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ラグビーrugby

ラグビー7人制(セブンス)とは?15人制との違いなど徹底解説

スポシル編集部

公開日 :2018/06/02

更新日 :2019/07/29

15人制ラグビーに対して、これまで7人制ラグビーはあまり注目されませんでした。

しかし、オリンピック種目に採用されたために、以前より7人制ラグビーへの注目が集まっています。

オリンピック種目となった7人制ラグビーはスピード感とパスワークが魅力。

そんな7人制のラグビーに関して、15人制ラグビーとのルールの違いや7人制ラグビー独自の魅力などを解説していきます。

ぜひ観戦時の豆知識として参考にしてみてください。

目次

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7人制ラグビーとは?

前回のブラジルで開催されたリオデジャネイロオリンピック2016で、長いブランクを経てこれまでの15人制から7人制に形を変えて復活したのが7人制ラグビー(通称セブンズ)です。

東京オリンピック2020でも再び見られることで期待が高まるこの7人制ラグビーとはいったいどんなものなのでしょうか?

7人制ラグビーとは、1チーム7人の選手で試合時間を15人制のラグビーより短時間でおこなうため、運動量とスピード感が増したエキサイティングで流動的なプレーが魅力です。

7人制と15人制のルールの比較

内容 7人制 15人制
グラウンド(縦×横) 100m×70m 100m×70m
人数(FW) 3人 8人
人数I(BK) 4人 7人
交代人数 5人まで 8人まで
スクラム 3人 8人
試合時間 14分(7分ハーフ) 80分(40分ハーフ)
ハーフタイム 2分以内 15分以内
試合開始ボール トライしたチーム トライされたチーム
シンビン 2分 10分

グランド

グラウンドの広さは、7人制と15人制での違いはありません

オリンピックやワールドカップなどの国際大会では、タッチライン(両サイドのライン)の長さが100m、ゴールラインの長さが70mと決められています。

人数

人数はその名が示すとおりにフィールドに7人ずつか15人ずつを1チームとして、それぞれの競技を行います。

7人制では、FW(フォワード)が3人とBK(バックス)が4人なのに対し、15人制はFW8人、BK7人となります。

交代人数

15人制では、8人まで交代可能なのに対し、7人制では5人までと決められています。

ただし、接触プレーが多いために試合中の負傷交代が多い15人制に対し7人制の場合は密集プレーなどがなく、接触が少ないために比較的試合中の負傷は少なくなります。

スクラム

8人の屈強な選手が押し合うスクラムは、15人制ラグビーの大きな魅力です。ただし、7人制では素早くバックスにボールを回すので、1,2秒で終わってしまいます

それでも、攻撃の重要な基点になるのは確かで一瞬の間にも強くヒットしたり回したりといった駆け引きが行われます。

7人制では、スクラムの回数は1試合で数回程度ですがそれだけに重要なのです。

試合時間

15人制ラグビーの試合時間は、前後半40分ずつの計80分です。

対して7人制ラグビーは、前後半7分ずつの計14分です。同点で終わった場合、15人制では引き分けとなりますが7人制では前後半5分ずつの延長戦が行われます。

ただし、国際大会では決勝戦のみ前後半10分ずつの計20分で行われることもあります。

ハーフタイム

15人制ラグビーでは、前半と後半の間に10分間のハーフタイムを挟みますが7人制の場合は1分または2分と短くなっています。

試合の再開チーム

15人制ラグビーでは、得点されたチームがドロップキックで試合を再スタートさせます。対して7人制では得点を挙げたチームが試合を再スタートさせるので、まったく逆です

7人制では、再スタートのボールを取ってそのまま得点につながるシーンが生まれやすいため、「得点された側」に攻撃の機会を与えるという理由からです。

ちなみに得点したほうがキックオフするという方式はアメフトと同様です。

シンビン

ラグビーでは、危険な行為をした選手をはじめ、反則の繰り返しや非紳士的行為などを行った選手への罰則があります。シンビンと呼ばれ、宣告されると一時退場しなくてはいけません。

15人制では、退場時間は10分間なのに対し、7人制では2分間となっています

↓ラグビーのルールの詳細はこちら
【初心者必見】ラグビーの反則を場面別にわかりやすく徹底解説

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7人制ラグビーのポジションと役割

7人制ラグビーのポジションと役割についてそれぞれのポジションに分けて解説していきます。

それぞれのポジションで求めるプレーや能力が違うので、しっかり覚えておきましょう。

また15人制ラグビーとの役割を比較するのも良いでしょう。

フォワード(FW)

フォワードは7人制ラグビーのほうが15人制ラグビーよりも細かく役割を分けていないため、分かりやすくなっています。

15人制ラグビーではスクラムを組んだ時の第一列を左プロップ、フッカー、右プロップと呼び、第二列が左ロック、右ロックで、第三列が左フランカー、右フランカー、ナンバーエイトとなっていますが、7人制ラグビーの場合は、第一列の3人だけなのが特徴です。

