バドミントンラケットはヨネックスやミズノなど、様々なスポーツメーカーから発売されており、機能性や軽量性など商品ごとにいろいろな特徴があります。
また、レベルによっても選ぶべき商品に違いがあります。
そのため、初心者の方は特に、ラケットを選ぶ際にどのメーカーの商品を選べば良いのか、迷ってしまうことでしょう。
そこで今回は、Amazon・楽天などの売り上げ上位の商品をご紹介するとともに、「SPOSHIRU編集部が」おすすめするバドミントンラケットをたっぷりとご紹介していきます。
目次

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初心者向けバドミントンラケットの選び方とポイントを紹介

バドミントンのラケット選びは、
- 重量
- ポンド数
- シャフトの剛柔
の3つがポイントです。
まず重量では、初心者は軽いほど扱いやすく、重いほど扱いづらいです。
シャフトは硬いほど、安定感がある代わりに扱いが難しい特徴があります。
反対に、柔らかいほど力の弱い人には扱いやすい傾向があります。
ポンド数は低いほどスピードは遅く、飛距離とコントロールはよくなります。
高いほどスピードは速く、コントロールが難しいです。
小学生にはポンド数が16~18、軽量でシャフトは柔らかいものが適しています。
中学生も重量とシャフトは軽く柔らかいもの、ポンド数が18~22のラケットが一般的です。
高校生や大人、中級者以上となると、力がある人は重くシャフトの硬いもの、ポンド数は20~26が好まれます。
重量
自身がどのようなプレースタイルなのかを把握しているとより選びやすいです。
例えば、軽いラケットは操作性がよく、年配の方や女性でも難なく扱うことができます。
ダブルスでの素早いラケットさばきなどに軽いラケットは向いています。
一方で、重いラケットは威力のあるスマッシュが打ちやすくなります。
パワーのある選手には重いラケットが向いています。
ポンド数
柔らかいシャフトの場合、スイングやショットの際にしなり、それがとても重要なポイントになります。
しなることからシャフトが元に戻ろうとする力が重なり、軽い力でもパワーを伝えることができます。
そのため、柔らかくしなるシャフトは、力が弱い人にも向いています。
逆に力がある人ではしなりすぎてしまい、パワーを伝えきれません。
力のある人は、シャフトが固いものを選ぶようにしましょう。
シャフトの剛柔
手元部分が重かったり先端部分が重かったりと、ラケットによって違います。
トップヘビーなのかトップライトなのかを必ず確認する必要があります。
先端が重ければ、パワーのあるショットを打てますが、素早い操作が難しくなります。
反対に先端が軽いものでは、素早い操作がしやすくなりますが、パワーのあるショットを打つのが大変になります。
初心者におすすめのバドミントンラケットメーカー
ミズノのバドミントンラケットには、よく知られるフォルティウスシリーズをはじめとして7つの種類があります。
素早い振り抜きを可能にするために開発されたルミナソニックシリーズなど種類によって特徴が異なり、競技レベルやレクリエーションレベル、プレースタイルなどによって自身に合ったラケットを選択することが可能です。
また、重量や特徴など機能的な面のほかに、カラーバリエーションやフレームのサイズなど豊富に用意されているため初心者が選びやすいメーカーと言えます。
バドミントンでヨネックスは最もよく知られるメーカーの1つであり、バドミントンをしたことがない人でも一度は見たことがあるメーカーではないでしょうか。
ラインナップは言うまでもなく豊富にあり、レベルやプレースタイルなどによって選択可能です。ナノスピードは安い値段で扱いやすい点がコスパに優れ、初心者におすすめのラケットとされています。
