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8人制サッカーとは?ルールや戦術について徹底解説

スポシル編集部

公開日 :2018/06/22

更新日 :2019/09/11

サッカーの公式戦は通常、11人制で行われます。

ただ、日本のサッカー協会が主催する公式戦で8人制のサッカーというのも存在しています。みなさんがテレビで目にするのは11人制のサッカーですが、8人制のサッカーはなかなか見たことないのではないでしょうか。

サッカーの起源やルールの歴史について徹底解説!! 

なぜわざわざ人数を8人にするのでしょうか?また11人制のサッカーとルールが変わってくるのかについて詳しく紹介します。

目次

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8人制サッカーの特徴

サッカー 8人制
8人制サッカーは、そもそも誰が行なっているかというと、日本の小学生の年代です。日本のサッカー協会主導で、このルールが導入されましたが、大きな理由としては選手を育成するためです。

ドイツやスペインなど、特に欧州の少年のサッカーでは、少人数制のサッカー(国によっては7人制や9人制がある)が一般的でしたが日本もこれに習い、導入したのが始まりです。大きな特徴としては、人数が減ったことにより、一人一人がボールに関わる機会が増えたことです。

そして、ピッチが大人のサイズの約半分(大人は105m×68mが推奨)の68m×50mであるため、ゴールに到達する時間が短くなり、ゴール前の攻防がたくさん生まれます。
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審判の数

審判が1人の場合


出典:https://www.youtube.com
通常、サッカーでは3人の審判によって運営されますが、8人制のサッカーでは、審判1人制が導入されています。

3人制ではピッチ内を動き回る主審1名、ピッチのライン側を走る副審2名に分かれています。審判が1人の場合は3人の役割を1人で行わなければなりません。

競技者がプレー中反則を行なっていないかチェックするためには、できるだけ近くで視認しておきたいですが、審判は1人なので常にボール周辺の状況を把握しておく必要があります。

また、オフサイドの判定も難しく通常なら副審が真横から見ることができるため、攻撃側選手がディフェンスラインを飛び出してるかいないか微妙な判定も下せますが、1人だとそうはいきません。

審判が2人の場合

2人制で行われていることは珍しく、なかなか見かけることは無いと思いますが、2人で試合を裁く場合もあります。

もともと8人制のサッカーでは1人制審判で行われていましたが、1人では見きれない、またチーム側からの要望もあり導入されました。

フットサルを見たことある人ならイメージできると思いますが、動き方としては、ピッチを挟むように両サイドを1人ずつが担当する方法です。当然真横から見ることができるので、オフサイドの判定も容易になり、反則が近くで行われているかを近くで見ることができます。
2人とも審判のホイッスルを使用し、近い方を担当するといったイメージです。

審判が3人の場合

日本サッカー協会主催の小学生のサッカー大会である、全日本少年サッカー大会では1人制が導入されています。

ただ、その出場チームを決めるための都道府県の予選では、3人制が導入されている地域があります。基本的に11人制の審判と同じで、主審が1人、両サイドを担当する副審が2人で行われます。

1つ大きな違いとしては、8人制の場合、審判の人数にかかわらず、選手が交代する際は主審の許可を必要とせず(ただしゴールキーパーを除いて)、交代できる人数は定められておらず、メンバーに登録されていたら、自由に交代できます。

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選手交代について


出典:https://www.youtube.com

先ほども述べましたが、8人制のサッカーでは、主審の許可を必要とせず、登録メンバーであれば自由に交代することができます。

もちろん、自由の中にもいくつか制限はあります。まずは交代できるエリアです。
交代エリアはハーフウェイラインを挟んで6mのラインの交代ゾーンからのみで、負傷者の退場以外は一切認められていません。

もともとインプレー中(プレーが止まっていない時)の選手交代の円滑化を図るために主審の許可なしに交代を可能としましたが、どこからでも入退場可能になると、選手が9人になってしまうことが起こり得るためです。

ただし、ゴールキーパーの交代は、交代中に試合に大きく影響する事象が起こる可能性も考慮し、プレーが止まった時に、主審の許可を得て交代できるとされました。自由な交代を認められた背景として、選手にプレーし続けてもらいたい、ということを押さえておきましょう。ちなみに、交代ゾーンからの交代は、基本的にピッチの外の交代ゾーン付近に第4審判を設け、そこで監視していることが多いです。

ポジションとシステムについて


出典:https://www.youtube.com

サッカーには広大なピッチをどのように利用し闘うかという、戦術的な観点から、選手の配置を定めたシステムが存在します。

日本ではキーパーを除いてDFから順に4ー4ー2といった選手の配置の数を表す方法でシステムを表現しています。
サッカー戦術本まとめ!人気おすすめ10選【バルサやバイエルンなど】
当然8人制のサッカーでもシステムが存在し、人数が少ないことにより8人制特有のシステムが組まれています。基本的には選手育成をベースに、大会を勝ち上がるためにシステムも考案されます。ここでは8人制のシステムとしてよく用いられているフォーメーションについて説明していきます。