左プロップ(背番号1)、右プロップ(背番号3)

左プロップ(背番号1)、右プロップ(背番号3)の役割ですが、7人制ラグビーのスクラムはプロップの2人とフッカー1人の合わせて3人で組み合います。
そのため、プロップの選手は基本的にパワーが必要なポジションで体の大きな選手が担当することが多いのが特徴です。

3対3のスクラムを組むことと、ボール確保することがプロップの主な仕事になります
さらにスクラムに加わり、トライすることも多く、ボールの近くにいるだけでトライチャンスが訪れるシーンがよくあります。

フッカー(背番号2)

フッカー(背番号2)の役割ですが、基本的に器用な選手のほうが向いているポジションです。
15人制と違い、7人制のラグビーではフッカーが蹴り出すボールがすぐに展開されるので、ミスは相手のトライにつながります。

そのため、フッカーには確実なボールコントロールの要素やフィールドプレーでの走り回るスタミナも求められます。

7人制ラグビーのフッカーは他のポジションに比べて出来るスキルの要求が高く、完璧にこなすのが難しいポジションでもあります。

バックス(BK)

バックス(BK)は15人制の場合は、ハーフバックと呼ばれるスクラムハーフとスタンドオフが2人、次にスリークォーターバックと呼ばれる左ウイング、左センター、右センター、右ウィングが4人いて、最後の1人がフルバックです。

これに対して7人制の場合はスクラムハーフ、スタンドオフ、センター、ウィングの4人だけなのが特徴です。

スクラムハーフ(背番号4)

スクラムハーフ(背番号4)は事実上のエースポジションで、別名スイーパーとも呼ばれています。
その名の通り、最後尾からチームの最後の砦としてラインをコントロールしたり、スペースを消したりして敵の攻撃を潰していきます。

スクラムハーフはディフェンスだけでなく、オフェンスのときにはスクラムハーフとして常に攻撃の中心としての役割が求められます

ボールをキープしたり、味方を走らせるのは勿論、隙があれば自らも走ります。

スタンドオフ(背番号5)

スタンドオフ(背番号5)は15人制と同じく、7人制でも司令塔としての役割が求められるポジションです。
しかし、15人制とは違い7人制ラグビーは簡単に不用意なパスをせずにキープしながら相手の隙をついてパスを通す場面が多いです。

自ら走りながらチャンスメイクするので、スタミナがある選手に向いているポジションです。

またオープンスペースで人数が余ればチャンスになる確率が高いので、ゲームの展開を見て的確な判断も求められます。

センター(背番号6)

センター(背番号6)はディフェンスの能力やペネトレーカーと呼ばれる突破力を期待されるフィニッシャーでもあり、すべてのスキルにおいて高いレベルが要求されます

ボールを持って走る場面は15人制ラグビーと比べて非常に多いため、15人制と同じく、7人制でもしっかり走れることが重要なポジションです。

さらにセンターは非常にすぐれた突破力が必要なため、他のポジションよりも体の大きくフィジカルが強い選手が任されるポジションです。

ウイング(背番号7)

ウイング(背番号7)は15人制ラグビーと同様にトライする能力と足の速さが求められるポジションです。

7人制のラグビーは15人制のラグビーとフィールドの広さが同じなのスペースができやすく、サイドの展開時に足の速さが活きやすいのが特徴です。

ウィングを務める選手は瞬間的な速さも必要ですが、その速さを持続出来るのも大事な要素で、圧倒的なスピードだけでなくダッシュを繰り返すことが出来る豊富なスタミナも要求されます。

なぜ7人制がオリンピックに

かつて、夏季オリンピックにおいて15人制ラグビーが1900年のパリ大会などで計4回実施されました。

しかし、1924年以降のオリンピックではラグビーは実施されず、2016年のリオデジャネイロ五輪で7人制ラグビーが男女の正式種目に採用されました。

一般的な15人制ではなく、7人制が採用されたのは、IOC(国際オリンピック委員会)の基本方針に関連します。

まずは、運営のコンパクト化が挙げられます。年々肥大化する五輪運営に歯止めをかけるには、15人制より7人制がふさわしかったためです。

さらに、体力の消耗が少ない点も理由です。15人制では、試合間隔を1週間程度にしないといけないので五輪期間中の消化が困難でした

もう一点は「真の国際化」というテーマです。7人制ラグビーは、大国に偏りがちなメダル争いに一石を投じる競技になる期待もありました。

実際にリオデジャネイロ五輪ではフィジーが男子の金メダルを獲得しています。

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ラグビー7人制のまとめ

これまでは15人制に比べて、なじみが薄かった7人制ラグビーですが、オリンピック種目への採用を機に日本でも関心が高まっています。15人制とのルールの違いを抑えることでより観戦が楽しめるはずです。

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