)意図的にゴールキーパーに頭や胸、膝などでボールをパスする。ゴールキーパーがボールに手または腕で触れたか否かは関係しない」と規定しています。実際に2017年1月21日に行われたナント対パリ・サンジェルマンで、パリ・サンジェルマンのマルコ・ヴェラッティが地面にはいつくばって頭でゴールキーパーへバックパスを行い、これを見た主審はマルコ・ヴェラッティに警告を与え、ナントに直接フリーキックが与えられるという珍しいシーンがありました。

味方選手がスローインしたボールを誰にも触れずにゴールキーパーが直接手で触れた場合

味方選手のスローインを他の誰にも触れずにペナルティエリア内で直接ゴールキーパーが手で触れる行為は反則の対象になります。フィールド内では足以外の部分で行うバックパスはペナルティエリア内で手で触れることはできますが、スローインから直接手で触れることはできないので注意が必要です。試合の再開方法は、ゴールキーパーが手で触れた場所から最も近い、ゴールラインに平行なゴールエリアのライン上から相手チームの関節フリーキックを行います。
また、味方のスローインをゴールキーパーがペナルティエリア外において手で触れた場合は通常のフィールドプレーヤー同様に、手で触れた場所から相手チームの直接フリーキックで再開されます。

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まとめ

時間稼ぎという反スポーツ的行為を排除する目的から誕生したバックパスルールですが、その背景にはポゼッションサッカーというゴールキーパーも攻撃に参加する現代サッカーの時代の流れがあることがわかります。
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