また、アークセイバーはスイートスポットが広く使いやすいため同じく初心者におすすめとなっており、何を選べば良いかわからない場合でもヨネックスのラケットを選んでおけば間違いないといえる点が特徴と言えます。
ウィルソンのバドミントンラケットも国際大会ではよく使われていることから見たことがある人も多いメーカーでしょう。
ウィルソンのラケットは他と比較して価格が高いですが、耐久性を求めるためであれば、ウィルソンでしょう。
特徴によってシリーズがあり、スピードを求める場合はブレイズシリーズを、パワーを求める場合はレコンシリーズを、コントロールを求める場合はフィアースシリーズです。
初心者でもそれぞれの目的やスタイルに合わせてシリーズの選択をすることが可能でわかりやすくなっています。
バドミントンラケットのメーカーとしてはゴーセンも挙げられ、ウィルソン同様にやや価格が高い点や上級者向けが多いというイメージですが、初心者向けのラケットももちろんあります。
ゴーセンのラケットの特徴としてはなんと言っても安定性が高いことが挙げられます。長さや重さなどバランスにおいて独自の開発を続けており、一度使うとゴーセン一択になる人も多いメーカーです。
スピードやパワーなどに特化して極端に振れることなく、バランスの良い安定感がおすすめのポイントです。
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【大人】初心者向けバドミントンラケットの人気おすすめ10選
フレーム | 高弾性グラファイト |
重量 | 80g |
ガットなしの状態で約80gという超軽量タイプのラケットです。フルカーボンを採用しているので折れにくいのが特徴です。また、ラケットの色が好みに合わせて9色から選べるというのも魅力です。
初心者はどうしてもラケットの使い方が雑になってしまいがちです。いきなり高いラケットを選ぶのではなく、安くていいラケットを選んで使いましょう。
フレーム | アルミ |
シャフト | スチール |
競技というよりは娯楽用としてお勧めしたいセット商品です。
とは言っても、ラケットはトップメーカーのヨネックス製ですし、シャトルもしっかりとした造りのもので、お遊びの商品とは一線を画しています。
2本セットの上、シャトルまで附属しているので、すぐ持って公園などでバドミントンが楽しめます!
素材 | 高弾性グラファイト |
全長 | 675mm |
軽量5Uの使いやすいラケットです。
インパクトナビゲーションやモアアシストグリップなど、実戦で役に立つ機能が付いています。さらにクロスフレキシブルフレームで耐久性にも優れています。すぐに試合で使えるモデルです。
さすがにこのクラスとなると値段も張ってきます。初心者を卒業できた、あるいは卒業できそうだというメドがついてから、ラケットはグレードアップしましょう。
※日本バドミントン協会公認モデルです。
サイズ(ラケット大) | 約205x28x660mm |
サイズ(ラケット小) | 約225x28x445mm |
小学校低学年くらいまでの子供と親がバドミントンを楽しむためのセットです。
子供用のラケットは面が広くなっていて、シャトルを打つ楽しさを味わえる仕様となっています。
ラケットの色もカラフルで、子供の興味を引くこと間違いなしです。
このラケットは通電性があるということなので、空模様が怪しいときは使用を控えてください。
重量 | 85g |
推奨張力 | 18~22(lbs) |
中学生から大人のレジャーにもってこいのラケット2本とシャトルのセット商品です。
レジャーだけでなく競技練習用として、トレーニング用としても使えるだけのスペックを持っています。カーボンを使用したフレームなので、変形・歪みなどにも強いのが特徴です。
オールラウンドに使えるラケットセットですので、持っていれば重宝すること間違いなしです!
