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サッカーsoccer

【男性も使える!!】サッカー用ブラジャーを徹底紹介!

スポシル編集部

公開日 :2018/05/10

更新日 :2019/09/11

スポーツブラジャーと聞いたとき女性がスポーツをする際に着用するブラジャーを想像されるひとも多いと思いますが、実は近年、男子のスポーツ選手、とくにサッカー選手で着用されているひともいるのです。ちなみに日本代表では本田圭佑選手や香川真司選手、吉田麻也選手なんかが着用していました。ここで勘違いしないために言っておくと、決して「選手に女装癖がある」わけではございません。つまり、着用するだけの理由があって試合で着けているのです。このスポーツブラジャー(通称:デジタルブラジャー)はハイテク機器の1つです。今回はそんなデジタルブラジャーに関する特徴やデジタルブラジャーが作られた背景など様々な側面から紹介していきます。

目次

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サッカーブラの登場

サッカーブラジャー
このサッカーブラジャーが作られた背景にはモントリオール五輪でオーストラリアの金メダルの獲得数が0個だったことが大きく関係しています。金メダルが0個だったことに危機感を抱いた政府によって、1981年にオーストラリアスポーツ研究所(AIS)、また1990年には研究組織として共同リサーチセンター(CRC)が設立されました。そして、そこに在籍していた研究者によって2006年にCatapult(カタパルト)が作られました。
そのCatapult(カタパルト)が2014年にはGPSデバイスで競合のオーストラリアGPSportsを買収し、2016年にはスポーツの映像解析を手がけるアメリカXOS Digital(エクソス・デジタル)、一般向けにGPSデバイスを販売するアイルランドPLAYERTEC(プレイヤーテック)を次々と買収していきました。
このようにCatapult(カタパルト)はスポーツ向けGPSデバイス(サッカーブラジャー)で市場をリードする会社へと成長していきました。
また、現在ではクライアントは、世界1000社以上に拡大し、海外のクラブチームでもバイエルンミュンヘン、レアル・マドリード、チェルシーFC、ナショナルチームではブラジル代表などにも採用されています。

サッカー選手が着用する謎のブラジャーの正体

デジタルブラジャーとは

そもそもデジタルブラジャーってなんなの?という話ですが、「GPS機能付きのチップを背中に装着することで、選手の試合や練習におけるコンディションやデータを科学的な観点から分析できる装置」といえるでしょう。
つまり、選手の走行距離や強度といった測定を可能とし、それによって試合中におけるポジションの修正や、戦術変更を行ったり、選手のコンディションをデータとして蓄積することで、怪我のリスクを軽減することができます。
また、改めてにはなりますが、デジタルブラジャーを利用している海外のクラブチームや選手としては、バイエルンミュンヘン、レアル・マドリード、チェルシーFC、ACミランといったチームが挙げられます。
選手としてはイブラヒモヴィッチ選手が着用していたことは有名ですよね。
それと日本人選手が所属しているクラブチームにも多く採用されており、日本代表の岡崎選手が在籍しているレスター、武藤選手が在籍してるマインツなどでも採用しています。
日本人が所属しているクラブチームにも多く採用されていますね。
Jリーグでも11チームに採用されており、柏レイソルや清水エスパルス、コンサドーレ札幌といったチームが採用しています。

