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サッカーにおけるDF(ディフェンス)の目的や種類、役割を各ポジションごとに徹底解説!

浅岡大貴

公開日 :2018/05/29

更新日 :2019/05/09

今回はサッカーのポジションの中でも、守備に徹することが多い「ディフェンス」というポジションにフォーカスし紹介していきます。ディフェンスはサッカーにおいて、ゴールを守るための、いわば門番みたいな役割といえます。かなり重要なポジションです。ただし、現代サッカーではただ守るだけではなく、状況を見て攻撃に参加する能力も求められます。

サッカーを始めたばかりの方や、ディフェンスというポジションについて勉強したい方は、ぜひ参考にしてください。

サッカーにおけるfw(フォワード)の役割と世界的有名選手を徹底解説

目次

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DFの意味

サッカー df

DF(ディフェンス)とは、サッカーのポジションの中で、守備的なポジションのことをいいます。相手チームのオフェンスからゴールを守ることが求められます。サッカーのポジションの中でディフェンスがいる目的は大きく3つあります。


  • 相手チームのオフェンスからゴールさせないように守備をすること

  • 相手チームのオフェンスからボールを奪うこと

  • 攻撃的な面として、味方チームのオフェンスへロングパスを配給すること、相手チームのオフェンスからボールを奪いカウンターとして前線へ速攻をしかけること

このように、ディフェンスは、ただ守備をするだけでなく、攻撃の起点としてプレーすることも求められるポジションです。

DFの役割とは?

サッカー df

ディフェンスの役割で一番大事なことが相手フォワードからゴールを決めさせない(=守備)ことです。これがディフェンスにとって大きな役割と言えるでしょう。

では、ゴールを決めさせないためにはどうしたらいいでしょうか?

1つに、相手チームのフォワードを自由にプレーさせないことです。これには、相手チームのフォワードをマークすることであったり、裏のスペースへ抜け出させないようにディフェンスラインを統率することが必要です。また、相手チームからボールをインターセプトすることで、事前にピンチを防ぐことも、ディフェンスの役割としては大事になります。

一方で攻撃面でもディフェンスの役割は多くあります。

それは、味方チームのオフェンスへのパスの配給であったり、正確なロングフィードでチャンスを演出し攻撃へのスイッチをいれることです。

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DFの種類

センターDF

センターDFとは、文字通り、真ん中(=センター)に位置するポジションのことです。

通常の戦術では2枚か3枚がこのセンターディフェンスとして配置されるケースが多いです。主な役割としては、ラインコントロールがこのセンターディフェンスでは求められます。このラインコントロールをすることで、相手チームのフォワードが裏の空いたスペースへ抜け出すことを未然に防ぐことができます。なので、常に相手チームのフォワードとラインの駆け引きをすることで、チャンスの芽を紡ぐことが求められています。

サイドDF

サイドDFとは、サイドに位置するディフェンスのことです。

通常のフォーメーションでは左右両サイドの2枚がサイドディフェンスとして配置されるケースが多いです。このサイドディフェンスは守備だけではなく、攻撃での役割も多く求められるポジションです。なので、必然と運動量が求められます。守備では、相手チームのウイングフォワードがドリブル突破することを死守し、攻撃面ではサイドを駆け上がるタイミングや、味方フォワードへあわせるクロスの精度を高める必要があります。

アンカー

アンカーは、ディフェンスのポジションというよりは、1つ前のミッドフィルダーのポジションと認識した方が正しいでしょう。2010年の南アフリカW杯のとき、阿部勇樹選手がこのアンカーというポジションに配置され注目を浴びました。このアンカーというポジションはセンターディフェンスの1つ前のポジションに配置され、センターディフェンスよりも早く、相手チームからボールを奪取したりと未然にピンチを防ぐことが求められます。なので、危機察知能力やボール奪取能力に長けている選手が配置されることが多いです。

ストッパー

ストッパーというポジションは今ではあまり聞きなれないポジションになりました。

ストッパーは、相手チームのフォワードに対してマンツーマンでマークすることが大きな役割となります。また、リベロの前にストッパーというポジションが配置されることから、事前に相手チームのフォワードに当たり負けしないフィジカルの強さ、ボール奪取能力が求められるポジションです。つまり、対人能力の高さがこのストッパーには必要となります。

リベロ

リベロというポジションも現代サッカーでは死語のような感覚です。

リベロは別名スイーパーというポジションで、ストッパーの背後に位置するポジションです。ストッパーと異なる点は、相手チームのオフェンスをマンマークすることはなく、他のディフェンスのカバーをすることが大きな役割となります。なので、ピンチになったときは、すぐにカバーリングできる危機察知能力などが求められるポジションです。守備のスペシャリストといったイメージが強いのがこのリベロというポジションです。

世界的に有名なDF

セルヒオ・ラモス選手(レアル・マドリード)

