ロードバイクには欠かせないビンディングシューズ。
“カチッ”と装着音を聞くたびに、心が引き締まり“どこまでも走れる”そんな気持ちの高揚を感じることができる。
ビンディングシューズがサイクリングに与えてくれる効果は“走行性・体力保持”と、ロードバイクに必須の条件を満たしてくれます。
そこで今回は人気が高く、おすすめビンディングシューズ10選紹介します。
目次

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ビンディングシューズのメリット・デメリット

ロードバイク用ビンディングシューズの最大のメリットは”ペダリングの効率が上がる”ことです。
ビンディングシューズとペダルが一体化することで、ペダルを引き上げる際に無駄な力を使う事なく、効率の良い回転が可能になります。
特に山を登るヒルクライムでは、その効果は顕著に現れ、傾斜度の高い山道では“ビンディングシューズがなければヒルクライムは出来ない”と言っても過言ではありません。
楽にペダルを回転させながらも体力を温存できる、ロードバイクには必須のアイテムです。
ビンディングシューズのデメリットは、まず“歩きづらさ”です。ビンディングシューズの底には、ペダルと固定させるためのクリート(留め具)が付いています。
このクリートが靴底から出っ張る構造となっているので、歩く際に足の前方が上がる姿勢になってしまいます。
特に階段等を登る際には気をつける必要があります。その他のデメリットは、ビンディングシューズとペダルの脱着に慣れるまでに、転倒(立ちゴケ)の確率が高いということです。
しかし、脱着に慣れてしまえば転倒はデメリットとは思わなくなります。
ビンディングシューズの選び方の4つのポイント!
ビンディングシューズのタイプ4つ紹介し、選び方のポイントも合わせて紹介いたします。

ビンディングシューズを選ぶ際にまず注意しなければいけないのが、対応しているクリートタイプの確認です。
ペダルにシューズを固定するためのクリートは、大きく分けると2穴タイプと3穴タイプがあります。
一般的なのが3穴タイプで、シマノのSPD-SLを筆頭に、ルックやマヴィックのクリートがこれに該当します。
特徴は、固定力が高く、ペダリングのパワーロスが少ないことです。
2穴タイプは、MTBや通勤用、街乗り用として使われることが多いです。
シマノのSPDというタイプがこの2穴タイプにあたり、ペダルからの脱着が簡単で、またクリートをつけたままでも歩きやすいのが特徴です。
このほかに、スピードプレイの4穴タイプのクリートといったものもあります。
自分の走り方にあったクリートタイプを選び、そのクリートを使うことができるビンディングシューズを選ぶ必要があります。

シューレースタイプ
シューレースタープは、他のタイプのビンディングシューズとは違い、見た目は一般的なスニーカー。
普通のスニーカーを履くように、紐を締めて足にフィットさせます。
ファッション性も高く、カジュアルなスタイルです。
シューレースタイプは、多くの場合PSDペダル仕様(マウンテンバイク用に開発されたペダル)になるので、ロードバイクに最適なSPD-SLペダル仕様のビンディングシューズよりも遥かに歩きやすくなります。
ベルクロタイプ
ベルクロ(マジックテープ)でフィット感を調整するビンディングシューズです。
マジックテープなので、シューレースタイプの様に紐を結び直す必要もなく、脱着は非常に楽です。
ベーシックな作りなので、価格は手頃なものも多く、ロードバイク愛好者が“最初のビンディングシューズはベルクロタイプだった”という声も多く聞かれます。
“ベルクロだと使ううちに接着が悪くなるのでは”と心配する人もいますが、質はしっかりとしているので走行中にベルクロがずれてしまうような事はありません。
ラチェットタイプ
ラチェットタイプは、足の甲をベルクロで固定し、足首をバックルで締めフィットさせます。ベルクロのみのビンディングシューズに比べると、足へのフィット感・固定感は優れています。
しかし、走行時に“フィット感を調整したい”と思った時に若干手間がかかるのもラチェットタイプの特徴でもあります。
ベルクロタイプと同様に、初心者にも人気のあるタイプのビンディングシューズです。
ダイヤルタイプ
ダイヤルタイプは、その名の通りダイヤルを回して足にフィットさせるタイプのビンディングシューズです。
脱着と調整が非常に楽なのがダイヤルタイプの特徴。
今ではプロのみならず、多くのホビーライダーも、このダイヤルタイプを使用しています。
デザインにはダイヤルが1個のものと2個のものがありますが、2個あるビディングシューズの方が“より良いフィット感”を実感できます。

クリートタイプが決まったら、次にビンディングシューズで重要なフィット感を確かめましょう。
足とシューズがフィットしていないと、ペダリングの効率が悪くなりますし、そもそも長時間履き続けることができないからです。
まず、ビンディングシューズはメーカーによって足型が異なります。主要メーカーであるシマノは幅広、フィジークやGIROはやや細身の傾向があります。履き比べて、自分の足に合うメーカーを探してみましょう。
そして、ビンディングシューズのフィット感を決定するのが、シューズの締め方です。これは大きく分けて4つ、ベルクロ方式、ラチェット方式、靴ひも方式、ダイヤル方式があります。
一番簡易的なベルクロ方式はエントリーモデルのシューズに採用されていることが多く、脱着は容易ですが微妙な調整はできません。
ハイグレードモデルに採用されているダイヤル方式は、価格は高くなりますが、非常に細かいところまでフィット感が調整できます。