デジタルブラジャーの機能

デジタルブラジャーの機能としては、GPSにより走行距離、心拍数、体への負荷を計測できます。また、磁気センサーを搭載する場合は「方向転換」も検出可能となります。
このような機能によって試合途中のポジション修正や、戦術変更を行う際に役立ちます。また試合後の分析にも大いに役立つでしょう。
それ以外にもデジタルブラジャーを怪我予防の観点からみてみると、デジタルブラジャーにGPSを導入する目的として「怪我のリスクを軽減すること」「試合に向けて選手のコンディションを管理する」ことが挙げられます。
統計データとして、怪我によって試合に出られない選手の合計数が少ないチームの方が、勝利数が多くなるというデータがあります。
そうなると、もし怪我をしてチームから離脱した場合、チームにとっては数十万円から数百万円の損失となります。
しかし、選手がデジタルブラジャーを着用することで、そのような怪我に対するリスクを回避することができます。
デジタルブラジャーのGPSによって選手に関するデータを蓄積することができます。そのデータの平均値に対して、練習や試合でより多くの負荷がかかっているのかなどを分析します。
そして、蓄積、管理していたデータと出場した際のデータを比較することで、現状のコンデションを把握することが可能となり、怪我のリスクも抑えることができるようになります。
また、データに基づく評価基準ができることで、選手のコンディションを適切に管理できるようになります。
また、デジタルブラジャーは今後のスポーツにおいて、GPSデバイスによるトラッキングと映像の解析サービスをワンストップで提供することを目標としております。
このようにプレーの映像とGPSデバイスが取得したデータを一つのシステム上で見ることができれば「どういうプレーにおいて、どの程度のスピードが出ていたか」など、より深いプレー分析とコンディション管理が可能となります。
2016年に買収したアメリカXOS Digital(エクソス・デジタル)は、映像からトラッキングデータやタグ情報(サッカーのゴールなど特定のプレー情報)を取得する技術を持ち、既に米国でアメリカンフットボールなどの競技で使われています。
それ以外のスポーツにおいては「野球」の世界への拡大も目指しています。
野球では、内蔵する加速度/角速度センサーで投球やスイング動作を認識し、投球数、スイング数やそれらの強度を計測し、選手のコンディションを管理することが目的となります。

デジタルブラジャーの価格

本田圭佑選手なども着用しているCatapult(カタパルト)社のOptimEye S5は1台40万ほどとのことです。ちなみにCatapult(カタパルト)社は買取方式とレンタル方式で提供しております。
仮にチームとしてOptimEye S5を3年契約でレンタルする場合、1年間あたり1台15万円ほどとなります。また1チーム約30台必要になるので、チームとして年間500万円程度の費用がかかる計算となります。
一方でCatapult(カタパルト)社が買収したGPSportsは機能性が劣る分、測位はGPSのみで地磁気センサーを内蔵しないためOptimEye S5より安い価格となります。
チームとして年間300万円程度となります。
このように1台あたりの価格が数十万程度と、その値段が高いと感じるひとも多いでしょう。ただ、高いには高いなりの理由があります。
それは大きく分けて3つあります。
1つ目は取得できるデータが2000項目あること、2つ目はソフトウェアの機能が豊富だということ、3つ目はサポート体制が手厚いということです。
実際、怪我によって試合に出られない選手の合計数が少ないチームの方が、勝利数が多くなります。
このような結果から、仮に選手が怪我をして離脱した場合、数十万円から数百万円の損失となります。
なので、システムにお金をかけて怪我のリスクを軽減できることは、むしろチームとしては勝利数も増え、利益が生まれるのです。
余談にはなりますがドイツで活躍している原口選手が着用している2DDebus &Diebold社のデジタルブラジャーの価格は1台540万円ほどとのことです。高いですよね。

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まとめ

サッカーはフィジカルコンタクトが激しいスポーツなので、ちょっとしたことが原因で怪我をしてしまいます。
また一度負ってしまった怪我は繰り返し同じ怪我を誘発しやすいです。
将来有望の選手や好調を維持している多くの選手が、ちょっとしたことでこれからのサッカー人生を台無しにしてしまうのは非常にもったいないことですよね。
そんな中、選手のコンディションをしっかり計測できるデバイスが登場したことは、怪我のリスクを軽減する観点からもかなり大きい進歩です。
それと怪我以外にも、選手の試合における情報を分析することで、戦術変更などにも役立ちます。
このようにスポーツと科学の力を融合することで選手の新たなパフォーマンス向上に役立つことでしょう。
これからサッカー選手のみならず、別の競技にもこのデジタルブラジャーが普及することで、スポーツの垣根を超えた分析が可能になるのではないでしょうか。
2020年の東京五輪なども含めてこれからのスポーツの展望が楽しみですね。

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