まずは世界的に有名なディフェンダーとしてレアル・マドリードに所属し、スペイン代表のセルヒオ・ラモス選手です。

セルヒオ・ラモス選手は、レアル・マドリードでは主にセンターディフェンスを務めますが、場合によっては右サイドディフェンスもこなします。特徴としては、なによりも人並外れたフィジカルコンタクトの強さといえるでしょう。相手チームのフォワードが裏のスペースへ抜け出したときは、スライディングでボールを奪取し、ロングボールの競合いには負けない高さがあります。また絶対に得点を許さないというファイトスピリッツは見ていてワクワクしますよね。

さらにセルヒオ・ラモス選手は守備だけではなく、攻撃でも優れたセンスをもっています。ディフェンスながらセットプレーでは、その高さとフィジカルの強さから多くの得点を生んでいます。



出典:youtube.com

マルセロ選手(レアル・マドリード)

続いてはレアル・マドリードに所属し、ブラジル代表のマルセロ選手です。

マルセロ選手は、あのアフロヘアーが特徴的ですよね。レアル・マドリード、ブラジル代表ともに左サイドディフェンスとして起用されます。マルセロ選手は、献身的な守備はもちろんなんですが、攻撃面で非凡な才能を発揮しています。なによりも、足元のテクニック、ボールコントロール能力は、ディフェンダーの選手とは思えないほど、並外れたテクニックを持っています。サイドチェンジからのロングボールなどは、いとも簡単にトラップしてしまいます。

また、キックの精度も長けており、マルセロ選手があげるクロスは正確無比なクロスばかりです。さらに状況を見て中に入り込み、自らミドルシュートを放つシーンも数多くあります。



出典:youtube.com

ジェラール・ピケ選手(バルセロナ)

最後はバルセロナに所属し、スペイン代表のジェラール・ピケ選手です。

ピケ選手は、なによりも「巧くて強い」センターディフェンスです。193cmの高さがありセットプレーやフィジカルコンタクトには定評がある一方で、足元のテクニックにも優れています。とくに、絶妙なボールキープ力と前線へのパスを配給する繊細なタッチはディフェンスとは思えないほどのテクニックです。さらに、チャンスであれば前線へあがり、屈強なフィジカルでセットプレーから得点を数多く生み出しております。

また守備では、危機察知能力に優れており、相手チームのチャンスをいとも簡単にボール奪取してしまいます。空中戦では抜群の存在感を見せ、守備では屈強なフィジカルで守備ができる世界最高峰のディフェンスの一人といえるでしょう。



出典:youtube.com

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まとめ

サッカー df

いかがでしたでしょうか?

今回はサッカーのポジションの中でも、「ディフェンス」にフォーカスし紹介していきました。

ディフェンスの役割としては、もちろんゴールを守る=守備ことですが、その中でも、ラインコントロールやカバーリングといった「どのようにしたら相手チームのフォワードからボール奪えるのか?」と考えることは、非常に大事になってきます。サッカーではどのポジションも頭を使うポジションです。

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各ポジションのディフェンス


 
サッカーはチームスポーツであるため、チームで守るためのチーム戦術は大切です。

しかし、個人戦術があってこそのチーム戦術です。

各選手の個人戦術が高くなければいくらチームで守ろうとしても個人戦術のない選手のところからやられてしまいます。

そのため、各ポジションごとで身につけておきたい個人におけるディフェンスを紹介していきたいと思います。

【CB】相手FWとの駆け引き


CBはゲーム中、相手FWとの駆け引きの連続です。FWのタイプによって駆け引きは異なります。

【足の速いスピードタイプのFWが相手なら】裏は絶対に取られなようにして、ボールが入る時にできるだけ距離を詰めスピードに乗るためのプレーエリアを消しにかかります。万が一スペースがある状況で前を向かれたら、距離を少しとり抜かれないような守備をします。

【逆に足元がある相手なら】まずはパスを入れさせないようなポジショニングが大切です。そのような選手は背後へのランニングは少ない傾向があるため、通常よりも相手に近いポジションを取りボールを入れさせないことが有効です。ボールが入っても慌てず対応しなくてはいけません。こちらから足を出してしまえば、簡単に逆を取られて抜かれてしまいます。相手の状況が悪くなるまで粘り強く対応し、コントロールが乱れた隙なを見逃さないようなディフェンスを心がけます。

【大型FWが相手なら】そのような選手に対しては密着することは危険です。なぜなら、大きな体でブロックしながら回転して入れ替わられてしまえば、対応は困難となってしまうからです。しかし、この手の選手はスピードやテクニックに難がある場合もあります。そのような場合、入れ替われるぐらいなら前向きで対峙して守備をした方が有効なこともあります。