しっかりとフィット感が得られるビンディングシューズがいくつか見つかったのなら、次に注目してほしいのがシューズの重量、つまり軽さです。
ランニングではシューズの軽さが走りに影響することが容易に想像できますが、実はロードバイクでもシューズが軽いほど走りやすくなります。
ペダリングはペダルを踏み込むだけでなく、逆の足はペダルに足の重さがかからないように引き上げる必要があるからです。
この足の重さには、シューズの重さも加わっているため、シューズが軽ければ軽いほど、軽快にペダルを回すことができます。

上記3つのポイントをおさえたら、最後はやはりデザインが大切になってきます。
やはりハイエンドモデルほど見た目もスタイリッシュで、使われている素材も高級感があり、身に着けることでテンションがあがります。
シマノ、フィジーク、GIRO、MAVICなど各メーカーはそれぞれデザインに個性がありますから、自分の好みと合致するメーカーを探しましょう。
2つめのポイント「フィット感で選ぶ!」で紹介した、ベルクロ方式、ラチェット方式、靴ひも方式、ダイヤル方式もビンディングシューズのデザインに大きく関わってきます。
フィット感の調整もしっかりできて、見た目もクラシックな靴ひも方式は最近人気が高くなっています。
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初心者におすすめのビンディングシューズ14選
クラシックなデザインのベルクロタイプ・ビンディングシューズです。
SPD-SL/SPDクリート両対応なので、クリートを変更したい場合、新しいシューズを買う必要がありません。
値段も手頃なので、初心者におすすめです。
ラチェットタイプ、SPD-SL/SPDクリート両対応のビンディングシューズです。
履き心地が快適なだけでなく、シマノ独自の研究結果を元に高効率なペダリングを実現させる、コストパフォーマンスの高いおすすめビンディングシューズです。
シマノの最先端技術を駆使し“高剛性・軽量化・耐久性”に優れたハイエンドモデルです。
ライダーの足にあった設計と湾曲したインソールで、フィット感も最高のおすすめビンディングシューズです。
真夏にはぴったりのSPD対応ベルクロタイプのサンダルです。
一般的なビディングシューズに比べると、ペダリング効果やフィット感は劣るが、サイクリング感覚での走行にはおすすめのビンディングシューズです。
ベルクロが一箇所と、微調整が可能なBOA IP1が1個付いています。
短距離から長距離まで心地よくサイクリンができる、おすすめのビンディングシューズです。
鮮やかな赤が、より一層シューズのデザインの良さと高級感を引き立たせる、クールなラチェットタイプビンディングシューズです。
2つのベルクローとバックルで調整するので、フィット感に定評があります。
ビブラムソール採用で、歩きやすいだけでなく、走行でもハイパフォーマンスが可能なSPD対応のシューレースタイプ・ビンディングシューズです。
GIROのロゴが入ったシンプルでカジュアルなデザインが特徴です。
SIDIのロゴがバックル・サイド・バックに入ったクールなラチェットタイプのビンディングシューズです。
日本人に多く見られる幅広の足に合うMEGAシリーズモデルです。
ナイロンとカーボン繊維のコンポジットソールで、しなりと剛性のバランスが抜群のおすすめシューズです。
ダイアルとバックルで調整するタイプのビンディングシューズなので、微調整も細かくでき、安定したフィット感があります。
SIDIブランドのビディングシューズは性能だけでなく、デザイン性も抜群のコストパフォーマンスに優れたおすすめシューズです。
メッセンジャーや通勤・通学のための使用を考慮して設計されているので、1日を通して着用できるストリートタイプのSDPビンディングシューズです。
歩きやすさに優れているので、初心者でも安心して使用できておすすめです。
シンプルなデザインのSPD-SL対応のラチェットタイプ・ビンディングシューズです。
靴の幅が広くできているので、幅広の足の方にはおすすめです。
ベルクロタイプのSPD対応ビンディングシューズです。
ベルクロが3本あるので、足への負担を軽減し、より良いフィット感を実感できます。
5つのベントで通気性も抜群。ロングライドにも適したおすすめのビンディングシューズです。
迷彩色がおしゃれなラチェットタイプのビンディングシューズです。
通気性もよく、初心者でも疲れにくいソール採用で、長時間のライドも安心です。
SPD/SPD-SL対応のダイアルタイプ。
人気のダイヤルタイプでありながらも非常にお手頃な価格、しかも機能性も高く評判が良いのが最大の魅力です。
自分にあったビンディングシューズを選ぼう
ビンディングシューズは、カジュアルなものから本格的なものまで、用途も目的も様ざまです。
しかし、一番重視されるのは”履き心地”であることに間違いはありません。
自分に合ったビンディングシューズを探して、心地よく最高のサイクリングを楽しみましょう!
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