3ー3ー1


出典:https://www.youtube.com

3ー3ー1は最も多くのチームが採用しているフォーメーションです。その理由としては、ピッチを均等にカバーし、穴を作りにくいからです。
また、選手としても動きが覚えやすいのが特徴です。11人制のサッカーで置き換えると4ー4ー2が近いでしょう。4ー4ー2も、サッカーにおいては伝統的で一般的に普及されているフォーメーションの1つです。
サッカー フォーメーション 4-4-2
4ー4ー2のフォーメーションの場合
ただし、3ー3ー1の場合は、センターバックの選手とセンターハーフの選手の負担が大きく、能力がありバランスを取れる選手を置いておかないと不安定なチームとなってしまう恐れもあるので注意が必要です。

3ー2ー2

3ー2ー2は、難易度の高いフォーメーションですが、ハマるとその力を発揮するフォーメーションです。後ろの守備は、3枚並べられるのでバランスが取れています。

しかし、前の2ー2はピッチを均等にカバーしているとは言えず、サイドや中央に移動したりと、臨機応変さが求められます。状況に応じて動ける選手が多ければこのシステム採用はありです。後ろのサイドバックの選手に運動量が豊富な選手を置けば、さらに厚みのある攻撃を仕掛けられます。

2ー3ー2

2ー3ー2は、日本サッカー協会が推奨するシステムです。というのも、互いが2ー3ー2を採用すれば、互いのシステムが噛み合い、全ての局面において1対1の発生する確率が高まります。

そのことにより、選手の「個人」の能力を高めることができるとされています。戦術的な特徴としては、攻撃面は前の二枚のコンビネーションが求められ、互いに息の合った動きによりチャンスを作る必要があります。
守備面では、後ろの二枚が互いをカバーし合いながら守備を統率すること、またサイドのスペースを、サイドの選手がカバーする必要があり、運動量が求められます。

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8人制と11人制のルールの違い

PK(ペナルティーキック)

8人制は人数やフォーメーションだけでなく、ルールも11人制と異なる部分があります。まずはPKについてです。

11人制のサッカーでは、トーナメントなどのノックアウト方式では通常、90分で決着がつかず、またその後の延長戦でも決着がつかないと、PK戦が行われます。11人制の場合は5人制で行われ、その後はサドンデス方式になります。
PKのルールについてわかりやすく徹底解説
しかし、8人制では、PK戦になると、3人制で行われ、その後がサドンデス方式で行われます。
意外と知られていないことが多く、小学生の大会の審判をする可能性のある方なら覚えておきましょう。

FK(フリーキック)

PKに11人制との違いがあることを説明しましたが、FKにも8人制とルールの違いがあります。

ゴール前で攻撃側がファールを受けてFKになった時に、守備側は「壁」を作っているシーンを見かけたことがあると思います。キックする場所から壁までの距離もルールで定められており、11人制では9.15m離れなければいけません。9.15m離れていない場合は攻撃側は主審に、壁を下げるよう、求めることができます。

しかし8人制では、7mとルールで規定されています。この辺りも少年サッカーの審判をするときに必用となる知識でしょう。

その他ルールの違い

まず、キックオフから直接ゴールは認められず、直接入った場合は守備側のゴールキックでスタートとなります。

もう1つの違いはレッドカードなどにより退場が言い渡されると、11人制のサッカーでは、その後10人で闘わなくてはなりません。
しかし、8人制だと、交代要員がいる場合は、退場した選手は試合に出ることはできませんが、代わりに選手を補充し、8人で闘い続けることができます。

試合時間やピリオド制

11人制では45分-45分で行われるのは周知の通りでしょう。当然8人制も少年を想定してルールが取り決められているので、時間は異なります。

一般的に8人制の試合となると15〜20分ハーフで行われることが多いです。
もちろん少年の体力を考慮してのことでしょうが、たくさんのチームに試合経験を積ませるためには、試合時間は短い方が好ましいです。またこういった考えを背景に「ピリオド制」も、一部の大会では採用されています。

ピリオド制

一般的に3ピリオド制が採用され、36分の試合を3つに区切った分け方で試合が進められます。そして、第1ピリオドで出た選手は第2ピリオドの試合に出ることができません。そうすることにより、最低16人の選手はピッチに立つことができます。第3ピリオドは登録選手であれば誰もが出場可能です。

また1ー2ピリオド間は、ハーフタイムはなく選手の入れ替え、攻守方向の入れ替えのみ行い競技が再開されます。最後の第3ピリオドの前にはハーフタイムが設けられています。

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まとめ

ここまで見てきたように、8人制サッカーは、少年サッカーの育成の取り組みの一環として、取り入れられてきました。

11人制のサッカーだけでなく、少年サッカー年代の8人制のサッカーについても理解できるようにしましょう。

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