相手FWの特徴を把握して、それに応じた守備の駆け引きをすることが、相手に対して優位に立つポイントです。

【SB】サイドでの1vs1の対応


中央から崩すことが困難になった現代サッカーではサイドに強烈なアタッカーを配置して、サイドから攻撃の形を作ろうとするチームが非常に多いです。

そのため、SB(サイドバック)の選手はマッチアップする相手SH(サイドハーフ)の選手を抑えることのできる個人戦術を持っていなければ、チームはそこから崩壊してしまいます。

【ポイント①】相手SHの選手がドリブルが得意なら、まずはボールを受けさせないようなポジショニングをとることが大切になります。ドリブルが得意なら、ドリブルをさせなければいいのです。ボールを受けさせないポジショニングというのはインターセプトを狙うことができつつ、自分の背後を取られないポジションです。インターセプトを狙えていれば、マークしている選手にボールはそう簡単には出てきません。

【ポイント②】しかし、インターセプトを狙いすぎて背後を取られてしまっては本末転倒なので、背後を取られないポジションを取ることも大切です。仮に、ボールを持たれてしまっても慌てて飛び込まずに、相手の得意な足の方に抜かれないような対応をしましょう。不得意な足の方に誘導するのです。

【ポイント③】そのためには、試合前のスカウティング(相手を調べること)試合中に相手の得意な足を把握しておくことが必要です。相手の利き足を知っておくのも、個人のやるべきことなので、個人戦術の一つと言えます。

【ボランチ】相手の中盤を自由にさせない


中盤で相手のボランチに自由を与えてしまえば、主導権を握られてしまいます。特にゲームメイク能力に長けたボランチであれば尚更です。

中央でそのような状況になれば上下左右、自由にボールを散らされ決定的な場面を作られる可能性がとても高くなってしまいます。

そういった状況は絶対に避けなくてはなりません。

【ポイント①】そのため、まずは相手に前向きで受けさせないような守備を心がけます。スペースを埋めながら、かつプレス(相手のボールを奪いに行くこと)にいける距離をとります。そのようなポジションを取ることで相手はボールを入れることをためらいますし、ボールが入った時には厳しくアプローチに行き前を向かせないようなディフェンスをします。

逆に何でもどこへでもアプローチに行ってしまい、自陣の守備ブロックに穴を空ける方が危険になるため、スペースを埋めることを優先します。

【ポイント②】そして、中盤で前を向かれたら次にすべきことはFWへの縦パスを入れさせないことです。パスコースをしっかりと切り、前進させません。そしてサイドへとボールを誘導し、危険なエリアからボールを遠ざけます。

相手FWにボールが入ってしまっては、高い位置で相手に起点を作られてしまいます。ポストプレーはサッカーにおいて非常に効果的なプレーであり、それを許してしまえば対応が難しくなってしまいます。

ですので、前を向かれたとしても縦パスは入れさせないという守備が重要なのです。

【SH(サイドハーフ)】まずは中央へのパスコースを切るディフェンス


SHはプレッシング時には基本的には相手SBに対してプレッシャーに行くことが役割となります。

【ポイント】しかし、マークしている相手SBの選手が高いポジションを取ってきた時には、味方SBと連携をとって、相手のSBの選手を味方のSBにマークを受け渡し、SHの選手はが中央への縦パスのコースを切る守備をします。このような守備をすることでこちらのポジションバランスを保ったままの守備が可能となります。

自分のマークだけを見ていればいいという考えは捨てて、味方と協力しながら、守備の方法を変えれることが個人戦術として大切です。

【FW】パスコースの限定とプレスバック


FWは相手CBにプレスをかけにいくことが多くなりますが、その時のプレスの行き方はとても重要になります。

【ポイント①】基本的には相手ボランチのコースを切りながらプレッシャーに行きます。そうすることで、ボールは奪えないにしても、少しでも相手の近くまでプレスに行ければ、相手のプレーはかなり限定されるので、後ろの味方選手たちが守りやすい状況を作ることができるのです。

【ポイント②】そして、パスコースを限定した後、自分の後ろにボールが入った際は全力でプレスバック(自陣方向に戻る守備)を行います。自分の前にボールがあるときだけ守備を行い、後方に行けば歩いてしまうようではいけません。相手ボランチにボールを入れられたら味方ボランチと協力してハサミにいきます。

味方ボランチのプレスが遅れた場合も、FWのプレスバックがあることで相手は嫌がりバックパスを選択することも多々あります。

FWが献身的に、そしてうまく守備をすることでチームの守備はより強固なものとなるのです。

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【記事まとめ!】この記事で覚えて欲しい3つのポイント



ここまでサッカーにおけるディフェンスについて紹介してきましたが、この記事で覚えて欲しいポイントは以下の3つです。

①ディフェンスの目的は「ゴールを守る」「ボールを奪う」
②現代サッカーのディフェンスでは多くの役割をこなせなければならない
③チームで守ることも大切だが、まずは個人で守れることが大事

この3つを覚えていただけたら、あなたの「ディフェンス」はアップデートされたでしょう。

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