ラケットの仕様 | 5U(75-79g) |
素材 | カーボンファイバー |
ラケットの素材にカーボンファイバーを使用した5Uモデルになります。とにかく軽いラケットをお探しの方にはぴったりです。
カーボン素材なので、スチール製よりスマッシュを打つときにしなりますので、より強い打球がつてますし、耐久性にも優れている、まさにオールラウンドなラケットと言えます。
素材 | カーボン |
重量 | 83g |
しっかりとした重みのあるラケットで、軽量タイプだと物足りない、という方におすすめしたいモデルです。
どちらかというと、腕力に自信のある、男性がお使いになればしっくりくるラケットと言えます。ただ、男性でもラケットは軽いほうがいい、という方もおられますので、自分のプレースタイルと照らし合わせて、または選択枝の一つとして持っているのもいいでしょう。
素材 | カーボン |
重量 | 83g |
部活やサークルなどで活躍する、軽くて弾きのいいラケットです。
カーボン製なので、初心者から中・上級者の練習用ラケットとしておすすめのモデルです。さらに、バドミントン協会の試験に合格したモデルですので、そのまま試合でも使うことが出来るというのも嬉しい限りです。
こういうラケットはぜひ1本はバックに入れておきたい。そう思わせるモデルです。
サイズ | 675mm |
ウエイト | 77.0±2g/5U |
「タカマツペア」でおなじみの松友美佐紀選手が使用しているモデルです。
世界トップレベルとなると一瞬の判断力とそれをもとにシャトルをコントロールするテクニックが求められます。その松友選手を支えるラケットですから使いやすさについては説明するまでもありません。
強さの中にも全体的にピンクをあしらったラケットの色が松友選手らしくて何とも可愛らしいモデルでもあります。
ヘッドバランス | トップライト |
重量 | 83g |
軽量かつリーズナブルという願ったりかなったりなモデルです。これからバドミントンを始めようという方にぜひおすすめしたい1本です。
初心者にとって、ラケットを振ることすら重労働だったりします。ステップの基本をマスター出来ていないうちはどうしても腕力を頼り、腕だけでラケットを振りがちです。
そこでいくらかでも負担を軽減する意味でも、軽いラケットが必須となります。
ステップをマスターしたころにはラケットも次のレベルへ移行するでしょうが、それまでの相棒として、強くプッシュしたいラケットです。
【高校生】初心者向けバドミントンラケットの人気おすすめ3選
サイズ | 全長:67.4mm、グリップ:G5/81mm |
重量 | 88g |
ヨネックスのマッスルパワー9ロングは、中学生から高校生におすすめのバドミントンラケットです。
値段もリーズナブルで、初心者でもそこそこの性能が欲しい人に向いています。
エアロ+ボックス形状なので空気抵抗が小さく振り抜きも速いうえ、力をため込む特徴があります。
安定性も高く扱いやすい点も魅力です。
シャフトやフレームにカーボン素材を使用しているので、小学生にも持てるほど軽いです。
そのうえ、耐久性としなりがいいので扱いやすいというメリットを持ちます。
サイズ | 675mm |
重量 | 79.0±2g/5U |
再びウィルソンからおすすめする初心者向けラケットは、レコンp3600です。
旧モデルは初心者向けとしては一目置かれていた、P3500で、バランスがイーブンからヘッドヘビーに変更になりました。
バランス以外に大きな変更はほぼありません。
しかし、ヘッドヘビーになったことで重いショットを打てるようになり、よりパワープレイヤー向きになりました。
しなり戻りのスピードが加速するPWERSKINは健在です。
それでいて軽量でもあるので、力の弱い人にも向いています。
サイズ | 4U5G |
素材 | グラファイト |
世界有数の総合スポーツ用品メーカーであるミズノからは、ファーストソニックをおすすめします。
初心者におすすめのエントリーモデルで、薄型フレームが特徴です。
使用素材であるグラファイトはカーボンと同じく炭素で構成されており、ほとんどカーボンに近い黒鉛です。
また、ポンド数は15~22LDSまで対応しているので、筋力に合わせて張ってもよいでしょう。
4U(約80g~85g)と軽い方で、薄型フレームということも相まって振り抜きやすいこともメリットです。
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【中学生】初心者向けバドミントンラケットの人気おすすめ3選
重量 | 96g |
素材 | アルミ |
ウィルソンは前進時代を含めると、創業約105年の超老舗メーカーです。
そのウィルソンからは、中学生向きのバドミントンラケットとしてRAGEをおすすめします。
重量約96gと、小学生時代なら難しかった重さでも、筋力がついてきた中学生なら扱えるでしょう。
もちろん、筋力に自信がなければ80g台のラケットでも問題ありません。
RAGEは張り上がりタイプでポンド数が低めです。小学生向けのラケットと同じくらいの張りなので、スピードは遅い反面よく飛びます。
重量 | 105g |
サイズ | G4 |
ヨネックスのマッスルパワー2はどちらかというと、同じ初心者中学生でも筋力がある人向けです。
というのも、シャフトがスチールなので硬く、重量があります。
さらに、しなりが弱いのでシャトルを少ない力では飛ばせません。
しかし、強く打てれば速いショットを生み出せるでしょう。
もう一つの特徴は、最適な位置でシャトルを打てるスウィートスポットの広さです。
フレーム形状が、ヨネックス製バドミントンラケットの特徴であるアイソメトリックになっています。
重量 | 88g |
サイズ | 3U5・6 |
アークセイバー2iは、初心者向けバドミントンラケットの中では比較的価格の高い部類に入ります。
しかしそれだけに初心者のみならず中級者、高校生にもおすすめの高い性能を持ちます。
アークセイバー2iはカップスタック型カーボンナノチューブ仕様で、シャフトとフレームにカーボンを使用しているだけでは生み出せない、強さ、粘り、しなりが出ることが利点です。
また、ガット数も22ポンドまで上げたり、グリップサイズを5か6に選べたりと、成長期の中学生におすすめの仕様になっています。
【小学生】初心者向けバドミントンラケットの人気おすすめ3選
重量 | 95g |
サイズ | 675mm |
小学生におすすめ1つ目は、バドミントンラケットの定番メーカー、パシフィックのアタック2です。
小学生だけでなく中学生にも通用するスペックを持っています。
パシフィックのアタック2の特徴は、アルミ強化フレームと、高弾性カーボンシャフトです。
アルミ強化フレームの衝撃耐性の高さは、まだ力も弱く、ラケットを落としがちな小学生にぴったりです。
また、高弾性カーボンシャフトの反発力も、扱いに慣れていない初心者小学生をサポートします。
しなり戻りが速いので、力が弱くてもよく飛んでくれます。
重量 | 105g |
サイズ | 664mm |
こちらも定番メーカーのヨネックスから、B4000をおすすめします。
B4000でまず目を引く点は、価格が安いことです。
1000円台と大変魅力的な価格で、予備にもう1本購入してもいいくらいです。
ほか2つのラケットより性能は落ちるので、レジャー向きの初心者用モデルです。
とはいえ、バドミントンを始めたばかりの小学生に高性能なラケットは逆に扱いづらいので、筋力的にも技術的にも相応のラケットでもあります。
小学生は成長期で何かと買い替えが激しいので、節約にもおすすめの1本です。
重量 | 88g |
サイズ | 3U5 |
創業約48年の老舗テニス用品メーカーであるプリンスは、バドミントンラケットでも人気があります。
その中でもパワー 4000Vは、初心者小学生におすすめの1振りです。
シャフトが柔らかくてしなりがあるので、力が弱くてもシャトルの飛距離を稼げます。
また、バランスポイントはヘビーながらも振り抜きがよく、小学生でも扱いやすくなっています。
素材はアルミとカーボン両方を使用しているため、アルミラケットより性能を上げつつもコストを抑えています。
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バドミントンラケットの手入れの仕方
歪みや変形、ひびが入っていないか確認をしましょう。
歪み、変形等があるとプレー中に怪我をしてしまうことがあるので、使用した後は必ず確認しましょう。
また、汚れなどがついていることもあるので、綺麗な布で乾拭き、または水拭き(よく絞った状態)をしましょう。
常に強い力で引っ張られているので、プレイ頻度に関係なく傷んでいきます。
そのため、定期的に張り替えることが大切です。
シャトルの飛びが悪くなったり打球音が鈍くなったりなど、いつもと違うと感じたら張り替えましょう。
傷んでくると、ストリングが切れたりすることがあります。
グロメットが傷んでいるのがわかれば、ストリングの交換時に一緒に交換することが大切です。
汚れてくると滑りやすくなり、ラケットに力が伝わりません。
そのため、テープがずれていたり、変色してきた場合はすぐに新しいものに巻き直すようにしましょう。
ぐらついていたらグリップを外して打ち直します。
その際には、以前に釘を打った場所を避けて打ち直すことが大切です。
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まとめ
バドミントンをプレーする際には、ラケットはとても重要な役割があり、自分の腕の延長としてイメージ通りに動かすことができることが大切です。
そのためには、選ぶ際のポイントをしっかりと把握して、自分のプレイスタイル合ったものを見つけることが大切です。
これからバドミントンを始める人の場合には、まだプレイスタイルが確立されていないので、オールラウンドに扱えるものを選ぶことも選択肢の一つです。